賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

あなたは知っていますか?~日本で「FT」を知っている人は10人に3人だけ~

鳩とワインとコーヒーが好き!

 

どーも!!とーまです。

 

 

 

いや~なにかキャッチフレーズが欲しいんですけど、なかなか見つからないものですね~~

 

芸人が漫才をするときって、「掴み」と「オチ」って決まっているじゃないですかー

 

 

 

例えばナイツだったら、

 

「インターネットのヤホーで、、」「いやYahoo!ね!」っていう掴みから入って

 

「皆さんも是非、〇〇を覚えてください(例えば、SMAPのことを調べてきたと言ったら、スピッツのことを覚えてくださいなど、言葉のズレでオチを付ける)」「いや△△ね!いい加減にしろ!」というオチで終わります。

 

 

ナイツの塙さんも言っていましたけど、こういった芸にパターンができると漫才は強いです。

 

ある意味パターンは「ハード」の役割を担っていて、後は題材ごとに「ソフト」を入れ替えていくという、まさにその人個人の「ブランド」になります。

 

 

今回例に挙げたナイツのブランドは、まさに「ズレ漫才」です。

 

 

 

さて、そろそろ本題に入りましょうか。

 

 

 

 

今回は、日本人の7割が知らない「FT」についてのご紹介です。

 

 

 

結論から言うと、FTとは「フェアトレード」のことです。

 

 

フェアトレードとは、とりわけ不利に追いやられた発展途上国の生産者・労働者に対してより良い取引の機会や対価を提供し、持続可能な発展に寄与することです。

 

 

つまり、フェアトレードの目的は「持続可能な発展に寄与すること」なのです。

 

 

ただ、そのためにはどうしても取引価格を上げる必要があります。

この図を見てください。

 

多くの途上国生産者は、右側のサイクルに位置づけられています。

 

彼らが貧困から抜け出すことのできない理由のほとんどは「安く買い取られているから」に結論付けられます。

 

 

そこでフェアトレードは、その取引において適正な価格で取引をして途上国に落ちるお金を増やし、継続的にそれを行うことで、彼らを経済的に自立させようと取り組んでいます。

 

 

しかし残念なことに、日本で「フェアトレードを知っている人」は29.3%しかいません。(2016年調査)

この図を見てください。

 

これは2010年の調査ですが、日本は世界で見ても圧倒的にフェアトレードへの取り組みが遅れています。

 

 

その原因として挙げられるのは、日本では「倫理消費(エシカル消費」と呼ばれる、世界の貧困者を意識した消費選択の認知率も低いことが影響しています。

 

 

日本でのフェアトレードの認知率は3割未満と伝えましたが、エシカル消費の認知率はそれを下回るたった1割です。

 

 

ここから、フェアトレードへの取り組みとエシカル消費の認知率には正の相関があり、強い因果関係があるということがわかります。

 

 

 

つまり、途上国の貧困を救うためにはフェアトレードが必要で、そのフェアトレードに取り組むためには倫理消費を浸透させていく必要があるということです。

 

 

そして、倫理消費を芽生えさせるためには、世界の貧困事情やその他情勢を正しく知っている必要があります。

 

 

もし今回あなたが「フェアトレード」や「倫理消費」を知らなかったとしても大丈夫です!

 

ここまで読んでいただけたということは、その一端を既にインプットしたことになりますから。

 

 

もちろんいまの僕には、あなたにまず「フェアトレード」や「倫理消費」などの言葉を知ってもらう必要がありますが、弊ブログの最終目的は「貧困をなくすこと」です。

 

 

これは僕ひとりの力では、貧困は解決できません。

 

 

ですから、弊ブログを読んでくれたあなたには、これからも弊ブログを継続的に読んで欲しい。

 

 

そうしてあなたが貧困について正しい知識を付けて、途上国の貧困者のために購買を起こす「倫理消費者」になってくれることを望んでいます。

 

またこれまでの弊ブログにも、貧困についてのメカニズムや日本人が貧困について無知になってしまっている原因についての記事があります。

 

 

そちらも御覧ください。こちらがその例です。

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126969228288

ファクトフルネス~最終章:「10の本能」を抑制するには?~

こんにちは、とーまです。

 

今日はカラオケに行って、4日後のライブに備えた調整ができました。

今年に入ってから空気の通り道が変化してきて、まだ上手く声をコントロールできていませんけどねw

ただ、変化の途中だからこそ頑張らなければなりません。

 

あなたが今、自分のここが変わっているな~と感じるものはなんですか?

