今さら聞けない「フェアトレードって何?」~今日その基礎の基礎を教えます!~
こんにちは、とーまです。
皆さんは、フェアトレードをご存知ですか?
聞いたことはあるけど、ちゃんと説明できないなぁ~
という人が多いと思います。
そんなあなたに朗報です!!
今日はフェアトレードの
「これだけ抑えておけば大丈夫!」
という基礎の基礎をお教えいたします!
1.フェアトレードって何?
フェアトレードとは、
国際貿易の場においてより大きな公平さを追求し、
不利な立場に追いやられた生産者や労働者対して
より良い取引の機会を提供し、
とりわけ途上国の生産者・労働者の権利保護を目指し、
持続可能な発展にも貢献する取引関係のことです。
日本人の多くの人が誤解していますが、
フェアトレードは単発・短期での取引ではなく、
長期的・継続的な取引関係を構築することで、
途上国生産者の経済的自立に寄与するものです。
2.フェアトレードに
取り組んでいる企業
おそらくフェアトレードに良いイメージを持っていない方は、
フェアトレード事業を企業の「売名行為」だという風に
捉えているのではないでしょうか?
全くそんなことはありません!!
企業がフェアトレード事業に参入することは
そんなに簡単なことではなく、
実際に多くの企業が参入を断念しています。
今回はそんな中でも
「フェアトレード事業」を確立している
とても優良な企業の一例をご紹介したいと思います。
①イオン
イオンは、
自社ブランド「トップバリュ」のチョコレートに
フェアトレードチョコを使用し、
大量仕入れすることによって、
フェアトレード事業一番の悩みである
「高価格化」を抑え
低価格での販売を実現している。
(その他にも17種類を販売)
②カルディ
コーヒーショップカルディでは
「ウーマンズハンドフェアトレードブランド」
と呼ばれるコーヒー豆を販売しており、
途上国の女性の生活を支えている。
スターバックスは、店舗にもよりますが
フェアトレードのコーヒー豆を
使用している店舗があります。
去年は「プラスチックストローの廃止」を
宣言するなど、
環境や社会への取り組む姿勢が
頭一つ抜けて見えます。
いかがだったでしょうか?
今回はフェアトレードの基礎の基礎ということで、
「これだけ抑えておけば問題ない!」
という趣旨でお話させていただきました。
実は日本では
フェアトレードについて
このような問題が挙げられています。
平成25年のNTTコムリサーチによる調査では、
「フェアトレード商品を購入しない理由」として
① 「フェアトレード」商品を扱う店が近くにないから(48.8%)
② 自分の欲しい商品で「フェアトレード」商品がないから(33.1%)
③ どこで「フェアトレード」商品を購入できるかわからないから(25.0%)
の3項目が上位にランクインしています。
そして、これらについての解決策を、
今回弊ブログでは提示しました。
フェアトレード商品は、
イオンやカルディ、スターバックスで
購入ができます。
気づいたかもしれませんが、
フェアトレード商品として
「チョコ」や「コーヒー」が扱われることが多いです。
もしこれらを提示した上でも
購買率が上がらないのであれば、
フェアトレードの問題は他にあるということになります。
今回はフェアトレードの基礎の基礎
ということで、
この辺で話を切りたいと思います。
是非あなたも、
これらのお店に足を運んだ際には、
フェアトレード商品を探してみてくださいね!
それでは~