ファクトフルネス②~人間がチンパンジーよりも、貧困についての問いに正解できない理由とは?~
こんにちは、とーまです。
いま僕は、弾けないギターを手元にブログを書いていますw
いつになったら弾けるようになるんですかね~笑
さて、今回も著書『ファクトフルネス』より、内容をお届けしていきたいと思います。
前回の記事で、3択の貧困に関する問題13項目を出題しました。
皆さんは何問答えることができましたか?
ちなみに、平均正答率は12.3%です。
つまり4問以上できていれば、あなたは世界の中でも貧困の知識が高いということが言えます。
しかし人間の正答率が12.3%だった一方で、チンパンジーの正答率は33.3%でした。
チンパンジーは3つの選択肢から無作為に1つを選ぶので、正解する確率は「1/3」
つまり理論上の正答率は33.3%ということになります。
では、なぜチンパンジーに劣るほど現代人の世界の貧困についての知識は低いのでしょうか。
無論、現代人に貧困の知識がないわけではありません。
ただ、「アップデートされていないだけ」なのです。
以前出題した13の問いに関して、もしかしたら頭脳明晰である人たちの正答率が高いと思った方もいるかも知れません。
しかし、彼らも「貧困」に関する知識は20年間アップデートされておらず、むしろ頭の良い人ほど答えを間違えた傾向があります。
日本政府は「待機児童問題」や「社会的弱者」についての議論を、与党野党それぞれの視点で交わしていますが、
視野をグッと拡げて世界に目を向けてみると、日本の貧困と世界の貧困と問題になっているレベルがそもそも違うということがわかるはずです。
「貧困に関する13の質問」の正答率からわかることは、世界各国は貧困について盲目になっているとうことです。
お国の事情や世界情勢に関しての議論は度々交わされている一方で、世界の貧困についての議論は全く交わされていない。
これが、貧困知識がアップデートできていない理由の一つと言えます。
ただ、もしかしたら国会では世界の貧困に関する議論が交わされているのかもしれない。
メディアが放送していないだけで
基本的にメディアは「ネガティブ」なことを放送する。
そのほうが視聴率が上がるから。
例えば、「東日本大震災」
津波の影響で、原発から放射線が漏れ出しているという報道があった。
原発の近くに住んでいた人々は避難したが、そのうち約1600人は避難後に亡くなっている。
しかしその原因はメディアが危険視していた「被爆」ではなく、
避難の影響で体調が悪化したことや、ストレスが積み重なっていることによるものである。
メディアの影響力は非常に強い。特にテレビっ子が多い日本では。
強大な影響力を持つメディアが正しい報道ができないと、このような惨事を巻き起こしてしまう。
メディアに正しい報道ができていれば、原発周辺に住んでいたその1600人の命は失われずに済んだかもしれない。
思い出してほしい。
なぜ「メディアがネガティブな報道をしたがるのか」
それは「視聴率確保のため」と言ったと思う。
視聴率が上がると、その局にCM依頼をするようになる。
収益が上がるということだ。
まとめると、
メディアがネガティブな報道をするのは「ビジネスのため」になっていて「正しい情報を伝えるためではなくなっている」
ということがわかる。
そしてこれが、世界の貧困知識がアップデートされていない理由の一つとされている。
余談だが、なぜ近年「信用経済」が注目されているかというと、ここに着眼点がいく。
つまり「メディアが勧めているもの」と「信用ある人が勧めているもの」とを比べたときに、後者のほうが情報の信用性が高いということ。
信用ある人に広告を打ったほうが、費用対効果が高い。
だからYouTuberの動画に広告が掲載されているのである。
これが、「信用経済」の真髄だ。
貧困の話から少し脱線してしまったが、
「信用経済」に至った経緯が「メディアの信用性の問題」であることは確かで、
またそれは「世界の貧困の知識(正答率)」からみても、それが証明できるというわけだ。
そして、この「新たなコミュニティの構築方法(信用)」を使った世界の貧困脱出のメソッドが「フェアトレードタウン」である。
フェアトレードタウンとは、
行政や企業だけではなく、市民や地域の小売店、学校など街全体でフェアトレードを応援する自治体のことである。
貧困に悩む途上国の村や町と提携を結んで、その発展に寄与してくことやフェアトレードの認知度を上げることに一役買っている。
皆さんがよく知る「信用経済」は人とのつながりだと思うが、
フェアトレードタウンは「地域のつながり」である。
こうした新たなつながりが、平成後の日本を世界を変えていくことになるだろう。
いかがでしたか。
貧困に関して、信用に関して、たくさん気づけたことがあると思います。
僕もこの本を読んでたくさん気づけたことがあります。
『ファクトフルネス』は、本屋に行けばいちばん目立つ場所に置かれています。
是非手にとって読んでみてください。
ファクトフルネス①~13問中あなたはチンパンジーの正答率を上回れますか?~世界の貧困の真実~
こんばんは!とーまです。
今日の営業は楽しかったですよ!
