賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

[宣言]今日からとーまは「フェアトレード」についての記事を書いていきます!

こんにちは、とーまです。

 

いやはや、ここ数日は寒いですね。

昨日ですが、とうとう僕の街でも今年初の積雪を観測しました!

 

 

さて、今回は重要なお知らせがあります。

 

 

これまで雑記で書いてきた弊ブログですが、この度より「フェアトレード」というものに特化した内容で、運営を進めていこうと思います。

 

フェアトレードとは、簡単に言うと「公正な取引価格で取引をして、途上国生産者の自立を促すこと」です。(詳しくは今後書いていきますので、楽しみにしていてください)

 

 

これを題材にした理由はいくつかあります。

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・自分が広めたいと思えるものは何か

・今の自分が達成したいと思っていることはなにか

・雑記では競合がたくさんいる

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また、今回「フェアトレード」というオルタナティブなビジネスに絞ったのには、こんな理由もあります。

・大学の卒業研究でフェアトレードについて研究した

・2019年1月、逗子フェアトレードタウンのユースプログラムを修了した

・そのまま逗子フェアトレードタウンの運営チームに加入した

・国連が定めた「SDGs」を2030年までに世界中の皆で達成させたい

・世界の貧困レベル1(日本は4)にある人々をなくしたい

・その上で、日本を盛り上げたい

 

 

これ以外にも理由はありますが、一番の目的は、

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僕という発信源を基に「フェアトレード」という言葉の認知度を上げて

皆さんの購買行動に「倫理消費」というものを芽生えさせ

みんなの購買で世界の貧困を助けたい!

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日本は資本主義大国で、どうも「稼ぐ」ということばかりに執着しがちです。

確かに「お金」というリソースを手にしたことで、自分の人生は大きく変わるだろうと思いますが、そのせいで東南アジアの紡績工場で子どもが働かせられていたり、アフリカではカカオ農家で子どもが働かされていたりと、自分たちが利益を得すぎる一方で、世界には大損害を受けている人たちがたくさんいます

 

 

最近、頻繁に思うことがあります。

それは、最近の日本人は「いかにしてお金を得るか」ということを考えすぎて、元来高い評価を得ていた「技術」という面が廃れているということです。

 

 

せっかくなので今日は

「なぜ日本人がお金に執着するようになったのか」

その経緯を考察していきたいと思います。

 

 

 

バブルの時代に頂点に立った「TOYOTA」は、「自動車」という「技術」が高い評価を受けてあそこまで登りつめた。

過去にも「伊能忠敬」が「大日本沿海輿地全図」を完成させ、世界に衝撃を与えた。

 

一説によると、黒船で有名な「ペリー」は、この地図を見て「日本はこれほど先進しているのか」と度肝を抜かれ、条約の締結を一度取りやめアメリカへ帰ったとされている。

 

それほどに、日本人の技術力は世界に目を見張る物がある。

日本に観光に来る人々が増えているのは、彼らが日本の文化や伝統に惹かれているからであり、決して日本のビジネスに惹かれているからではない

つまり、日本に対する世界の需要は「技術」や「文化」なのである。

 

 

 

この「高い技術力」というのは、やはり世界で見ても「日本人にしかない唯一のリソース」であると僕は思う。

 

しかし、気づけばバブルは崩壊し「IT社会」となり、アメリカや中国はその技術で圧倒している一方で、日本は「IT後進国」というレッテルを貼られ、しかも「30年は遅れている」とまで言われている。

そう、「失われた30」で失ったのは「技術力」なのかもしれない。

 

 

しかし、ようやく近年「終身雇用体系」が崩れ、日本人固有の「クリエイティブさ」を取り戻しつつある。

ただ、彼らが苦労しているのは「利益」。

どんなに良いアイデアや素晴らしい商品を作っても、利益が出なければ経営は続けられない

 

 

 

そして僕は思った。

「これは経営側が悪いのか?