もしその変化に気づくことができれば、きっと飛躍的な成長ができますよ!

自分を信じ続け、共にさらなる高みを目指しましょう!

 

 

 

 

 

さて、前回で著書『ファクトフルネス』の共有全13回が終了しました。

 

定期的な購読、お疲れ様でした~

 

 

ただ、もしかしたら全てを閲覧できていないという「あなた」のような人がいるかも知れません。

 

 

 

そんなあなたのために、ここに13回分の「まとめ」を書いていきたいと思います。

 

 

是非、気になった本能の内容を見てみてください!

あなたに、毎日の生活でその情報が正しいのかどうか「見分ける力」を養ってくれます。

 

 

ついでに、この「10の本能」を抑制する方法も紹介していきますので、楽しみにしてくださいね。

 

 

 

①分断本能

~「世界は分断されている」という思い込み~

 

 

多くの人は、世界には「お金持ち」と「貧しい人」しかいないと考えがち。

けれど、「高所得者」「中所得者」「低所得者」と分けた場合、「中所得者」の割合が一番多い。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126977851262

 

 

分断本能を抑えるためには?

 →大半の人(マジョリティ)がどこに属しているのか(いるのか)を探そう!

 

 

 

 

 

②ネガティブ本能

~「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み~

 

 

メディアは基本「ネガティブ」な放送しかしない。

しかし、それにとらわれてしまうと正しい認識ができなくなる。

事実、世界の貧困問題は少しずつ改善されてきている。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126978652605

 

 

ネガティブ本能を抑えるためには?

 →悪いニュースのほうが広まりやすいということを覚えておこう!

 

 

 

 

 

③直線本能

~「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み~

 

 

貧困が改善されれば、人口の増加は一定のラインで留まる。

そして、人口増の要因となる貧困は改善されてきている。

つまり、人口がこのまま増え続けることはない。

それは、企業の株価が上昇し続けないことと同様。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126981973893

 

 

直線本能を抑えるためには?

 →直線もいつかは曲がることを知ろう!

 

 

 

 

 

④恐怖本能

~危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み~

 

 

2016年、4000万機の旅客機が、死者をひとりも出さずに目的地に到着している。

死亡事故が起きたのは、たったの10機。

しかし、メディアが取り上げたのはこの10機のほうだった。

それを聞いて、あなたは飛行機に乗るのを辞めますか?辞めませんよね?

このような天文学的可能性を、メディアはさも当然かのように報じます。

そんな彼らの報道に左右されていては、あなたの人生が狂ってしまいます。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126983113614

 

 

恐怖本能を抑えるためには?

 →リスクを計算しよう!

 

 

 

 

 

⑤過大視本能

~「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み~

 

 

ビジネスで最も大切なことはなんですか?

売上ですか?利益ですか?

違いますよね。

「お客様」ですよね?

お客様を第一にせずに売上に目が行く企業はどうですか?

最近、ニュースでそのボロが出ていることが頻繁に報じられています。

このように「お金第一主義」を取ると、コンプライアンスを無視してでも稼ごうとしてしまいます。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126985889441

 

 

 

 

 

⑥パターン化本能

~「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み~

 

 

「韓国人は日本人が嫌い」

「日本は韓国に良い印象を持っていない」

あなたはこのようなイメージを持っていませんか?

実際は、そんなことありません。

一部の韓国政府が日本を揶揄しているだけ。

そして日本メディアをバカ正直に信じている一部の日本人が韓国を敵視しているだけ。

両国人は、互いに人気海外観光地No.1に選んでいるし、交換留学も盛んだ。

メディアのパターン化されたネガティブ情報を信じてはいけない。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

パターン化本能を抑えるためには?

