新・貿易ゲームを体験してみて…
こんばんは。
とーまでぷっ
今日は大学で、あるゲームのホストをやりました。
そのゲームとは「貿易ゲーム」です。
僕は現在卒論に取り組んでいて、フェアトレードについて研究しています。その一環で今回、自由貿易で実際どのような搾取が行われていて、どのようにして国家間の貧富の差が生まれているのかということのデモンストレーションを企画しました。
実際には、本学のとあるゼミ生を3グループに分けました。
①先進国
②新興国
③途上国
人数の比率は、それぞれ2:3:4という振り分けにしました。
国のイメージでいうと、中国:台湾:シエラレオネをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
このゲームでは、実際に紙やペン、ハサミなどを使って四角や丸などの形に切り、それをマーケットに売って収益を得るという形で進めました。マーケットでは、決まった紙の形や大きさ、取引額が設定されています。彼らは、それぞれの持つリソースやマーケット情報を駆使して、利益を上げていきます。
結果から言うと、こうなりました。
①23万円 (資金3万円)
②17万円 (資金1万円)
③5,000円 (資金3000円)
僕が理解している市場原理が、今回のゲームではそっくり当てはまった形となりました。
先進国は、限界費用で成長率が鈍化
新興国は、作れば作るほど利益が出る
途上国は、そもそも生産が難しい
初期資金比の増加率をみれば、一目瞭然だと思います。
今回ゲームを開催した上での改善点ーーーーー
・行動(国家間交渉)に国ごとに制限を設けるべきだった
・マーケット情報がリークしてしまう展開になってしまった
・生産できるものを、もう少し増やしても良かった
・使うものの中に、生産には不必要なものを混ぜても良かった
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<実際にやってみて>
僕が真っ先に思ったのが、僕が就活中にやったグループワークに似ていたということです。参加者の多くは、まだ就活をしていない学生だったので、このゲームを以ってグループワークのスキルが付くことに気がつきました。
次回は反省を踏まえて、より現実味のあるものにしていきたいです。