それとも消費者が悪いのか?」

 

この答えとして、僕は「消費者」に問題があると確信している。

 

 

バブルが崩壊してから幾年、日本は不景気に見舞われ「低価格」商品の需要が急激に伸びた。

しかし、経営する側も低価格では利益が立たず、売上も伸びない。

 

 

 

では、どうしようか。

 

 

 

そう、コストを下げるしかないのだ。

 

 

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|(売上)―(コスト)=(利益)|

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という式がある以上、売上が伸びない中で利益を上げるためには「コストを下げる」しかないのです。

この「コスト」というのは「原材料」のことで、一番最初に上げた例で言えば「綿」や「カカオ豆」のことです。

彼ら(東南アジアやアフリカ)に落ちるお金を減らせば、必然的に会社の利益は高まりますよね?

 

 

 

でも、残念ながらこのような経営方法はもうできなくなります。

なぜなら、国連が2015年に「SDGs」というものを発表し、これらに協力しない企業には株主がお金を出さなくなっています。

ESG投資と呼ばれていますが、簡単に言うと「SDGsにこの会社は協力しているから投資しよう」という株主の思考です。

これが、主流になりつつあります。

 

つまり、SDGsに協力しない会社には経営資金が集まらなくなり、既存事業及び新規事業に投資ができなくなり、ゆえに持続的な成長ができなくなるんです。

それはつまり、「倒産」や「廃業」を意味します。

 

まとめると、

 

SDGsに参画しない企業は投資家からの信頼を失い、それがやがて「廃業」にまで至るということです。

 

というわけで、SDGsに取り組む企業は年々増加傾向にあります。

 

 

そしてそして、、

 

 

この「SDGs達成」に大きな活躍を期待されているのが「フェアトレード」なんです。

 

なんとフェアトレードは、

SDGsが掲げる17つの目標のうち「8つの目標の達成」に寄与しているんです!!

この事実を知っている企業さんは、「フェアトレード事業」に参画しています。

社会貢献」という面で、今現在は「差別化」が可能です。投資家に対しては

 

 

一方でね、消費者には刺さらんのですよ。

 

 

 

何故か。

 

 

 

それは、「フェアトレード商品は高いから」なんですよ。

(ちなみに我が「逗子フェアトレードタウン」のブランド「逗子コーヒー」は、

80gで500円します。一般的なコーヒーの平均価格は、100g150円くらいです。)

でもね、どのコーヒーも600円/100gくらいになるはずなんですよ。

しかし、現実は150円/100g。

そうなる理由は、そうしないと消費者が買ってくれないから。

つまりは「経営者都合」なんですよ。 

 

 

思い出してください。消費者の需要はなんですか?

そうです、「低価格商品」です。

 

つまり「消費者の消費志向」が変わらない限り、国連や政府や企業やNPO法人がいくら頑張っても、「SDGs(貧困レベル1にいる人たちを0こと)の達成」は不可能なんです!!

 

では、消費者はどのように変わっていけば良いのか。

 

キーワードは「倫理消費」です。

 

 

この説明は次回に回しますが、

つまりこういった経緯が、僕が今回「フェアトレード」という題材でやっていこうと決めた理由です。

 

 

 

長くなりましたが、僕のブログの目的はこんな感じです。

 

 

 

とーまがフェアトレードのブログを書く

読者にフェアトレードとは何かを伝える

フェアトレードに認知度を上げる)

読者に倫理消費とは何かを伝える

読者に倫理消費者(賢い消費者)になっていただく

あなたの購買が途上国の貧困脱出の手助けとなる

とーまが継続的にブログを書くことで倫理消費者が増える

倫理消費者が更に増える

SDGsの達成

 

 

つまり、弊ブログの目標は「SDGs(貧困レベル1の人を0にすること)の達成」ということです。

 

この目標に向かって、日々読者の皆さまに「フェアトレード」や「倫理消費」にかかわるあらゆることを伝えていきたいと思います。

 

 

ということで、

 

 

今後も弊ブログをよろしくおねがいします!!!

 

それでは!