 →分類を疑おう!

 

 

 

 

 

⑦宿命本能

~「全てはあらかじめ決まっている」という思い込み~

 

 

「アフリカ諸国は、ヨーロッパ諸国に経済的に追いつくことはできない」

「ヨーロッパは安定的に成長し続ける」

そう思っている人が世界には一定数いる。

しかし、そんな思い込みを持つ多くの投資家は、大事な投資機会を失ってしまっている。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

宿命本能を抑えるためには?

 →ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めておこう!

 

 

 

 

 

⑧単純化本能

~「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み~

 

 

もしあなたが「トンカチ」を持っていたらどうしたい?

「クギ」を打ちたいとは思わないか?

これが単純化本能だ。

「〇〇なら△△である」という考え方は、非常にシンプルでわかりやすい。

しかし、それが盲目となり真実を見えなくしている。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

純化本能を抑えるためには?

 →ひとつの知識が全てに応用できないことを覚えておこう!

 

 

 

 

 

⑨犯人捜し本能

~「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み~

 

 

物事がうまくいかない時、あなたはどうしますか?

誰かのせいにしますか?

それともモノのせいにしますか?

一時的なメンタルを保つ上では、確かにその場しのぎになるかもしれません。

けれど、他責の人間は結局自分の撒いた種で自分を苦しめることになります。

では、どうしたら良いか。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

犯人捜し本能を抑えるためには?

 →誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じておこう!

 

 

 

 

 

⑩焦り本能

~「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み~

 

 

「何とかしないと

このままでは売上目標に届かない

どうしよう」

あなたはこのように焦ってしまうことがありませんか?

焦りは禁物です。

行動も思考さえも停止させかねません。

では、どういう思考を持てばよいのか。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

焦り本能を抑えるためには?

 →小さな一歩を重ねよう!

 

 

 

 

 

~終わりに~

 

10の本能」を改善したあなたは、間違いなく世界を正しく見られるようになりました。

 

 

弊ブログでは『ファクトフルネス』と心理学を掛け合わせて紹介していますが、もしあなたが「10の本能」をもっと詳しく知りたいと思うのであれば、本屋に駆け込んで『ファクトフルネス』を手にとって読んでください。

 

 

 

世界が、より正しく見られるようになりますよ!

 

 

『ファクトフルネス』についての共有は、これで以上になります。

 

 

 

これからも、貧困についての投稿を続けていきます!

 

 

 

引き続き、弊ブログをよろしくおねがい致します。

ファクトフルネス⑬~第十の本能:焦り本能~

こんばんは、とーまです。

 

昨日一昨日と、静岡の焼津に旅行に行っていました。

次の日の今日は、花粉症がひどくてお昼まで寝込んでしまい、タスクを熟せられませんでした。

せめてブログはやろうと、何とか意識を保って書く所存でありますw

 

よろしくおねがいします。

 

 

 

さて、今回で著書『ファクトフルネス』の共有は最後になります。

 

本書に書かれている「10の本能」は、現代人が陥りやすい「思い込み」のことで、それによって多くの人が「データ」や「世界の貧困」について正しく理解できていないと、著者のハンス氏は言います。

 

 

それでは、早速内容に入っていきましょう!

 

 

 

第十の本能:焦り本能

~「今すぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み~

 

 

「この瞬間に決めろ!」

「今日から考え方を変えよう!」

「今すぐ行動しろ!」

 

こういった言葉を、目にしたり耳にしたりする人が多いだろう。

 

 

これらは「販売員」がクロージングのために使ったり、「活動家」が不安を煽って自身の市場価値を上げようとするために使われていることが多い。

 

 

 

「せっかくだから買っていきなさいよ!ここでしか買えないよ!」と、日本人消費者に響きやすい「限定」という言葉をちらつかせる観光地の販売員や、

 

「今こそ、我々は立ち上がらなければなりません!」と、選挙演説で公言する立候補者など、

 

「焦り本能」は我々が思っている以上に、日常にたくさん潜んでいる。

 

 

また人間の特徴として、目の前のリスクと何年後に起こりうるリスクとがある場合、前者を重んじ未来を軽んじる傾向がある。

 

 

逆に、これを逆手に取った商法もある。

 

 

「保険」がその最たる例だ。

 

人は短期的にしか考えないはずなのに、なぜか「保険」など長期の不安を煽られると、ほいほいと加入してしまうのだ。

 

 

 

気づいた方もいるかも知れないが、その不安を煽っているのは誰だろうか?

