賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

あなたは多様な人間ですか?それとも同質な人間ですか?~鳩の多様性~

「今の時代は多様性が大事だよね~」

「多様性がなければこれからの時代は生きられない!」

 

 

近年「多様性」という言葉が、

巷(ちまた)やSNSを通して多く飛び交っている。

そう、グローバル世界を経験した我々は

社会の様々な面を見てきたのだ。

 

そうして「個人主義」が台頭してきた

2010年代では、特にこの「多様性」に

着目した考えを持つ人が増えてきている。

 

 

職業を見れば、それは一目瞭然なはずだ。

 

前近代は「終身雇用」が絶対という観念があったので

なにか一つの道での「プロフェッショナル」が

共通観念としてあり、それ以外に何か

仕事をするということはほとんどなかった。

 

しかし近代では終身雇用体制は崩れ去り、

企業に務めながら違う職を持つ

マルチ・ワーカー」が増えてきた。

 

それは芸能人を見ていても気づけるだろうし、

何よりも副業可の企業が増えたことが

一番の要因だろう。

 

 

しかし、どうも「多様性」に関して

間違った解釈をしている人は多い。

 

 

本記事の主題は、ここにある。

 

詳しくは、本論で話していく。

 

 

 

1. 多様性とは

 

 

そもそも「多様性」を考えるに当たり、

「何においての多様性か」を

考える必要がある。

 

 

例えばダーウィンの『種の起源』のように

「生物の多様性」なのか、

それとも人間社会においての

「生き方の多様性」なのか。

 

 

「〇〇の多様性」といったように

ダイバーシティ(多様性)」を論じるためには

その前提として「ユニバーシティ(万物性)」を

定義する必要がある。

 

 

今回の例で言えば「〇〇」の部分、

つまり「生物」「生き方」の部分が

「ユニバーシティ」に値する。

 

 

「多様性」を考える以上は、

何にフォーカスしているのかという

「万物」の部分を無視してはいけない。

 

 

 

2. 生物の多様性

 

 

先ほど例に出した『種の起源

 

ダーウィンのこの著書の中には、

ある鳥類がよく例として出される。

 

 

 

その鳥とは「」だ。

https://fr.cdn.v5.futura-sciences.com/buildsv6/images/wide1920/7/d/7/7d7e7fc68d_113437_intelligence-pigeon.jpg より引用) 

 

彼によると、鳩には個体差があり

同じフォルムをしていても

各々模様が違っており、

同じ模様はないらしい。

 

 

(偶然にも僕はこの鳩が大好きで、

インスタグラムには日々見つけた

鳩の写真を乗っけて投稿している)

 

 

人間も同様で、ほとんどの個体には

 

頭があり

腕が二本あり

足が二本ある

 

なぜかはわからないが

基本的にこのデフォルトで決まっている。

 

 

 

 

すべてダイバーシティは、

ユニバーシティの中に存在する。

 

 

そして人間であれば、必ず 

 

・性別・・・男性、女性など

・人種1・・・アメリカ人、フランス人など

・人種2・・・白人、黄色人種など

・髪色・・茶髪、黒髪など

 

のいずれかに該当する。

 

 

 

3. 多様性の議論

 

 

このように物事を定義する上では、

必ず分類というのがなされる。

 

(そもそもこの「分類」のために

人間はコミュニケーションツールの

一つである「言葉」を使っている)

 

 

そして近代の多くの人が使う

ダイバーシティ」は、

基本的には以下である。

 =======

・地球に住んでいる

・人間という生物であり

・極東日本に住む

・日本人

 =======

 

ダイバーシティを語る上で

暗黙知(前提)としてこの

4項目が存在している。

 

これをわかった上で

議論を交わしているわけである。

 

 

多様性の議論をするにあたって

この前提条件を忘れては

まさに「会議は踊る、されど進まず」

になりかねない。

 

 

 

4. 日本人の多様性

 

 

多くの多様性論者が思うことは

「日本人に多様性はあるか」

というところだろう。

 

 

結論から言うと、日本人に多様性はない

むしろ、排他性のほうが強い。

 

 

日本人は、先程の定義の4項目に属さない人を

何故か寄せ付けようとしないのだ。

 

これが「日本人は排他的である」と

考えられる所以(ゆえん)である。

 

 

ちなみに日本人というダイバーシティ

地球というユニバーシティにおいて

突出しているのは「共感力」「同調力」である。

 

 

偶然か必然かはわからないが、

多様は一番遠い存在であるということがわかる。

 

 

特にわかり易い例は「教育」だろう。

全小中学生は一律な教育を受けている。

 

日本の近代教育は、個々人に対しての最適解よりも

最大公約数的な教育をしてきた結果、

限界費用は下がってはいるが

共感性が増しダイバースから遠ざかっている。

 

 

もし多様なのであれば、

生徒一人ひとりにあった

教育カリキュラムを組んで

そして勉強していくはずである。

 

(ITがそのソリューションを担う

可能性があると指摘している人もいる)

 

 

つまり日本教育は

非常に合理的になっている一方で、

多様性が必要な社会には

大きな弊害になってしまっている

ということだ。

 