先輩の方に同行して、商談も見れましたし、飛び込みの極意も学べました。
ただ、歩きすぎたせいか足が擦れて水ぶくれができちゃったんですよ~(泣)
ここ一週間で花粉の散布量も増えてきて、僕にはつらい季節の到来です。
さて、今日から十数回に渡って『ファクトフルネス』という著書から、「貧困」をアップデートさせるべく内容をつらつら書いていきます!!
今回は、まず皆さんに問題を問いていただきたいと思います。
全部で13問あります。
平均正解率は「3問」と難題となっていますが、あなたは難問解けますか?
ちなみにこの問題は、14カ国1.2万人が対象となっています。
また、そのうち全問正解者はおらず、全問不正解だった人はなんと15%もいました。
そんな僕は、フェアトレードを勉強していたというのもあって「7問正解」でした!
皆さんも負けずに問いてくださいね!
それでは、問題に行きます。
① 現在低所得国に暮らす女性の何割が、初等教育を修了するでしょう?
A. 20%
B. 40%
C. 60%
② 世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?
A. 低所得国
B. 中所得国
C. 高所得国
③ 世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?
A. 約二倍
B. あまり変わらない
C. 半分
④ 世界の平均寿命はおよそ何歳でしょう?
A. 50歳
B. 60歳
C. 70歳
⑤ 15歳未満の子どもは、現在世界に約20億人います。国連の予測によると、2100年に子どもの数は約何人になるでしょう?
A. 40億人
B. 30億人
C. 20億人
⑥ 国連の予測によると、2100年には今より人口が40億人増えるとされています。その主な理由は何でしょう?
A. 子ども(15歳未満)が増えるから
B. 大人(15~74歳)が増えるから
C. 後期高齢者(75歳以上)が増えるから
⑦ 自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変わったでしょう?
A. 二倍以上になった
B. あまり変わっていない
C. 半分以下になった
⑧ 現在、世界には約70億人います。その内訳として正しいのはどれでしょう?
A. アジア30億人、欧州10億人、アフリカ10億人、アメリカ20億人
B. アジア30億人、欧州10億人、アフリカ20億人、アメリカ10億人
C. アジア40億人、欧州10億人、アフリカ10億人、アメリカ10億人
⑨ 世界の1歳児の中で、何らかの病気に対して予防接種を受けている子どもはどのくらいいるでしょう?
A. 20%
B. 50%
C. 80%
⑩ 世界中の30歳男性は、平均10年間の学校教育を受けています。同じ年の女性は何年間学校教育を受けているでしょう?
A. 9年
B. 6年
C. 3年
⑪ 1996年には、トラ・ジャイアントパンダ・クロサイはいずれも絶滅危惧種として指定されていました。この3つのうち、当時よりも絶滅の危機にひんしている動物はいくついるでしょう?
A. 2つ
B. 1つ
C. 0
⑫ いくらかでも電気が使える人は、世界にはどれくらいいるでしょう?
A. 20%
B. 50%
C. 80%
⑬ グローバルな気候の専門家は、これからの100年で、地球の平均気温はどうなると考えているでしょう?
A. 暖かくなる
B. 変わらない
C. 寒くなる
正解は、こちら!
① C
② B
③ C
④ C
⑤ C
⑥ B
⑦ C
⑧ A
⑨ C
⑩ A
⑪ C
⑫ C
⑬ A
いかがでしたか?
皆さんは、何問答えることができましたか?