 

 

そう、「販売員」だ。

 

 

結局、未来だろうが近未来だろうが、その不安を煽られて意思決定し、行動を起こすのは「今」である。

 

 

僕も何度かそう謳った「ネットビジネス」に騙され、合計50万円ほど騙し取られてきた。

 

「ITの知識は必須だよ」

「権利収入を得て将来は有意義に暮らそう」

「簡単にお金が手に入る」

 

今見たら本当に臭い文言ばかりだが、就活を終え日本に危機感を覚えていた僕は、「今すぐ変わらなければならない」と考え続けて行動を起こしていた。

 

 

 

確かに、行動することから全ては始まる。

 

 

しかし、行動を起こす前に決断する(考える)自分は必ずいる。

 

 

 

この「考える自分」が正しい物事を見えていないと、その行動はただの見切り発車になってしまう。

 

 

それを弊ブログが共有している『ファクトフルネス』では、「思い込み」と「事実」には乖離がある、として書かれている。

 

 

 

例えば、貧困に関しても「途上国に必要なのはお金」と、単純な思い込みをしている人が多いだろう。

 

でなければ、本書で出題されている「世界の貧困13問」の正解率が12%前後に終わったりはしない。

 

 

 

実際に彼らが必要としているものと言えば、

「基本的な医療」「電気」「きれいな水」「トイレ」「避妊具」「マイクロクレジット」などの、いわゆる社会インフラだ。

 

 

それが当たり前になってしまっている我々は、彼らはお金だけに困っていると「純化(単純化本能:第八の本能)」して考えてしまい、その思い込みのせいでこのような事実が見えなくなってしまっているのである。

 

 

 

先進国では「イノベーション」が必要とされているが、途上国の貧困撲滅には「イノベーション」は全く必要ない。

 

 

必要なのは、貧困を消し去ることができた前例を、他の地でも提供するという「行動」だけなのだ。

 

 

 

 

 

けれど、多くの人はなかなか途上国現地に赴くことはできないだろう。

 

 

そんな我々にもできることはないだろうか。

 

 

 

 

あります!

 

 

 

フェアトレードです。

 

 

 

簡単に言うと、我々は「購買する」という行動で、彼らの労働環境健康状態を良くしていく事ができるということです。

 

 

これを「倫理消費(エシカル消費)」と呼ぶのですが、これを知っている日本人は残念ながら1割程度しかいません。

 

 

僕は「フェアトレードタウン逗子」を運営しているのですが、この「消費者が倫理消費を知らない」という課題は非常に難しいです。

 

 

そもそもこれを広めるために、我々フェアトレードタウンは継続的な活動やイベント活動を行っているという部分があるくらいです。

 

 

 

 

 

 

今回の内容をまとめるとこんな感じです。

 

 

われわれは今すぐ変わる必要はありません。

そもそも、進化はいきなり起こったりしないでしょ?

だから「行動」を煽るものには、何か裏があるとまず考えてください。

 

ただし、貧困撲滅のためには「今すぐ」行動する必要があります。

早く動いた分だけ、問題は小さいうちに抑えられます。

そのためにも「フェアトレード」を知ってください。

 

自分の購買が、途上国の彼らを助けることに寄与できます。

そういった僅かな社会貢献にも積極的に参加してください。

 

ビニール袋はもらわない

ストローは使わない

 

日々の基本的なところを見直すだけで、思考も行動も大きく変わります。

 

バタフライ効果」というものがあります。

蝶の羽ばたきがハリケーンをも巻き起こしてしまう、というあれです。

 

