エンジニアLv.2「HTMLとCSS」
こんにちは!
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「賢者」
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「経験に学ぶは愚者、歴史に学ぶは賢者なり」
好きな古事成語は
「青は藍より出でて青よりも藍し」
とーまです。
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「Lv.エンジニアプロジェクト」では、これまで「なぜ未経験でエンジニアを目指したのか」「初心者は何で勉強するべきなのか」についてお話してきました。
最近では、まこなり社長が経営するプログラミングスクールが話題になっていますね。議論されている内容は、
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・7日間で25万は安いのか高いのか
・7日間でプログラミング技術が身につくのか
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などの点についてです。
これについて「サッカーを始めて7日間でできるようになるのは限られる」という見方を僕はしています。つまり「身につく」の言葉の定義から考えると、上記の後者については否です。
そしてもう一方の「安いか高いか」については、個々の価値観によりますが、僕は違う方法で25万円使ったほうが身につくと考えています。ちなみに、前回紹介した「ドットインストール」というeラーニングサービスは月額1000円なので、正直25倍の価値がスクールにあるかと言われると甚だ疑問です。
さて、今回は「何を勉強するべきか」という具体的な内容についてお話します。
プロローグ~難易度と継続~
プログラミング学習を諦めてしまう理由の多くは「挫折」です。もちろん学習の目的は各々違うと思いますが、例えばAIに携わる仕事がしたいという目的であれば「Python」という言語があります。しかしながら、プログラミング初心者がいきなりこれに挑戦するのは、サッカー初心者がオーバーヘッドの練習をするようなものです。これはプログラミングだけに限らずこれからの人生すべてに置き換えられることですが、まず「蹴られるようになること」「それを続けられること」が重要です。
第一章:HTML
初心者が特にとっつきやすい言語が「HTML」です。「Hyper Text Markup Language」の略で、構成した文書をウェブページとして生じさせる際に用いる言語です。あなたがGoogleなどで何かを検索した際に表示されるウェブページは、このHTMLで構成されています。
第二章:CSS
HTMLで構成された文書をデザインするのが、このCSSです。「Cascading Style Sheets」がないウェブページは、左詰めに黒字で書かれ、簡素な見た目になってしまいます。見た目を華やかにし、閲覧者の興味を引くのがCSSの役割です。
第三章:エラー内容
HTMLとCSSを学習する上では、時間を大幅にロスをするようなエラーは起きません。ただ、エラーが起こる際はいくつかの傾向が見られるので、本章ではそれらの注意点を以下にまとめます。
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・文字やスペースは半角で表記されているか。
・シングルクォーテーション「'○○'」で囲われているか。
・ダブルクォーテーション「"〇〇"」で囲われているか。
・コロン「:」とセミコロン「;」を間違っていないか。
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第四章:学習は周回しなくていい
学生時代のテスト勉強に似た題材ですが、HTMLとCSSを学習する段階では2周も3周も学習を重ねる必要はありません。そもそもプロのエンジニアでさえすべてを暗記しておらず、何を書けばいいのかの検索に8割の時間を要していると言いますから。またHTMLとCSSでは静的なウェブページしか構成できず、アニメーションなど動的なものを加えるには例えば「JavaScript」などの言語が必要です。そしてあなたがJavaScriptを学習する際には、HTMLやCSSのコードも打っていくので、その時間が復習に値します。すべてを理解しようとする必要はありませんが、わからなかったところやわかりにくかったところはメモなどで抽出しておき、のちの復習に役立ててください。
さいごに
僕が実際にHTMLとCSSを学習した際、すべてのレッスンを終えるのにかかった日数は5日で、総学習時間は20時間です。文系の大学を卒業した23歳の僕がこの進捗ペースでやってこれたので、おそらく賢い方はもっと早く修了すると思います。そしてやっていて難しいと感じたのが「学習の継続」です。プログラミングを始める方はおそらく、誰に言われるでもなく自主的にやりたいと思った方がほとんどだと思います。つまり学習を強制できるのは「あなた」だけなのです。これが独学でプログラミングを勉強する難しさの一つでもあります。これを例えば仕事的に、カフェやワーキングスペースで環境的に強制感を与えれば効率的なのですが、コロナ禍ではそうもいきませんからね。
ちなみに余談ですが、プログラミングスクールを利用するメリットは「強制感」にあります。たしかに、環境的にも経済的にも「25万も払ったんだからもう勉強するしかない」と思って勉強すれば捗るかもしれません。ただ、大学4年間で600万も無駄にする多くの人は、その強制感すら無駄になってしまいます。僕も学生時代、プログラミングスクールに5ヶ月通いましたがポートフォリオも完成せず28万無駄にしましたから。しかしその経験があってこそ今の自分がいます。経験が活かせていれば、無駄なものなどありません。少しずつレベルアップして、実務での経験も積んでいきます。