ちなみに、人間の平均正答率(3/13)よりも、チンパンジーが無作為に選んだ(3つのうちからいずれか1つを選択する)時の平均正答率(33.3%)の方が高いというデータが出ています。
これはあくまで理論上ではありますが、これほどまでに我々は世界の貧困の現状を知らないのです。。
そしてこの著書は、そんな貧困の知識をアップデートさせようと書かれたものです。
皆さんも、弊ブログの閲覧を通して、世界の貧困について知識を深めて行きましょう!
チンパンジーの方が人間より世界の貧困について知っている~低所得国で暮らす女性のうち、何割が初等教育を修了させられるか知っていますか?~
こんばんは、とーまです。
ここ数日は、営業研修による身体的精神的な疲労でブログに手が伸びませんでした。
だめですね、自分に甘いです。
先週、弊ブログを「フェアトレード」や「倫理消費」、「貧困」という題材を中心に運営していくという宣言をさせていただきました。
そして僕は今その伝播する内容を探すために、また本を読む生活をスタートさせています。
これまでに僕は100冊以上のビジネス本や心理学・哲学の本を読んできましたが、現在これまでにないくらい有能な本を読んでいます。
そして、その本は「貧困」という事象に対して非常に面白いデータを示しています。
その著書とは、『ファクトフルネス』です。
2019年1月25日に初版が発売された『ファクトフルネス』は、 すでにベストセラーとなり、日本のどの本屋さんに行ってもいちばん目立つ場所に置かれています。
本当に良書です。
なぜなら、自己啓発やスキル系の本ではなくデータに基づく真実だけを伝えているので、非常に信憑性が高く、またその知識を養うことができるからです。
では、なぜこの本がベストセラーになるほど売れているのか。
それは
現代人が世界の貧困知識を20年間アップデートできていないという事実に気付かされるデータを提示しているから
です。
本書の冒頭では、12問(正確には13問)の三択問題があります。
これらは「世界の貧困の現状」を答える問題です。
例えばこのような問題です。
==================
Q.現在、低所得国に暮らす女性のうち、初等教育を終了する割合は何%でしょう?
1.20%
2.40%
3.60%
==================
せっかくなので、皆さんも少し考えてみてください。
・
・
・
答えです。
答えは、
3の「60%」です!
「えっ、そんなにいるの?」と思った方も多いと思います。
これが、著者であるハンス・ロスリング氏が「現代人は世界の貧困知識のアップデートが必要だ」と警鐘を鳴らしている理由です。
ちなみにこの問題の正答率は、最も高いスウェーデンで11%でした。
つまり「貧困国に暮らす女性の初等教育事情」は、皆さんが思っている以上に良くなっているということです。
しかし、我々先進国に暮らす人々のほとんどは、20年前の貧困知識で世界を見ているということになります。
これは、一般人に限ったことではありません。
驚いたことに、世界のどんな名誉教授や権威ある知識人も、チンパンジーの正答率を上回ることができなかったのです。
チンパンジーの場合は、考えることなく無作為に3つの選択肢から1つを選ぶので、正答率は33.3%となります。
一方で、人間の場合は、自らの知識や経験、出題者の心理を読み解き番号を選んでいきます。
また、これら全ての問題に答えた人たちの約80%は、チンパンジーを下回る正答率となり、33.3%の正答率を超えた人は、全体の回答者の10人に1人という結果になりました。
つまりこのデータから読み取ると、チンパンジーの方が人間より世界の貧困について知っているということになります。(実際はそんなことありませんがw)
ただそれほどに、
現代人の貧困についての知識はアップデートされていないんです。
なので!!
今回から10数回は、
「ぼくの読んだ本の内容のアウトプットのため」に
「貧困知識の伝播のため」に
『ファクトフルネス』を参考に記事を書いていこうと思います。
みなさん楽しみにしていてくださいね!!
10人に7人が困っている人を見捨てる日本人~日本人の貯金グセの原因~
こんにちは、とーまです。
いま僕は、神威がくぽの曲を聴きながらこのブログを書いています。
さて、昨日から始まった弊ブログ「Poorer 0 プロジェクト」
ここでは、「フェアトレード」や「倫理消費」についての内容を中心に書いていき、
アクセス数の伸びと比例して、
================
「フェアトレードの認知率の向上」
及び
「倫理消費者の育成」
================
を目標に運営しています。
それでは本論に入っていきましょう!
