あなたは知っていますか?~日本で「FT」を知っている人は10人に3人だけ~
鳩とワインとコーヒーが好き!
どーも!!とーまです。
いや~なにかキャッチフレーズが欲しいんですけど、なかなか見つからないものですね~~
芸人が漫才をするときって、「掴み」と「オチ」って決まっているじゃないですかー
例えばナイツだったら、
「インターネットのヤホーで、、」「いやYahoo!ね!」っていう掴みから入って
「皆さんも是非、〇〇を覚えてください(例えば、SMAPのことを調べてきたと言ったら、スピッツのことを覚えてくださいなど、言葉のズレでオチを付ける)」「いや△△ね!いい加減にしろ!」というオチで終わります。
ナイツの塙さんも言っていましたけど、こういった芸にパターンができると漫才は強いです。
ある意味パターンは「ハード」の役割を担っていて、後は題材ごとに「ソフト」を入れ替えていくという、まさにその人個人の「ブランド」になります。
今回例に挙げたナイツのブランドは、まさに「ズレ漫才」です。
さて、そろそろ本題に入りましょうか。
今回は、日本人の7割が知らない「FT」についてのご紹介です。
結論から言うと、FTとは「フェアトレード」のことです。
フェアトレードとは、とりわけ不利に追いやられた発展途上国の生産者・労働者に対してより良い取引の機会や対価を提供し、持続可能な発展に寄与することです。
つまり、フェアトレードの目的は「持続可能な発展に寄与すること」なのです。
ただ、そのためにはどうしても取引価格を上げる必要があります。
この図を見てください。
多くの途上国生産者は、右側のサイクルに位置づけられています。
彼らが貧困から抜け出すことのできない理由のほとんどは「安く買い取られているから」に結論付けられます。
そこでフェアトレードは、その取引において適正な価格で取引をして途上国に落ちるお金を増やし、継続的にそれを行うことで、彼らを経済的に自立させようと取り組んでいます。
しかし残念なことに、日本で「フェアトレードを知っている人」は29.3%しかいません。(2016年調査)
この図を見てください。
これは2010年の調査ですが、日本は世界で見ても圧倒的にフェアトレードへの取り組みが遅れています。
その原因として挙げられるのは、日本では「倫理消費(エシカル消費)」と呼ばれる、世界の貧困者を意識した消費選択の認知率も低いことが影響しています。
日本でのフェアトレードの認知率は3割未満と伝えましたが、エシカル消費の認知率はそれを下回るたった1割です。
ここから、フェアトレードへの取り組みとエシカル消費の認知率には正の相関があり、強い因果関係があるということがわかります。
つまり、途上国の貧困を救うためにはフェアトレードが必要で、そのフェアトレードに取り組むためには倫理消費を浸透させていく必要があるということです。
そして、倫理消費を芽生えさせるためには、世界の貧困事情やその他情勢を正しく知っている必要があります。
もし今回あなたが「フェアトレード」や「倫理消費」を知らなかったとしても大丈夫です!
ここまで読んでいただけたということは、その一端を既にインプットしたことになりますから。
もちろんいまの僕には、あなたにまず「フェアトレード」や「倫理消費」などの言葉を知ってもらう必要がありますが、弊ブログの最終目的は「貧困をなくすこと」です。
これは僕ひとりの力では、貧困は解決できません。
ですから、弊ブログを読んでくれたあなたには、これからも弊ブログを継続的に読んで欲しい。
そうしてあなたが貧困について正しい知識を付けて、途上国の貧困者のために購買を起こす「倫理消費者」になってくれることを望んでいます。
またこれまでの弊ブログにも、貧困についてのメカニズムや日本人が貧困について無知になってしまっている原因についての記事があります。
そちらも御覧ください。こちらがその例です。
https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126969228288