賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

IT未経験挑戦まで残り10日「現場力ゼロの日本メディア」

こんばんは。

IT未経験挑戦まで残り10日です。

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「街に出るとトイレットペーパーが売切れです」

「この時間の渋谷、人がほとんどいません」

「(飲食店の店主に)経営は厳しいですか?」

 

ニュース番組を見ていると、

日本メディアは国民に混乱を招きたいのか、

そもそも何を伝えたいのかがわからないような

報道ばかりだと感じます。

 

「コロナの感染を抑えたい」という

SDGs的な全世界の共通目標があるにも関わらず、

何を目的にコロナのニュースを伝えているのかと

メディアの姿勢には疑問が多いです。

 

ちなみにメディアがネガティブな内容や

不安を煽るような報道をする経緯としては、

「需要の促進」という点があります。

 

不安を煽るとこれまで

潜在的だった消費者のニーズが表出化し、

需要を創出するのです。

 

しかし正しい報道をしなければ、

マスクがなくなったり

トイレットペーパーがなくなったりと

不安を煽られた消費者が一目散に集まってしまい、逆に集団感染のリスクを上げかねません。

 

 

産地直送ではなく中央市場で仕入れた情報

 

メディアがニュースを報じるまでには

二段階あります。

 

データマンと呼ばれる情報収集者と、

アンカーと呼ばれるライターです。

 

いわゆる視聴率取りは

アンカーが収集された情報をもとに

視聴者が興味を引くように様々な魔法をかけます。

 

一方データマンは、視聴率が上がりそうな材料を

現場から調達してきます。

 

しかしながら、

正しい情報を正しく伝えられていない

メディアの現状を考えると

問題点はアンカーよりも

データマンにあることがわかります。

 

研究所が論文を発表する際は出典を明記し、

トレーサビリティをもたせることで

提言した意見などに客観的な事実を加え

価値あるものにします。

 

我々がメディアに対して

漠然とした信用性のなさを感じているのは、

実はこのトレーサビリティの低さなのです。

 

論文を例にすれば、

Aという書のデータaを使いたかったとします。

 

ただしaはBという書の著者が作成したデータです。

 

この場合引用する際には、

Bまでさかのぼりaを明記する必要があります。

 

しかしながら、多くのメディアは

Aまでしか遡らないで報道しているのです。

 

この情報の仕入れ方に関して、

都知事の猪瀬氏は

「産直ではなく中央市場で仕入れたもの」と

某有料メディア内で発言しています。

 

 

現場力のあるSNS

 

メディア業界に入社すると、

3年は地方局での実践を積むと言います。

 

現場をそこで見ているはずなのですが、

それにも関わらず現場力のない情報が

出回ってしまうのはなぜなのでしょうか。

 

理由の一つは、

先ほどお伝えした「仕入先」の問題です。

 

最近ではツイッターやユーチューブ動画などが

頻繁にテレビで上げられていますが、

それらにはテレビで仕入れられない

現場感があります。

 

撮影者がペットの猫の動画を撮影して、

可愛い一面が撮れて動画を公開し、

閲覧者が良いねをたくさん押せば、

いわゆるバズった状態になります。

 

メディアはこの

「バズった動画」や「バズったツイート」だけを

上げていることからも、

現場力のない中央市場で仕入れていると言えます。

 

 

SNSの台頭により、

名もない個人がその現場の状況を

多くの人に伝えられるようになりました。

 

このインタラクティブな時代には、

個と個の現場感がぶつかり合い、

それが新しいイノベーションを生んでいきます。

 

そもそもメディアが

不安を煽り需要を創出するような報道をするのは、世の中の技術やサービズや人を紹介し、 

それを見た人が新たなイノベーションを生み出す

という役割を持っているからでもあります。

 

しかしながら、

21世紀に突入してからはその立場を

インターフェイスに取られてしまい、

権威だけが残るというゾンビ化が

進んでしまっています。

 

 

さいごに

 

Edelman Trust Barometer Special Report

のデータによると、

現在のコロナウイルスに関する

情報の入手先の1位は報道機関の73%で、

2位ソーシャルメディアの44%と比べても、

圧倒的な影響力があります。

 

影響力というのは、

正しくても正しくなくても

人が動いてしまうものであり、

悪い方向に事が運んだ場合には

その情報を伝えた責任を取らなければなりません。

 

その責任を転嫁するために、

微妙に曇った情報を上げているのかもしれません。

 

そしてこれからも、現場感の伝わる

インターフェイスの重要性は増していきます。

 

それを考えたときに、

どこで現場感(専門性)ある情報が手に入るの

かというと、僕は「異業種交流」だと思います。

 

いわゆる人脈みたいなもので、

リアルやネットを通して様々な人と話し、

価値観や考え方を共有し合うことで

情報が手に入っていきます。

 

僕の場合は新卒で1年間法人営業を

ベンチャー企業で経験したので、

「新卒の悩み」「営業の悩み」

ベンチャーの悩み」などを他者に共有できます。

 

また今年の5月にエンジニアに転職するので、

これに「エンジニア」が加わっていきますね。

 

後は

フェアトレード」「SDGs

「哲学」「ブログ」などは1年以上

研究や考察を続けているので、

平均よりは専門性が高いです。

 

あなたの専門性は何ですか?

 

コロナショックで苦しい生活が続きますが、

共に明るい未来を願ってイノベーション

起していきましょう!