 

しかも特に悪なのは

ダイバーシティ」に関する議論も

「共感前提」で行われている点だ。

 

 

最近はその共感を「いいね」という

指数で管理することができ、

多くの人が何に興味を持っているのか

という「トレンド」がわかってしまう。

 

日本人の特徴

「共感前提のコミュニケーション」

の発揮だ。

 

 

もしあなたの周りにいいねを欲しがるやつがれば

いいねをくれてやったあと、こう言ってやればいい。

 

 

「この、いいね厨」

 

 

多様性が必要な社会にとって

おそらくそういう存在は弊害となる。

 

そしていいねを欲しがる人が

インフルエンサーになれば変な

影響力を持ち始めてより

多様化への移行が難しくなる。

 

 

 

最後に

 

 

ここに綴った内容は、少し主観的だったかもしれない。

 

しかしもしあなたが「多様性」の持ち主であれば

ぼくという個体の主張とあなたという個体の主張の

何が一緒で何が違うのか

ということがわかるはずだ。

 

 

ただ、僕の場合は「多様性」の主張ではなく

「多様性の前提」の主張をしているわけで

そもそも同じユニバーシティにいないかもしれない。

 

 

多様性を論じる上で最も大切なのは「前提条件」だ。

 

 

企業であれば「ビジョン」

 

同じビジョンを持った者のうち、考え方に差異ができたとき

その時初めて「ダイバーシティ」は生まれる。

 

ダイバーシティは、言い換えれば「差異」のことだ。

 

 

色でいえば、白と黒、赤と青

これらにはすべて差異がある。

なぜなら「色」という前提条件があるからだ。

 

しかし、これが「白と人間」となった瞬間

差異は生じなくなる。 

なぜなら、比べるもの(共通項)がわからないからだ。

 

 

 

ちなみに、日本人は共感能力が高いと説明したが、

共感能力が高い人ほど「ネガティブ」である事がわかっている。

 

 

特に「痛みへの共感」は、日本であれば狩猟時代から

遺伝的に備わっている。

 

 

例えば「村」という集合体の中で

なにか悪事を働いた子どもに対して

処刑をしているシーンを見れば、

そこのいる村人には「痛み」が共有される。

そして主は、そんな村人に対して

「こうなりたくなければ言うことを聞け!」と

脅迫するだろう。

 

もちろん、このシーンには

ダイバーシティなど存在しない。

 

 

しかし、こう見ていると

昔の村制度と今の日本企業とが

類似して見えてしまう。

 

 

もしかすると、日本企業は…

あなたの敵は誰で、味方は誰?〜嫌いと好き〜

「あの人は私の味方。

でもあの人は、私の敵。」



昔からある『敵味方論』 




日常では「誰が好きで、誰が嫌いか」

そんなところから敵味方論は始まる。




そこで、今一度考えるべきこと



それは、、


「敵か味方か」を誰が判断しているか


ということだ。





無論、それは自分に決まっている。





A君に対して敵意を抱くのか

それとも仲間意識を抱くのかは


A君次第ではなく、自分次第なのだ。




「あの人は〇〇だから嫌い」

という人がたまにいるが、


それは、その人を嫌いになる

理由付けをしているだけに過ぎない。




例えば


「どういう仕事はしたくない?」

という質問に対して、大学生のt君が


「営業職」

と答えたとしよう。



そしてその理由を探るべく


「なんで営業は嫌なの?」

と追及して聞くと


「キツそうだから」

と答える。



この状況をイメージしたあなたは

もうおそらくわかっているだろうが


t君が営業職を嫌っている理由は

あまりにも不明確である。



なぜなら、やったこともないくせに

想像やイメージで毛嫌いしているのだから。



そして最も勿体ないと感じることは

営業職に就くことによって学べることを

全く学ばずに社会を生きることに

なりかねない、という「機会損失」が

生まれてしまうことだ。




ちなみにこの「t君」とは

僕のことである。(とーまの頭文字)