<目次>
1.日本人の10人に7人は困っている人を見捨てる
2.未来への漠然とした金銭的不安
3.変わる前近代と近代の貯金理由
4.おわりに
1.日本人の10人に7人は困っている人を見捨てる
世界の大きな目標として、SDGsというものがあります。
これは国連が2015年に採択したもので、2030年までに「貧困レベル1にある人達を0にしよう!」という目的の基で始まりました。
(ちなみに日本は貧困レベル4で最高位)
SDGsの浸透はいま、企業レベルにまで達しています。
ーーーーー
| 国連 |
| ↓ |
| 各国政府|
| ↓ |
| 各自治体|
| ↓ |
| 企業 |
ーーーーー
もちろん、企業の先には「(最終)消費者」と呼ばれる人たちがいます。
しかし、企業や政府がどれだけSDGsに取り組んでいても、
我々消費者がそれを知らなければ「SDGs」を達成させることができません。
そして残念なことに、世界的にも日本人は人助けをしないことで有名です。
下図をご覧ください。
この図は「困っている見知らぬ人を手助けをした人」の割合を、ギャラップ社が世界各国で分析して出したデータです。
2012年のこのデータによると、調査を受けた国の中で
・最も社会的援助を講じた人が多かった国は、アメリカ
・最も社会的援助を講じなかった人が多かった国は、日本
という結果になりました。
つまりここから、
アメリカ人の10人に7人は人助けをしている一方で、
日本人は10人に3人しか人助けをしていないということがわかります。
この原因の一つとして、
日本人は自らを「貧しい」と思う人が多い傾向にあるということが挙げられます。
2.未来への漠然とした金銭的不安
要するに、多くの日本人が「未来への漠然的な(金銭的)不安」を強く抱いているということです。
これはおそらく、皆さんも強く感じることではないのでしょうか。
わかりやすく言えば、その最たる例が「貯金」です。
戦後間もない頃、日本政府にはお金がありませんでした。
そして政府は、復興の資金を募るために「高利子」を付けて国民に「預金」を呼びかけました。
それが余りあるレバレッジになって、日本の国民は「預金富豪」になり、さらに預金をするようになります。
しかしバブルが崩壊してから現在に至るまで、銀行預金の利子は低くなりつづけています。
利子が低いということは、銀行や政府にはお金が有り余っているということを意味しています。
現に多くの小規模銀行は、その貸出先を見つけられずに次々と倒産していっています。
つまり日本には、過去に預金しすぎたせいでお金が有り余っているのです。
それにもかかわらず、日本人の預金グセは相変わらず治りません。
それどころか、2000年以降に生まれた子どもたちですら「預金」をする傾向にあります。
昨年のニュースで「キッザニア」についてのこんな報道がありました。
ーーーーーーーーーーーーー
「今やキッザニアは、世界16カ国にも及ぶほどの人気を博しています。
その中で今回、世界の子どもたちのある傾向に気が付きました。
それは、日本の子どもたちの「95%」がキッズ(キッザニア専用の通貨)を預貯金しているということです。
これは世界的にも特殊で、中南米メキシコでは全員がその場で使い切るそうです。」
ーーーーーーーーーーーーー
ここからわかることは、
日本では子どもから大人までもが「貯金」をする傾向があり、それは世界的に見てもかなり強いということです。
では、なぜ日本人は貯金をするのか。
それは、「将来が不安だから」という言葉に尽きるでしょう。
3.変わる前近代と近代の貯金理由
「終身雇用」が当然だった前近代とは違って、今の日本企業は一生涯の生活を保証してくれません。
おそらく、この遷移も多少なりとも関係しているのだと思います。
今までは「企業が定年まで雇用を保証してくれて、銀行の利子もそこそこ高く、しかも退職金まで出る」というのが当たり前だったと思います。
しかし今は「職場の流動性が上がり、銀行の利子はほぼ0、退職金なんか出してくれない。
だから、今から老後のことを考えて貯金をしなければならない。」
現代人は、こういう思考に至っていると思います。
つまり、「貯金思考」そのものは変わらずに、貯金する意味だけが変わっているのです。
=============
・前近代 :預けておくだけでお金持ちになれた
・近代 :終身雇用がなくなり退職金も出ず預金金利はほぼ0、そんな中で将来のことを考えたとき、今から貯金しておくしかない。
=============
これが、日本人が「貯金思考」であり、「未来に漠然とした不安を持ちがちである」ということの意味です。
僕は「お金を貯めること」や「お金を稼ぐこと」よりも「お金を稼ぎ続けられるスキルを身につけること」の方が圧倒的に大事だと思います。
現にそうなるべく、実業家の人とビジネスをしていますし。
4.おわりに
長々とここまで書いてきましたが、今回の記事から何を感じ取って欲しいかというと、
皆さんに「お金の使い方」ひいては「消費の仕方」を今一度考えてほしいということです。
我々は世界の中でもトップクラスに裕福な暮らしができていますし、実際お金もあります。
日本には現在「1000兆円」を超える借金があるとされていますが、一方で日本個々人の金融資産(貯金など)を合わせると「1400兆円」にも登るとされています。
加えて世界には、未だに「1日1.9$以下で生活している人たち(貧困レベル1)」が五万といます。
この現状を見てもまだ、自らを貧しいと思えますか?