つまり、自分にとっては小さなことでも、誰かにとっては大きな事になりうることの例えです。

 

そういった些細な「心がけ」ができる人間になってください。

 

 

そして、弊ブログはこれからも「PoorerProject」を掲げ続け、貧困撲滅のために皆様に情報を共有してまいります。

 

 

僕ができることはこんな小さなことですが、皆さんが購読してくださり、フェアトレードを知ってもらえて、倫理消費をしてくれるよう育むことができれば、途上国の生活は少しずつ改善されていくでしょう。

 

 

そう、バタフライ効果ですよ!

 

 

そういった願いを込めて、これからもブログを書き続けていきます。

 

 

 

『ファクトフルネス』の共有は、今回で終了です!

13回もの間、ご高覧いただきありがとうございました。

 

 

これからも、弊ブログをよろしくおねがいします。

 

ファクトフルネス⑫~第九の本能:犯人捜し本能~

こんばんは、とーまです。

 

皆様、今日も一日お疲れ様でした~

 

今日も僕はテレアポをやっていました。

話もなかなか上手くなってきて、少しずつ興味を持ってもらえる確率が増えてきました。

 

営業においても人生においても「機会損失」をしてはいけませんし、させてはいけません。

 

お客様目線にいかに立てるか。

 

これが、営業において最重要になると思います。

 

 

 

 

さて、今回で12回目となりました著書『ファクトフルネス』の共有。

 

「10の本能」について、少しずつ理解が進んできた頃だと思います。

 

未開拓の本能は、あと2つです!!!

 

ラストスパートですよ!!頑張ってください!!

 

 

 

第九の本能:犯人捜し本能

~「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み~

 

 

 

皆さんは物事がうまくいかなかった時、このように考えた経験はありませんか?

 

 

「誰かがわざと悪いことを仕組んだに違いない」

 

 

メンヘラ」と呼ばれる人たちの多くは、この「誰かに見られている」という監視本能が膨張した「犯人捜し本能」を常日頃から感じてしまい、物事を肥大化してネガティブ(第二の本能:ネガティブ本能)に捉えてしまう傾向があります。

 

 

 

皆さんのイメージとしてわかりやすいのが、「ビジネスマン」や「ジャーナリスト」「ガイジン」と呼ばれる人たちでしょう。

 

 

僕も、いちビジネスマンとして歩み始めている中で「営業」と言うだけでかなり冷たい視線や声をひしひしと感じます。

 

 

そして、これこそが「犯人捜し本能」が可動している状態と言えます。

 

 

 

 

人はどうしても、自分の思い込みに合う悪者を探そうとしてしまう生き物です

 

 

 

 

例えば、カップルの問題によく挙げられるのが、

 

「彼氏が女と飲んだ」とか

「彼女が男と食事に行った」とか

 

といったものです。

 

 

本来なら他愛もない出来事のはずなのに、なぜか自分には良くない影響を及ぼすような気がしてならない。

 

こういった経緯からこの「犯人捜し本能」は、人に束縛本能さえ芽生えさせてしまいます。

 

 

 

「浮気されたら怖いから」と、自分の予防線のために愛する人を拘束してしまうのです。

 

 

 

またメディアについても、面白い事実があります。

 

 

 

本書や弊ブログの「ファクトフルネス①」でも出題している「貧困に関する13の問題(全て三択の問題)」に関して、人間の正解率チンパンジーの正解率を大きく下回ったという結果については、これまで幾度となく説明してきました。

 

 

その調査中で『ファクトフルネス』の著者であるハンス氏は、「メディアの人間は絶対に誰も正解できないだろう」と嘲笑する声が上がったと言います。。

 

 

ハンス氏はこれに興味を抱き、実際にメディアの人間に試そうとしたそうです。

 

 

しかし、彼らはこぞって拒んだといいます。

 

 

もし仮に悪い結果となったら、彼らの「権威」が脅かされるからです。

 

 

 

僕は今日まで『ファクトフルネス』の共有をしていく中でも何度か、メディア現実を映し出す鏡になれていない、というような説明をしてきました。

 