当時の僕の営業職のイメージは

「数字に追われ、残業が毎日続き、

したくもない会話を振らなくてはならず、

出たくもない飲み会に出なくてはならず、

暑い日も寒い日も外を駆け回らなければ

ならない、最悪の仕事」


というのが、当時の僕の営業職への

イメージだった。




そして実際、ここにあるイメージは

99%当たっていた。



たまたまこの時のイメージは当たっていた。


だが、イメージの外側にあったこともある。



そう、


「考えてもみなかったいい面があった」


のだ。



要するに、


たしかに悪い面は想像通りだったが

良い面は予想外だったということだ。




『敵味方論』で言うと、


嫌いだと思ってた奴が

意外な一面を見せて

良い奴に見えたりするのと同じだ。



「ヤンキーのゴミ拾い」

と言えば分かりやすいか。




ここからわかることは、

「人間とは、ネガティブな面ばかり見て

ポジティブな面を見損なっている」

ということだ。



これは著書『ファクトフルネス』でも

証明されていたことでもある。




人間はしばしば、自身の勝手な

線引き(イメージ)のせいで、

せっかくの良い面が見られる

その機会を損失してしまうのだ。




目の前にある事柄・事象・事実に対して、

ポジティブさを感じるのか

ネガティブさを感じるのかは



すべて自分次第だ。




ちなみに僕は、死ぬほどポジティブだ。


そしてその理由は、つい最近わかった。



それは

「嫌い・苦手・できない」ことに

首を突っ込んできたからだ。



国語が苦手だった高校時代。

現代文の点数が足を引っ張って

国公立の一次試験に落ちた。


それで余計に現代文が嫌いになった。



だけど僕は、大学に入ってからこれまで

150冊以上の本を読んだ。


本を読んで、

色々な人の考え方があることを知ったし、

結局何が言いたいのかという

自分に一番足りてなかった要約力もついた。



全ては「改善したい」という

上昇志向からきたものだ。




メタルバンドもそう。


大学に入ってボーカルをやろうと決めていて

ある時メタルバンドのサークルに顔を出して

ライブを聴いた。




雑音だった。


何か楽しいのかわからなかった。




でも、だから僕はあえて入った。



なぜ彼らはメタルに惹かれ、

メタルを演奏しているのかを知りたかった。


そして嫌いだったメタルというジャンルで

デスボイスを習得し、4オクターブ出せる

くらいにまでなった。



自分が嫌いと思っているものを

好きな人がいる。


その理由を、真実を知りたかった。





だからおそらく、


今やっている「営業」という仕事も

現代文やメタルと同じように


嫌いというイメージから

好きという事実に

変わっていくような気がする。



「ポジティブとは、

ネガティブな面からプラスを引き出す力」

だと僕は人生を通して感じた。





敵や味方

好きや嫌い


というイメージは、機会損失になる。



なぜなら、イメージは体験や経験によって

いくらでもくつがえるから。



好きと思おうが嫌いと思おうが

それは自分の勝手だが、


好きなイメージのあることだけを

続けていては、おそらく

嫌いという現実になることだけが増え

結果的に好きなイメージを持つものが

なくなる。



恋愛なんかがそうだ。



取っ替え引っ替え、

パートナーと付き合って別れる人は

相手のネガティブな面しか見えていない。



自分の理想だけを追い続けて

相手のポジティブな面より

ネガティブな面に強く反応を示す。




だから関係は長く続かないし、

結局自分の理想が間違いだと

40代になって気づくだろうから

将来的に幸せにはなれない。




イメージは

他人の真実を壊し

自分の真実をも壊す




だから「好き嫌い」で

物事を判断するな。



そこで判断するのは勿体ないから

「なぜ好きなのか、嫌いなのか」と


もう一歩踏み込んで考えてみてほしい。




そうすれば、


世界は自分がイメージしていたよりも

ずっと広い現実なものと感じるだろう。



新卒離職率が3割になる本当の理由~〇〇の無能さ~

 

 

現在の大学新卒市場を見てみると、

3年以内に離職している人の数は

平均3割と言われている。

 

 

おおよそではあるが

1,2年目に辞める人が11~12%

3年目に辞める人が8~9%とされている。

 

そして就職してから4年目に入ると

離職の割合は5%くらいにまで下がる。

 

キャリアアップの予兆を感じ

昇進・昇格の可能性が増えるからだろうか。

 

 

 

新卒の3年以内離職率30%

近年になって現れた問題だと受け取られがちだが、

21世紀に入ってからのデータを見ると

離職率の変化はさほど大きくない。

厚生労働省の資料>

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000140596.pdf

 

 

つまりは、離職率だけで見ると

さほど昔も今も変わっていないということだ。

 

 

では、一体何が変わったせいで

新卒の離職率を問題視しているのだろうか。

 

 

 

 

 

1.人口減少

 

人口減少は日本の喫緊の課題になっている。

 

何故かと言うと、

資本主義世界では

人口増減と経済成長には

相関があるからだ。

 

 

インドや中国、東南アジアの経済が

急激に成長している背景には

人口の爆圧的増加が関係している。

 

逆にヨーロッパや日本は

人口が増えず経済的に低迷しているため

その補完をしようと

移民を受け入れているのである。

 

 

つまり、移民を受け入れている理由を探ると

「人口減少による経済的低迷」

というところに行き着くのだ。

 

 

そして場面を日本企業に戻すと、

人口減少している社会において

新卒の定着率は企業の成長率に

非常に密接に関係してくる。

 

加えて20年前との違いは、

「手を動かす」から「頭を使う」に

大きくシフトしてきている。

 

 

この「頭を使える」人材をいかに見つけ出し

企業のビジョンと個人のビジョンを結びつけ

入社前後のギャップを解消するかが

企業の採用においては重要になってくる。

 

 

ただ、これがうまくいっていないから

人口減少している現在も

離職率の低下が抑制できていないのだろう。

 

 

 

 

2.採用方法

 

離職率の高さは

間違いなく企業の採用方法が

機能していないことから説明がつく。

 

 

離職率が下らない理由は、

昔も今も、企業が採用に際して

学生からのアプローチを待っているからだ。

 

もちろん「主体性」という部分を

見ているのかもしれないが

それは企業側だって同じだろう。

 

 