ただ、日本人の多くがネガティブ思考になってしまう理由もわかります。
それは、メディアが「ネガティブ製造機」だからです。
この辺について、次回は投稿していきたいと思います。
楽しみにしていてくださいね!
それでは!
[宣言]今日からとーまは「フェアトレード」についての記事を書いていきます!
こんにちは、とーまです。
いやはや、ここ数日は寒いですね。
昨日ですが、とうとう僕の街でも今年初の積雪を観測しました!
さて、今回は重要なお知らせがあります。
これまで雑記で書いてきた弊ブログですが、この度より「フェアトレード」というものに特化した内容で、運営を進めていこうと思います。
フェアトレードとは、簡単に言うと「公正な取引価格で取引をして、途上国生産者の自立を促すこと」です。(詳しくは今後書いていきますので、楽しみにしていてください)
これを題材にした理由はいくつかあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・自分が広めたいと思えるものは何か
・今の自分が達成したいと思っていることはなにか
・雑記では競合がたくさんいる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
また、今回「フェアトレード」というオルタナティブなビジネスに絞ったのには、こんな理由もあります。
・大学の卒業研究でフェアトレードについて研究した
・2019年1月、逗子フェアトレードタウンのユースプログラムを修了した
・そのまま逗子フェアトレードタウンの運営チームに加入した
・国連が定めた「SDGs」を2030年までに世界中の皆で達成させたい
・世界の貧困レベル1(日本は4)にある人々をなくしたい
・その上で、日本を盛り上げたい
これ以外にも理由はありますが、一番の目的は、
==================
僕という発信源を基に「フェアトレード」という言葉の認知度を上げて
皆さんの購買行動に「倫理消費」というものを芽生えさせ
みんなの購買で世界の貧困を助けたい!
==================
日本は資本主義大国で、どうも「稼ぐ」ということばかりに執着しがちです。
確かに「お金」というリソースを手にしたことで、自分の人生は大きく変わるだろうと思いますが、そのせいで東南アジアの紡績工場で子どもが働かせられていたり、アフリカではカカオ農家で子どもが働かされていたりと、自分たちが利益を得すぎる一方で、世界には大損害を受けている人たちがたくさんいます。
最近、頻繁に思うことがあります。
それは、最近の日本人は「いかにしてお金を得るか」ということを考えすぎて、元来高い評価を得ていた「技術」という面が廃れているということです。
せっかくなので今日は
「なぜ日本人がお金に執着するようになったのか」
その経緯を考察していきたいと思います。
バブルの時代に頂点に立った「TOYOTA」は、「自動車」という「技術」が高い評価を受けてあそこまで登りつめた。
過去にも「伊能忠敬」が「大日本沿海輿地全図」を完成させ、世界に衝撃を与えた。
一説によると、黒船で有名な「ペリー」は、この地図を見て「日本はこれほど先進しているのか」と度肝を抜かれ、条約の締結を一度取りやめアメリカへ帰ったとされている。
それほどに、日本人の技術力は世界に目を見張る物がある。
日本に観光に来る人々が増えているのは、彼らが日本の文化や伝統に惹かれているからであり、決して日本のビジネスに惹かれているからではない。
つまり、日本に対する世界の需要は「技術」や「文化」なのである。
この「高い技術力」というのは、やはり世界で見ても「日本人にしかない唯一のリソース」であると僕は思う。
しかし、気づけばバブルは崩壊し「IT社会」となり、アメリカや中国はその技術で圧倒している一方で、日本は「IT後進国」というレッテルを貼られ、しかも「30年は遅れている」とまで言われている。
そう、「失われた30年」で失ったのは「技術力」なのかもしれない。
しかし、ようやく近年「終身雇用体系」が崩れ、日本人固有の「クリエイティブさ」を取り戻しつつある。
ただ、彼らが苦労しているのは「利益」。
どんなに良いアイデアや素晴らしい商品を作っても、利益が出なければ経営は続けられない。
そして僕は思った。
「これは経営側が悪いのか?
