賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

IT未経験挑戦まで残り7日「53%の人は牛乳を買わない」

こんばんは。

IT未経験挑戦まで残り7日です。

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農林水産省が4月21日に

「プラスワンプロジェクト」として、

消費者に牛乳のもう一本買ってもらおうと

消費促進を開始しました。

 

コロナショックの影響と

緊急事態宣言の全国拡大などにより、

さらに乳製品への需要が落ち込むことが

予想されたことで、

食品ロスや乳牛を守ることからスタートに

踏み切ったと言います。

 

 

乳牛は4~6月に多く乳量を蓄えるため、

また乳牛の病気を防ぐという面から、

この4半期内での短期的な

生産量のコントロールは難しいそうです。

 

そんな生産者への配慮から生まれた運動ですが、

和牛券などをはじめ、政府は何かと

農業を守る動きをします。

 

JAの圧力なのでしょうか。

 

 

1週間に2.2Lしか牛乳を買わない

 

農畜産業振興機構平成28年のデータによると、

一週間に購入する牛乳の量は

平均で2.2リットルとされています。

 

また購入頻度を表したデータでは

「ほぼ毎日買う」「週に2~3回飲む」から

「ほとんど買わない」まで回答項目が

細分化されています。

 

ここからアクティブユーザー

(週2~3回、またはほぼ毎日買う人)だけに絞ると、

同年で牛乳をアクティブに購入している人は

47%にとどまっています。

 

つまり日本人の半数は牛乳を買うことがなく、

故にプラスワンを呼びかけても消費が促進しない

可能性が高いのです。

 

牛乳を好まない人たちの声を聞くと、

一位が「おなかの調子が悪くなる」

二位が「味に癖がある」など、

牛乳そのものを毛嫌いしている人が多く、

この点からもなかなかプラスワンに

応じにくいことがわかります。

 

 

牛乳×aを考える

 

これまでのとおり、牛乳単体の購入を

促進することはかなり効果性に欠けます。

 

なので売る側も買う側も考えを巡らせてほしいのが「牛乳×a」です。

 

例えば牛乳を使えば、

シリアルが美味しくなりますし、

オムライスに牛乳を少々加えれば

卵がふんわり仕上がります。

 

単体で飲むために牛乳を購入するのではなく、

消費者は牛乳を使って何ができるのかと

料理のレシピを考え、

そのためにプラスワンの牛乳を買おうと

考えるのです。

 

 

さいごに

 

GWも間近に控えさらに外出する機会が減り、

自宅での楽しみを考える方は多いと思います。

 

もちろん自身も休業や減収などで

キャッシュフローが不安定になり、

それどころではないと考える方も

いらっしゃると思いますが、

コロナショックの最中われわれが考えるべきなのは「自分に何ができるのか」です。

 

それは自身が感染しないため、

あるいは近しい人に感染させないためでもある

外出自粛もそうです。

 

自分ひとりができることやることは

小さなことかもしれませんが、

そういった行動成果が見えにくいことにこそ、

今は考えを巡らせてみてください。

 

僕がプラスワンで牛乳を一本多く買ったところで、生産者の人は全く助からないかもせれませんが、

こうやって自分が発信することで

あなたのような読者のもとにメッセージが届き、

プラスワンに協力する人が

もっともっと増えていきます。

 

そうなれば私もあなたも、

間違いなく生産者を助けたひとりになります。

 

ただ、見返りを求めようとは考えないでください。

 

しかし、この行動はいずれ自分のもとへ

良いこととして必ず戻ってきます。

 

コロナが収束するまでは、我々みんなが仲間です。

 

仲間同士で困っている仲間を助けていきましょう。