つまり「企業側の採用に主体性がないこと」が

離職率を止められていない理由だ。

 

 

例えば、ゲーム会社を想像してほしい。

DQを生み出している会社が

ゲームの作成に関わった人材を欲しがっていたとしよう。

 

もちろんネームバリューがあるから

じっとしていても応募は絶えないだろう。

 

しかし、企業側から

ゲームの制作に携わっていた学生を見つけ出し

採用面接に来てもらうということはあるだろうか。

 

もしかしたら一定数あるだろうが

ほぼほぼその可能性はないと考えたほうが良いだろう。

 

ちなみに僕もここに応募したことがあり、

選考にあたっての質問の欄に

「ゲームを作ったことはありますか?」

という区分があったから、そこからも

ある程度説明がつく。

 

ある人だけを厳選していれば

このような質問項目はないはずだ。

 

 

まとめると、

日本の離職率が下らない理由は

企業側が学生からのアプローチを

待っているところにある。

 

 

要するに、企業の

採用担当の営業力に問題があるのだ。

 

 

指示待ち人間なのは若者だけか?

あなた達も学生を待っているではないか!

 

 

 

3.SNS年代

 

 

「いいねがもらえて嬉しい!」

「沢山の人に認められている!」

 

そういった「承認欲求」を

求めている人は急増している。

 

 

スマートフォンが普及する以前は

リアルだけでしか誰かに

認められることはなかった。

 

 

しかし現代はスマホを通して

誰にでも出会えるようになった。

 

そしてリアルで出会ってなくとも

言葉をかわしコミュニケーションを取り

関係性を構築していけるようになった。

 

 

ただ、もしかしたらこれが

就職や離職に大きな影響を

もたらしている可能性がある。

 

 

つまり、ネットで成り上がるほうが

企業で昇進するよりも楽なのだ。 

 

 

 

Twitterを見ていて

ツイート内容やプロフィールで

「権威マウント」を取る人はたくさんいる。

 

 

「年収〇〇万円」

「年商〇〇万円」

「大企業〇〇社から内定獲得」

「新卒一年目で○○トップ」

 

 

実績という権威を持って

マウントを取るのは良いが、

結局これが本当なのかどうかを

証明することは文面からでは不可能だ。

 

 

実際、就職活動においても

これと同様なことが起こりうる。

 

 

「〇〇大学在籍」

「△△大会1位」

「□□賞受賞」

 

もちろんこういった権威は

周りの学生よりも自分を優位に立たせる

素晴らしい功績だ。

 

しかし、これだけを見て

採用側が判断するわけではない。

 

 

結局は、

 =========

・そこから何を学んだか

・何が身についたか

・なぜそういう結果に結びついたのか

 =========

そういった、その人の人間力の部分が評価される。

 

 

 

しかし、現在の就職市場を見ると

この人間力がなくなっているのではないかと思う。

 

 

承認欲求の強い現代人に

「なぜいいねがほしいのか」という質問をしても

大抵の回答は集約され

その人個人の人間力

ほぼほぼ見られないはずだ。

 

 

単発的な欲求を求める人には

眼の前のことしか見えていない。

 

 

もしかしたら今の若者は

自分の未来に興味が無いのかもしれない。

 

 

5年10年かけて

企業でのポストを上げていくよりも、

1年2年の短い期間に

ネット界隈で欲求を満たしていくほうが

今の若者にとって重要なのだ。

 

 

世界や日本が不安定な近年、

社会観念に囚われた生き方をするよりも

今を楽しんだほうがいい

という考え方をする人は多くなっている。

 

 

 

「個人の芸能人化」

 

これが現代のトレンドだ。

 

 

このトレンドで成り上がれば

学歴は関係ないし

実績次第では良い企業に入れる

可能性は十分にある。

 

 

「半学歴主義」的なところから

インフルエンサーは始まっている。

 

 

それならそこで短期的に成り上がって

就職活動のときに周りを実績で圧倒し

自分の求める仕事につけばいい。

 

 

もっとも、そんな自由人を

頭の固い採用担当が受け入れるかは

わからない。

 

わからないが、人脈によっては

ヘッドハンティングされる可能性だってある。

 

 

 

つまり、若者が取るべき道は2つ

 =========

就職して5~10年かけて成り上がる

インフルエンサー活動を通してヘッドハントされる

 =========

 

自分の「~たい」が

個人的社会的な利益にならなければ

それはただの自己満足だし

市場評価ではなく自己評価という

それこそ低レベルな承認欲求に終わる。

 

 

 

 

まとめ

 

 

この内容は「僕が新卒3ヶ月で転職しよう」と考え

実際に転職活動に移る上で

自分のキャリアを考えて

一旦保留にしたところから見えてきた視点だ。

 

 

日本の新卒離職率は現状3割となっているが、

ちなみにフランス人は

「お金ができたらやめる」

「なくなったら仕事を始める」

というワークライフスタイルを取っている。

 

僕のいとこが昨年フランス人と結婚をし

そこから仕入れた情報だから間違いない。

 

 

だから正直、問題は数字の面ではない。

 

現に離職率3割はここ数年に限ったことではない。

 