それとも消費者が悪いのか?」
この答えとして、僕は「消費者」に問題があると確信している。
バブルが崩壊してから幾年、日本は不景気に見舞われ「低価格」商品の需要が急激に伸びた。
しかし、経営する側も低価格では利益が立たず、売上も伸びない。
では、どうしようか。
そう、コストを下げるしかないのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
|(売上)―(コスト)=(利益)|
ーーーーーーーーーーーーーーー
という式がある以上、売上が伸びない中で利益を上げるためには「コストを下げる」しかないのです。
この「コスト」というのは「原材料」のことで、一番最初に上げた例で言えば「綿」や「カカオ豆」のことです。
彼ら(東南アジアやアフリカ)に落ちるお金を減らせば、必然的に会社の利益は高まりますよね?
でも、残念ながらこのような経営方法はもうできなくなります。
なぜなら、国連が2015年に「SDGs」というものを発表し、これらに協力しない企業には株主がお金を出さなくなっています。
ESG投資と呼ばれていますが、簡単に言うと「SDGsにこの会社は協力しているから投資しよう」という株主の思考です。
これが、主流になりつつあります。
つまり、SDGsに協力しない会社には経営資金が集まらなくなり、既存事業及び新規事業に投資ができなくなり、ゆえに持続的な成長ができなくなるんです。
それはつまり、「倒産」や「廃業」を意味します。
まとめると、
SDGsに参画しない企業は投資家からの信頼を失い、それがやがて「廃業」にまで至るということです。
というわけで、SDGsに取り組む企業は年々増加傾向にあります。
そしてそして、、
この「SDGs達成」に大きな活躍を期待されているのが「フェアトレード」なんです。
なんとフェアトレードは、
SDGsが掲げる17つの目標のうち「8つの目標の達成」に寄与しているんです!!
この事実を知っている企業さんは、「フェアトレード事業」に参画しています。
「社会貢献」という面で、今現在は「差別化」が可能です。投資家に対しては。
一方でね、消費者には刺さらんのですよ。
何故か。
それは、「フェアトレード商品は高いから」なんですよ。
(ちなみに我が「逗子フェアトレードタウン」のブランド「逗子コーヒー」は、
80gで500円します。一般的なコーヒーの平均価格は、100g150円くらいです。)
でもね、どのコーヒーも600円/100gくらいになるはずなんですよ。
しかし、現実は150円/100g。
そうなる理由は、そうしないと消費者が買ってくれないから。
つまりは「経営者都合」なんですよ。
思い出してください。消費者の需要はなんですか?
そうです、「低価格商品」です。
つまり「消費者の消費志向」が変わらない限り、国連や政府や企業やNPO法人がいくら頑張っても、「SDGs(貧困レベル1にいる人たちを0こと)の達成」は不可能なんです!!
では、消費者はどのように変わっていけば良いのか。
キーワードは「倫理消費」です。
この説明は次回に回しますが、
つまりこういった経緯が、僕が今回「フェアトレード」という題材でやっていこうと決めた理由です。
長くなりましたが、僕のブログの目的はこんな感じです。
とーまがフェアトレードのブログを書く
↓
読者にフェアトレードとは何かを伝える
(フェアトレードに認知度を上げる)
↓
読者に倫理消費とは何かを伝える
↓
読者に倫理消費者(賢い消費者)になっていただく
↓
あなたの購買が途上国の貧困脱出の手助けとなる
↓
とーまが継続的にブログを書くことで倫理消費者が増える
↓
倫理消費者が更に増える
↓
・
・
・
↓
SDGsの達成
つまり、弊ブログの目標は「SDGs(貧困レベル1の人を0にすること)の達成」ということです。
この目標に向かって、日々読者の皆さまに「フェアトレード」や「倫理消費」にかかわるあらゆることを伝えていきたいと思います。
ということで、
今後も弊ブログをよろしくおねがいします!!!
