友チョコの真実(バレンタインデーの陰謀)
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
ぶんぶん♫
こうみえてHIKAKINの動画を一回しか見たことのない、とーまですw
(確かなかなか手に入りにくいブランドのボックス2つの紹介動画だったと思う)
少し早いですが、今読んでいる本の読中に、ある結びついた考察をご紹介します。
それは、バレンタインデーとホワイトデーについてです。
日本のバレンタインデー市場とホワイトデー市場について、皆さんはご存知ですか?
日本記念日協会の発表では、2014年次でのその市場規模は、
バレンタインデー 約1080億円
ホワイトデー 約730億円
でした。
この市場規模を、2006年時点のものと比較してみると
バレンタインデー 1300億円→1080億円
ホワイトデー 1200億円→730億円
と、どちらも市場規模が縮小しています。
この事実については知っていたのですが、今回はこの理由についてある結びつきができたのでそれをご紹介したいと思います。
バレンタインデーとホワイトデーの市場規模が縮小している理由
それは…
「返報性の原理」にある
と僕は考えています。
どういうことか。
僕のいままでのブログに、何度か「返報性の原理」については言及していますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。いつの記事だったかはわからないので、探してみてください。僕の記事は、かなり有能なパラダイムの紹介になっているはずですので、読んで得することしかありませんよ?w興味があれば是非!!
閑話休題。
まあ要するに、返報性の原理とは
「もらったら返さなきゃ」
と思ってしまう人間の心理です。
みなさんも経験があると思います。
日本の場合、この原理が古くからの慣習になっています。
誰が決めたわけでもないのですが…
もしかしたらそれ故に、
「あそこのお宅、この間おすそ分けしたのに返してくれないの」
と陰口を叩かれたくないから、仕方なく返しているのかも知れませんね。
そうです!
さあ、みなさんもご一緒に、
「承認欲求!!!」
もはや、日本人の代名詞と言ってもいいくらいに日々感じます。
そして、バレンタインデーやホワイトデーにおいても、承認欲求と返報性の原理がうまく使われていると僕は確信しています。
「友チョコ」ってありますよね?
これが、バレンタインデー市場を牛耳っていてかつホワイトデー市場を縮小させているのだと僕は思うのです。
単純な考え方で、バレンタインデーに女性からチョコを貰った男性は、ホワイトデーにお返しをするわけですよね?
当然のことですが、ホワイトデーの市場規模は、バレンタインデーの市場規模に完全に依存しているというわけですよね?
つまり、友チョコの市場規模を考えたいとき、この式が成り立つわけです。
(バレンタインデーの市場規模)―(ホワイトデーの市場規模)=友チョコの市場規模
わかりますか?
もしわからないようでしたら、「説明しやがれボケー!!」的なコメントをください。ちゃんと説明します。
つまり、2014年の友チョコ市場を考えたいと思ったときには、
1080億―730億=350億となって、
2014年の友チョコの市場規模は350億円あったということがわかりますね。
友チョコ市場の変遷を見てみると、2006年は100億円だったにもかかわらず、2014年には約3.5倍になっているということがわかります。
つまり結論として、バレンタインデー・ホワイトデーの両市場規模は縮小しているが、友チョコの市場規模は縮小どころか急拡大していると言えます。
ここまでは、僕が過去の数値から考察した結果です。
チョコレート商材を扱う企業様へのビジネスヒントになっちゃいましたね。
勝手に引用したら怒りますよ?
使うときは、ちゃんと連絡くださいね。
そして、ここからが心理学者の僕が分析したい事象です。
「なぜ友チョコ市場は拡大するのか」
では、一つ質問。
一般の日本人において、料理がうまいのは男性と女性どちらですか。
この質問の回答が、友チョコを作る要因の一つになっていると僕は考えています。
どういうことか。
美味しいチョコを食べたいのなら、女性に渡したほうがお返しにおいてその確率は高くなるということです。
つまり、女性の心理ではこんな会話がなされています。
「美味しいチョコが食べたいから、自分もチョコを作ろ~」
あげたら返してくれると女性は知っているのです。
女性は男性に比べて特に承認欲求の高い人が多いですから。
女性って怖いですね~
別にチョコは、手作りでなくてもいいのです。
市販のものでも、「このチョコ美味しい!どこのチョコ?」と会話が広がって話題になれば、翌年はそのお店のチョコを振る舞うことになるでしょうから。
つまり、友チョコをあげる理由は、自分が美味しいチョコを食べたいからです。
人間の幸福感は商品を購入したときがピークだ、という研究もあります。
けれどチョコの交換は、それとは違った幸福感があるのでしょう。
実際、自分で本当に美味しいチョコが食べたいのであれば、3000円も5000円もするチョコを買えば済む話です。
けれど、それではどこか味気ない。
できるだけコストを抑えて、いいものを食べたい。
人の心理を操って、美味しい物が食べたい。
そう思うからこそ、友チョコの概念が存在するのです。
女性の読者はあまりいい気をお持ちではないでしょうが、この心理を女性は無意識的にできてしまうのです。
相手にYesを言わせる心理操作。
これが、「返報性の原理」の根本的な考え方になっています。
驚愕の事実を告げますが、
恋愛において告白しないけど告白してほしいと思っている女性はみな、「返報性の原理」を無意識的に使って異性をゲットしているんです。
恋愛心理学についても、今後書く機会があったら書こうと思います。
いろいろな方向に話題が飛んでしまいましたが、
今回僕がこの記事で露わにしたかったこと
それは、、、
金銭的にがめつい女性が増えてきていることを友チョコの市場規模拡大が示唆しているということです。
最近聞くようになったと思います。
「パパ活」
何のためにそんな活動していると思いますか?
もうわかりますよね。
お金です。
もっと言えば、経済的自由です。
日本は現在景気が良いと言われていますが、その富は全て企業が内部留保。
つまり、普通の人たちには還元されないんですよ。
貧しい人は貧しいまま。
エリザベス女王がこんな名言を残していましたね。
「貧しい人々が金持ちを貧乏にしても、裕福にはなれない」
女性の社会進出が当然になったこの何年かで、学費を払うために自分の体を売ったり、世間的には芳しくないビジネスに流入したりする女子大生が増えているという声も、頻繁に揶揄されています。
このお金の問題、誰が解決すればいいんですかね。
まあ根本的なことをいうと、資本主義という体制が間違っていると僕は思っています。
ベーシックインカム(BI)
聞いたことありますか?
フィンランドなどの国では実験的に導入が開始されているのですが、月々一定の額(日本では7~8万が適正とされている)を全国民に給付するという社会保障制度です。
僕はこれについても研究していますが、この制度は日本とアメリカでは実現不可能だと思っています。
その理由は、
両国とも他者の犠牲を容認する資本主義国家であるからです。
別に僕は反日ではありませんし、むしろ日本人であることを誇りに思っているくらいです。
ただ、日本人のポテンシャルが全く発揮されていないな~と思っているだけです。
日本人は「もはや戦後ではない」と呼ばれた時代のせいで、パラダイム(ものの見方)がおかしくなってしまっているんです。
それに関して、あまりに無頓着で気づいていない人が多すぎるんです。
まあこのあたりのことは、次回の記事で書くことにします。
楽しみにしてくれたまへ。
それでは今日はこのへんで!!
さようなら!
ぶんぶん