この問題に対して哲学していった結果、

たどり着いたところは「人口減少」だった。

 

 

いまの政府もこの問題に対して

早急に対策を講じようと

保育無償化などを先日制作化している。

 

 

それほどまでに、経済と人口の関係は

密接にあるのだと今一度認識してほしい。

 

 

そして一番伝えたいのは

「簡単に転職したいと思うな」

というところだ。

 

 

本当にきつくて、ブラックで

体型が変わってしまうほどの

労働環境にいたのであれば

おそらくその人は

「転職したい」と思う前に

「辞めている」はずだ。

 

 

僕は実際そうではなかったし

自分のやりたいことだけを

やろうとしていた。

 

その浅はかさをこの1週間で知ったし、

転職が「何一つ自分のためにならない」

ということを肌で感じた。

 

だからここに綴っている。

 

 

未来をどう構築するかは自分次第だが

今の自分の「~たい」からの未来設計ではなく

しっかりと未来のビジョンから逆算して

「その達成のために今やるべきこと」

を考えたほうが合理的だ。

 

「コーヒーは危険?それとも最強?」~1日のパフォーマンスを上げたいなら~

朝を見直すこと

それは一日を見直すことになり

人生を見直すことになる

 

 

 

 

 

あーーーーっす!

(おはようございます!)

 

 

 

一人カラオケマンのとーまです。

 

 

 

あなたは日々、生活の改善をしようと悪戦苦闘していますか?

 

僕はしています。

 

 

青汁を飲み始めたり

豆乳を飲み始めたり

お菓子をやめたり

揚げ物をやめたり

サプリを飲んだり

 

この他にも色々やりましたね。。

 

 

 

僕が生活習慣の改善を初めたのは、

大学1年のときでした。

 

 

その頃の僕は

日々漫然と過ごす自分に嫌気が差し

「一つ一つにこだわりを持って生きたい」

という一心で、生活を一新しました。

 

 

しかし、振り返ってみると

それらは不毛とまでは言いませんが

たったひとつの飲料を摂るだけで変われたと思うと、

かなり遠回りしたな~と思ってしまいますねw

 

 

 

 

 

たったひとつの飲料

 

 

 

 

 

 

それはコーヒーです!!

©iStock.com

 (引用:https://bunshun.jp/articles/photo/5089?pn=1

 

 

僕はこの事実を知ったとき

非常に衝撃的でした。

 

 

だってコーヒーは発がん性物質を含む

「危険な飲み物」だと聞いていたからです。

 

 

しかし、脳科学の本やメンタルの本、ダイエットの本など

様々な本で「最強のコーヒー」が証明されていました。

 

 

 

 

僕が知ってるだけでも、

コーヒーの効用7つあります。

 

 

①「ダイエットに効く」

←抗酸化物質(ポリフェノール)を多く含む

(善玉菌の生成)

ドレスを試着するとダイエットも本気になれる!

(引用:https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20171219

 

 

②「集中力が上がる」

ポリフェノールによる善玉腸内細菌の生成

(腸内環境の安定)

「集中力」の画像検索結果

 (引用:https://oyakudachinet.com/2018/12/03/post-1657/

 

 

③「記憶力が上がる」

ポリフェノールによる善玉腸内細菌の生成

(腸内環境の安定)

記憶する速度を速めるための5つの方法

 (引用:https://www.lifehacker.jp/2015/11/151127_5ways_memorize.html

 

 

④「パフォーマンスが高まる」

ポリフェノールによる善玉腸内細菌の生成

(腸内環境の安定)

 

 (引用:https://www.njg.co.jp/post-19720/

 

 

⑤「脳内炎症を防ぐ」

←カフェインの摂取による

 

 

⑥「認知機能衰えの軽減」

←カフェインの摂取による

 

 

⑦「アルツハイマー病の発症リスクの低下」

←カフェインの摂取による

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

コーヒーを飲むだけ

これだけの効用が得られるなんて

信じがたいですよね?

 

 

僕も初めはそうでした。

 

 

けれどこの効用は科学的に証明されているので

飲む価値しかないと思いました。

 

 

そうして僕は、

飲めなかったブラックコーヒーを

飲めるようにトレーニングしました。

 

 

また卒業研究のとき

偶然にも「フェアトレード」を研究したおかげもあって

様々な国の味のコーヒーを飲む機会がありました。

 

 

そうした機会を経て

今はフェアトレードタウンを運営していますし

その中でコーヒーの研究家にも出会えました。

 

 

 

彼が言うには、

コーヒーの価格は「1g=1~2円」

だそうです。

 

 

これ以上の価格で売られているコーヒー豆は

ボッタクリと言って良いそうです。

 

 

「では、僕らはどこでコーヒー豆を買えばいいんですか?」

僕は彼にそう聞くと、彼は

「カルディで買えば間違いない」

と答えました。

「カルディ」コーヒー「タダ飲み」目当て、買い物する気ゼロ…法的に問題ない?