それでは!
きのこを冷凍したらどうなる?~旨味や味は?~
こんにちは、とーまです。
今回のブログは、「きのこ」についてです。
みなさん、きのこは冷凍保存するとどうなるかご存知ですか?
俺たち戦闘民族サイヤ人(きのこ)は、死の淵から這い上がる(冷凍保存する)ことで、圧倒的に戦闘力(旨味)が増すという特徴があり、、、
そうなんです!
きのこには「冷凍保存することで旨味が凝縮される」という特徴があるんです。
きのこは鮮度が命なので、冷蔵保存や冷凍保存が非常に大切になります。
また冷凍されたきのこは、加熱することで細胞膜が破壊され、その中にある酵素(旨味成分)が外に出て美味しくなるのです。
僕がこれを知ったのは、奇しくも自分の誕生日(2月5日)でした。
この日は京浜東北線を使っていて、偶然車内ビジョンでこのきのこの旨味についての動画が流れていたのです。
(この写真はネットで拾ったものです)
気になったので、JR東日本の車内ビジョン広告費についても調べてみました。
路線やプランは様々あったので、わかりやすいものだけ抜粋しました。
掲載期間 | 動画時間 | 広告費 | |
京浜東北線 | 7日 | 15秒 | 99万円 |
山手線 | 13週間 | 15秒 | 3500万円 |
(交通広告ドットコムより)
山手線だけで見れば、この13週間パックの掲載期間7日あたりの広告費は、だいたい270万円ということになります。
満員電車になりやすい路線ほど、スマホを使ったり読書をしたりというのが難しくなるため、ふと見上げた先にある「車内広告」は非常に効果が高いような気がします。
これは、何度か満員電車に揺られて気づいたことです。
ただ、この「きのこの動画」の掲載先がどこだったのかは覚えていませんww
どこの会社だったんでしょうね笑
Pナッツの品質を超える「Qナッツ」とは~落花生の生産量2位の都道府県は?~
こんにちは、とーまです。
今日は僕の記念すべき22回目の誕生日です!祝ってくださいww
今回は、ピーナッツについての記事です。
みなさんご存知、落花生の聖地「千葉県」
農林水産省の平成28年の調査結果では、国産落花生の生産量のなんと79.2%が千葉県で生産されていることがわかりました。
国産落花生の約8割は、千葉県産ということになります。
落花生の生産量の一位は、想像がついていたかもしれません。
では、二位をみなさん考えたことありましたか?
答えは、お隣の「茨城県」です。
同年の茨城で生産された落花生のシェア率は「11.2%」でした。
国産落花生の9割以上が千葉県と茨城県で生産されているんですね!
ピーナッツはとても美味しいですよね。
(僕は食べられませんがw)
ただ、そんな僕でも食べられた美味しい落花生があるんですよ!
それが「キューナッツ」です!!
キューナッツの「Q」は、アルファベット順で「P」の次に来る、つまり「ピーナッツを超える落花生」として、2018年の10月中旬頃から販売が始まっています。
その甘味は本物で、ピーナッツにある独特の風味もなく、ただ噛むごとに甘みだけが出てきます。
ピーナッツに比べて300円ほど値段は高めですが、余りある美味しさです。
なぜなら、ピーナッツ嫌いな僕が食べられたんですから!
僕はこの一年で、「落花生」以外にも「トマト」が食べられるようになりました。
「苦手な食べ物でも、本当に美味しいものを食べると食べられるようになる」ということをここ数年で強く感じました。
あなたにもきっと苦手なものがあると思います。
でも、本当に美味しいものを食べたら、不思議と食べられるようになります!
『挑戦』、それだけは忘れずに生きてほしい。
いかがでしたか。
あ、お祝いにキューナッツを送ってくれてもいいですよww
その前に一度、ご賞味くださいね。本当に美味しいですから!!