 

 

またその理由として、彼らはドラマチックさを売りにして視聴率のバトルを繰り広げているからだ、ということもテーブルに挙げてきました。

 

 

しかし逆を言えば、メディアは「演出家」としては非常に魅力があるというようにも取れます。

 

 

 

結局「情報社会」となった昨今では、メディアが正しいことを報じているかどうかよりも、私達自身がこの膨大な情報の中から正しい情報を探し出す能力をつけることのほうが、よほど重要になります。

 

 

メディアだって、20年前と比べて約530にもなっている情報量の中から、魅力のある演出を講じて視聴率を上げなければなりませんからw

 

 

 

そういう意味では、彼らも我々と同じ立ち位置にいるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

 

何でもかんでも「メディアが悪い」の一点張りでは、あなたの情報を収集する能力は一向に付きません。

 

 

 

「他責」の人間から「自責」の人間へ

 

 

 

これがもしできるのであれば、あなたは一生成長し続けることができます。

 

 

 

答えはいつも自分の中に」という言葉がありますよね。

 

 

 

それはつまり、課題問題も自分の中にあるということを意味しています。

 

 

 

是非、メディアの情報に左右されず、自分の軸となるような価値観を身に付けていってください!

ファクトフルネス⑪~第八の本能:単純化本能~

おはようございます、とーまです。

 

今日もあいにくの曇りですね。。

 

僕は今日3時間半睡眠で、これからバンド練と成績表を取りに大学に行きます。

めちゃくちゃ眠いですw

 

でもその前に、ブログを更新して朝活しようと思います。

 

 

 

弊ブログでは現在、著書『ファクトフルネス』の共有をしています。

なんと今回で、11回目を迎えています。

 

 

いつもご高覧くださり、誠にありがとうございます。

 

 

面白い事実として、この本には「人間はチンパンジーよりも世界の貧困について知らない」ということがわかる「13の質問」が取り上げられています。

 

また、弊ブログでもその問題を用意してあるので、気になる方は弊ブログの「ファクトフルネス①」をご覧ください。

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126969228288

 

 

 

またこの著書では、現代人が陥る「10の本能(思い込み)」について警鐘が鳴らされており、これらによって多くの人は「世界の貧困」や「データ」を正しく見ることができていないとされています。

 

 

そこで弊ブログ「Poorer 0 Project」では現在、『ファクトフルネス』を通して皆さまにその「10の本能」を伝え、世界の貧困について正しく知ってもらおうと情報を共有しています。

 

 

「10の本能」を乗り越えることで、皆さんは世界を正しく見ることができます。

 

 

それはつまり、外的要因によって騙されることがなくなるということです。

 

日本には、粗悪なサービスが未だにたくさん出回っています。

 

 

これらを交わすためにも、この「10の本能」について知っておく必要があります。

 

 

 

それでは、内容に入っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

第八の本能:単純化本能

~「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み~

 

 

弊ブログでも取り上げている「世界の貧困の13の問題(三択問題)」では、人間の正解率が約12%にとどまった一方、チンパンジーの正解率は33.3%(正解を選ぶ確率は1/3)と、人間を遥かに上回っているということが明らかになっている。

 

 

ちなみにこの問題の多くに答えられなかったは、何も一般の人達だけではない。

 

 

むしろ、専門家や知識人のほうが答えられていなかったからだ。

 

 

 

ものごとをシンプル(単純)に見ることで、私たちの理解は格段に早くなる。

 

しかし、その一方でその感覚に囚われすぎると、正しいものの見方ができなくなってしまう。

 

 

人々が世界を一つだけの切り口で見てしまうのには、大きく2つある。

 

=======

・政治思想

・専門知識

=======

がそれだ。

 

 

「政治思想」の一番わかりやすい例が「政党」だろう。

 

つまり「我々の考え方は正しい」という前提の元、彼らは活動を起こしている。

 

この凝り固まった考え方が「純化本能」のひとつとして挙げられている。

 

 

 