 

 

 

そして、皆さんにひとつ忠告

しておきたいことがあります。

 

 

 

コーヒー豆を選ぶ上で、

基本的かつ重要なことです。

 

 

①    安いコーヒー豆は質も悪く、カビている豆の割合が高い

②    ブレンド豆はカビている豆が混ざる可能性が高い

 

 

カビた豆でも得られる効用は変わりませんが、

長期的な摂取を見据えると

悪性が蓄積されてしまいます。

(もしかしたら、これが発ガン性物質なのかも?)

 

 

これらの基本を抑えた上での解決策は、

 

①    中南米の特定の生産地の豆を選ぶ

②    質を重視したいのならフェアトレードのコーヒー豆

国際フェアトレード認証ラベル

(引用:https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/intl_license.php) 

 

 

 

これであなたは、

コーヒー豆を完璧に見分ける目を養えました!!

 

 

 

それはつまり、

朝を制するようになったとも言えます。

 

 

冒頭にも書きましたが

「朝を制するものは、一日を制します」

 

 

個人がパフォーマンスを高めれば

社会に貢献できるモノ・コトも増え

日本や世界はより良くなっていくはずです。

 

 

バタフライ効果

 

 

 

「小さな事象も、大きな結果を生む」

 

 

 

僕はそう信じています。

 

 

 

 

共に世界を良くしていきましょう!!

ジレンマゲーム「無一文の相手に、あなたなら何円出せますか?」

二者間に強い信頼関係があれば

たとえ自分に利益がなくても

無一文の相手に全額出せるはず。

 

 

 

あーーーーーっす!!

(おはようございます)

 

 

(さあ皆さんで!)

「あーーーーーっす!!!!(呼応するようにw)」

 

 

 

お久しぶりです。

 

とーまです。

 

 

 

 

平成、とうとう終わってしまいますね。。

 

 

けれど、平成が終わるということは、

また令和が始まることも意味します。

 

 

 

 

さて、この重要な時期に

僕はこんな題材を持ってきました。

 

 

 

ジレンマゲーム


(引用:https://ferret-plus.com/5864

 

 

これは、二者間で行うゲームです。

 

そしてこれは、現実的であれ想像的であれ

あなたのその人への信頼度がわかる心理ゲームです。

 

 

 

思い描く人は、誰でも構いません。

 

 

あなたの友達でも、あなたの恋人でも

あなたの上司でも、あなたの家族でも

自分磨き

 (引用:https://machicon.jp/ivery/column/40537

 

 

 

 

ここで、ジレンマゲームの設定をお伝えします。

 

<前提条件>

・あなたは2万円持っています。

・相手は1円も持っていません。

(その人がカード主義な人だとか、ひねくれた考えは捨ててくださいw)

 

 

①あなたは、その人にX円(0~20000円)渡します。

(全額渡さなくても、全額渡しても構いません。もちろん1001円でもOKです。)

②相手は、あなたに出された額の3倍のお金を手にします。(3X円)

③相手は、手にしたお金(3X円)のうちY円(X~3X円)を、あなたに渡します。

(もちろん全額渡しても全額渡さなくても構いません。)

④ ①~③の手順を10回行います。

 

 

最も合理的にお金を増やす方法は、

あなたも相手も全額出し続けることです。

しかしこの方法は、

互いに信頼度が強くないとできません。

 

 

 

さて、

ここであなたに質問です。

 

 

あなたはあなたが設定した相手に

最初いくら渡しましたか?

 

 

 

この心理実験で、あなたがその人を

どれだけ信頼しているのかがわかります。

 

 

もし仮に信頼度がければ、

あなたは「全額」を無一文の相手に渡したでしょう。

 

 

逆に「1円も渡さなかった」のであれば、

あなたはその人を全く信頼していないのでしょう。

 

 

 

 

これ、面白い実験じゃないですか??

 

 

 

 

 

これから世界は「信用経済」になろうとしています。

 

 

その中であなたは、誰かに信用されなければなりません。

 

 

 

だからあなたは

 

ツイッターをやり、

ブログをやり、

動画を取り、

 

自分の個性を発信して

誰かから信用を得ようとしているはずです。

(引用:http://sagasummit.hatenablog.com/entry/2017/12/16/222828

 

 

けれど、特に資本主義の日本人たちは

物事を二極に分別し盲目になりがちです。

 

→詳しくはこちら!

「ファクトフルネス④~第一の本能:分断本能~」

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126977851262

 

 

近年盛り上がりの絶えない「インフルエンサー

 

 

インフルエンサーと呼ばれる「影響力を持つ者」

になろうと必死な彼らは、

裏を返せば

自分が誰を信用しているのかわからなくなっているはずです。

 

 

信用できるのは、友達ですか?

信用できるのは、恋人ですか?

信用できるのは、上司ですか?

信用できるのは、家族ですか?

 

 

その答えは、各々違ってくると思います。

 

 

僕は、対人すれば大体の相手は信用します。

現実に有機物として存在していることが

自分の目を経験を持って証明できるからです。

 

 

しかし、僕のような考え方・価値観を持っている人は

危険です!!

 

 

 

僕はそうやって人を信用しすぎたあまり、 

 約80万円を詐欺られました。

 

 

それらは、

友達であり、後輩であり、年上であります。

 

 

今の僕は、人を何を持って信頼するのか

哲学的に考え始めているところです。

 

 

そんな中で、僕はこのブログをここまで執筆しています。

 

 

 

 

 

 

平成から令和への転換期である今日

 

 

一番大事なのは「信用されること」よりも

「自分が誰を信頼しているかに気づくこと」です。

 

 

これを身をもって体現しました。

 

 

しつこいようですが、忠告しておきます。

 

 

詐欺師はどこにいるかわかりません。

 

 

詐欺師は若者の向上心と活きの良さを狙って

人を不幸の道に叩き落とします。

 

 

資本主義の末路です。

 

 

だから、

弊ブログをここまで読んでくれているあなたには

そうなってほしくない。

 

 

もしあなたが「この人信用しても大丈夫かなぁ」と思ったときは

この「ジレンマゲーム」を思い出してみてください。

 

 

 

 

この考え方は 

あなたの人生全てに役立つ「はず」です。

 

 

 

いや、、、

 

 

 

 

役立ち「ます」!!!

ジレンマゲーム「無一文の相手に、あなたなら何円出せますか?」

二者間に強い信頼関係があれば

たとえ自分に利益がなくても

無一文の相手に全額出せるはず。

 

 

 

あーーーーーっす!!

(おはようございます)

 

 

(さあ皆さんで!)

「あーーーーーっす!!!!(呼応するようにw)」

 

 

 

お久しぶりです。

 

とーまです。

 

 

 

 

平成、とうとう終わってしまいますね。。

 

 

けれど、平成が終わるということは、

また令和が始まることも意味します。

 

 

 

 

さて、この重要な時期に

僕はこんな題材を持ってきました。

 

 

 

ジレンマゲーム


(引用:https://ferret-plus.com/5864

 

 

これは、二者間で行うゲームです。

 

そしてこれは、現実的であれ想像的であれ

あなたのその人への信頼度がわかる心理ゲームです。

 

 

 

思い描く人は、誰でも構いません。

 

 

あなたの友達でも、あなたの恋人でも

あなたの上司でも、あなたの家族でも

自分磨き

 (引用:https://machicon.jp/ivery/column/40537

 

 

 

 

ここで、ジレンマゲームの設定をお伝えします。

 

<前提条件>

・あなたは2万円持っています。

・相手は1円も持っていません。

(その人がカード主義な人だとか、ひねくれた考えは捨ててくださいw)

 

 

①あなたは、その人にX円(0~20000円)渡します。

(全額渡さなくても、全額渡しても構いません。もちろん1001円でもOKです。)

②相手は、あなたに出された額の3倍のお金を手にします。(3X円)

③相手は、手にしたお金(3X円)のうちY円(X~3X円)を、あなたに渡します。

(もちろん全額渡しても全額渡さなくても構いません。)

④ ①~③の手順を10回行います。

 

 

最も合理的にお金を増やす方法は、

あなたも相手も全額出し続けることです。

しかしこの方法は、

互いに信頼度が強くないとできません。

 

 

 

さて、

ここであなたに質問です。

 

 

あなたはあなたが設定した相手に

最初いくら渡しましたか?

 

 

 

この心理実験で、あなたがその人を

どれだけ信頼しているのかがわかります。

 

 

もし仮に信頼度がければ、

あなたは「全額」を無一文の相手に渡したでしょう。

 

 

逆に「1円も渡さなかった」のであれば、

あなたはその人を全く信頼していないのでしょう。

 

 

 

 

これ、面白い実験じゃないですか??

 

 

 

 

 

これから世界は「信用経済」になろうとしています。

 

 

その中であなたは、誰かに信用されなければなりません。

 

 

 

だからあなたは

 

ツイッターをやり、

ブログをやり、

動画を取り、

 

自分の個性を発信して

誰かから信用を得ようとしているはずです。

(引用:http://sagasummit.hatenablog.com/entry/2017/12/16/222828

 

 

けれど、特に資本主義の日本人たちは

物事を二極に分別し盲目になりがちです。

 

→詳しくはこちら!

「ファクトフルネス④~第一の本能:分断本能~」

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126977851262

 

 

近年盛り上がりの絶えない「インフルエンサー

 

 

インフルエンサーと呼ばれる「影響力を持つ者」

になろうと必死な彼らは、

裏を返せば

自分が誰を信用しているのかわからなくなっているはずです。

 

 

信用できるのは、友達ですか?

信用できるのは、恋人ですか?

信用できるのは、上司ですか?

信用できるのは、家族ですか?

 

 

その答えは、各々違ってくると思います。

 

 

僕は、対人すれば大体の相手は信用します。

現実に有機物として存在していることが

自分の目を経験を持って証明できるからです。

 

 

しかし、僕のような考え方・価値観を持っている人は

危険です!!

 

 

 

僕はそうやって人を信用しすぎたあまり、 

 約80万円を詐欺られました。

 

 

それらは、

友達であり、後輩であり、年上であります。

 

 

今の僕は、人を何を持って信頼するのか

哲学的に考え始めているところです。

 

 

そんな中で、僕はこのブログをここまで執筆しています。

 

 

 

 

 

 

平成から令和への転換期である今日

 

 

一番大事なのは「信用されること」よりも

「自分が誰を信頼しているかに気づくこと」です。

 

 

これを身をもって体現しました。

 

 

しつこいようですが、忠告しておきます。

 

 

詐欺師はどこにいるかわかりません。

 

 

詐欺師は若者の向上心と活きの良さを狙って

人を不幸の道に叩き落とします。

 

 

資本主義の末路です。

 

 

だから、

弊ブログをここまで読んでくれているあなたには

そうなってほしくない。

 

 

もしあなたが「この人信用しても大丈夫かなぁ」と思ったときは

この「ジレンマゲーム」を思い出してみてください。

 

 

 

 

この考え方は 

あなたの人生全てに役立つ「はず」です。

 

 

 

いや、、、

 

 

 

 

役立ち「ます」!!!

フェアトレードタウンがフェアトレードの課題も日本社会の課題も解決する!

 

日本でのフェアトレードの課題は、たくさんあります。 

そしてこれらの課題は、日本の社会の問題とも帰属しています。

 

今回はその課題を表出化して、

そのための解決策もお伝えします。。

 

 

 

それでは、早速本題に参りましょう。

 

 

 

日本のフェアトレードの現状の課題は、結構あります。

 

・認知者が少ない

フェアトレードマークを知らない

・置いてあるお店が少ない

・買えるお店を知らない

・市場規模が小さい

・欲しいフェアトレード商品が無い

(バラエティが乏しい)

・価格が高い

Portrait of beautiful Asian girl in toy's shop 27297790

 

 

特に日本においてのフェアトレードの問題は、

 

企業が社会貢献活動のひとつとして

フェアトレード事業に取り組みたくても

売れる見込みがないから断念してしまうことです。

 

 

これは、日本の企業があまりにも「損得ベース」で

考えすぎていることもありますが、

それ以上に問題なのが消費者の「消費選択」だと感じます。

 

フェアトレードタウンを運営している身としては、

みんなに「消費してもらう・その価値を知ってもらう」

という点において、非常に課題を感じます。 

 

特に、日本の消費選択は

世界の国々と比べて未だに「安さ」に

囚われすぎています。

 

 

そして消費者が「安さ」にニーズを求めているから、

企業はそのニーズに応えよう

安い製品を作ろうと試みるのです。

 

 

つまり、安くないと売れないから

安くできるように先進国優位な取引をして

低価格化を実現しているのです。

 

そうして「低価格化」の中で大損をこいたのが、

途上国の生産者ということです。

 

 

自由貿易における消費者の低価格需要が

途上国生産者の貧困を加速させたのです

 

 

 

つまり、自由貿易の中で

消費者が低価格を望んだのが影響して、

途上国生産者は貧困に追いやられているのです。

 

 

 

一般的な商品において

==========

・消費者は「安さ」を求めている

・企業はそのニーズに応えるために低価格化する

==========

 

しかし、

フェアトレード商品

==========

自由貿易において不利な立場だった

途上国生産者を経済的に自立させる

・そのために高価格化する

==========

 

つまり、

一般の商品は「2win(企業・消費者)」なのに対して、

フェアトレード商品は「3win(生産者・企業・消費者)」なのです。

 

 

こうしたフェアトレードが生まれた背景の知識がないと、

なかなかフェアトレードの良さというのも理解してもらえません。

 

 

 

まとめると、

 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★

・日本社会の課題は、企業が損得ベースを打破できていないこと

フェアトレードの課題は、消費者と企業に理解を得られていないこと

 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★

 

ということになります。

 

 

 

フェアトレードについての研究は、いろいろな大学から出ていますが、

そのほとんどの解決策は「政府の運動」や「企業の宣伝」と

全く不毛な解決策しか提示できていません。

(毒舌ですみません…)

 

 

我々が思っている以上に、

フェアトレードの課題はもっと根が深いです。

 

 

しかし、フェアトレードのこれらの課題は今

解決の一途をたどっている最中にあります。

 

 

 

その役割を担っているのが「フェアトレードタウン」です。

 

 

フェアトレードタウン

自治体(市町村)」「市民」「地域企業」「教育」を巻き込んで

街単位でフェアトレードを広めていこう!

という取り組みをしています。

 

 

つまり、先程の課題にあった消費者と企業への理解は、

街単位での継続的な活動をすることで少しずつ浸透し、

それはやがて既存にあるフェアトレードの課題解決へとたどり着くのです。

 

 

そして消費者・企業へのフェアトレードの理解が

正しく行き渡ってきたら、

ようやくそこで政府や企業の運動・宣伝が意味を成すのです。

 

 

 

つまり、フェアトレードタウンはフェアトレードだけではなく、

国単位の課題解決や再生にも寄与するのです!!

 

 

それほどまでにフェアトレードタウンの価値は高く、

故に現在僕が把握しているだけでも

札幌市や岐阜市横浜市など6都市が

フェアトレードタウン認定に向けて活動をしています。

 

 

 

最後にまとめると、こんな感じです。

 

フェアトレードタウンは日本を救う」