また「専門知識」とは、いわゆる「専門家(プロ)」や「活動家」がそうだろう。

 

「その道のプロ」と呼ばれる彼らは、たしかにその道では右に出るものはいないが、一度違う話題に飛ぶと全くと言っていいほど力を発揮できない。

 

専門外」という言葉がそれを示している。

 

これがもう一つの「純化本能」だ。

 

 

 

 

また、わかりやすい例として「トンカチとクギ」を紹介しよう。

 

子どもにトンカチをもたせると、どうしてもクギを叩きたくなるというあれだ。

 

「スキル(技術)」や「リソース(資源)」を手にすると、人間はそれを使って何ができるかを考えがちになる。

 

これが「単純化」の一番わかりやすい例だと思う。

 

 

 

さらに「単純化本能」の裏側の事実として、「キューバ」と「アメリカ」を比較することがある。

 

======

キューバは、貧乏人の中でいちばん健康

アメリカは、金持ちの中でいちばん不健康

======

 

 

この二項対立について、「キューバ」や「アメリカ」という単純な切り口しか持ち合わせていないと「キューバは貧しく、アメリカは金持ち」ということしか目に映らなくなってしまう。

 

実際、キューバ平均所得アメリカの1/4くらいにもかかわらず、子どもの生存率アメリカと同等くらいに高い

 

一方のアメリカの場合、アメリカ人の一人あたりの医療費は世界で最も高いにもかかわらず、平均寿命は世界で40番目となっている。

 

 

ここから、キューバが「貧乏人の中でいちばん健康」であることと、アメリカが「金持ちでいちばん不健康」という事実がわかる。

 

 

 

「単純化本能」は、ものごとをわかりやすくする一方で、そのものごとすら簡略化してしまうので事実に陰りを生んでしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか。

 

 

 

 

 

「トンカチとクギ」の例は皆さまには特にわかりやすかったのではないでしょうか。

 

 

 

・スポーツをやっていたから身体に関わる仕事をする

・保育の学校に行ったから保育士になる

・理系に行ったから大学院に行く

 

 

こういった考えから「単純化本能」は、「宿命本能(第七の本能)」とも大きな関係があるということがわかります。

 

 

 

もちろん僕は、それが悪いと言っているわけではありません。

 

 

 

ただ、イノベーションが必要となっている現代にこの「単純化本能」を持ってきてしまうと、

 

「1+1=2」の式でしか表せなくなり、

 

何もシナジーが生まれないということが予想されます。

 

 

 

特に今の日本には「クリエイティブさ」が必要です。

 

「失われた20年(30年とも言われている)」で我々が失ったものは、想像以上に多いかもしれません。

 

 

しかしそんな過去は、これからの意識・行動次第でいくらでも変えてやることができます。

 

 

まずは私たちから、自分から変わることを意識しましょう。

 

 

 

そして自分の周りを、日本社会を、世界を共により良くしていきましょう!!

 

 

 

 

バタフライ効果」というものがあるくらいですから。

(気になる人は今すぐ調べてください)

ファクトフルネス⑩~第七の本能:宿命本能~

こんにちは、とーまです。

 

最近、めちゃくちゃ体の調子が良いです。

というのも、おそらく要因は「コーヒー」だと思います。

 

コーヒーの効用もさることながら、自分で豆を挽いて淹れるコーヒーはいつも以上に美味しさを感じます。

また「コーヒーを入れなきゃ!」という使命感だけで朝起きられるようになりました。

 

「朝活」に興味のある人は、是非「朝コーヒー」を試してくださいね!!

 

 

 

さて、今回でなんと10回目となりました、著書『ファクトフルネス』の共有。

 

 

この本では、現代人が世界の貧困やデータを正しく捉えられていないということが挙げられています。

 

詳しくは、弊ブログ「ファクトフルネス①」からご覧ください。

 

 

弊ブログが『ファクトフルネス』の共有をしているのは、皆さまに正しい世界を見る力を養うことに尽力したいと考えているからです。

 

最近は「副業」や「フリーランス」、「ブロガー」といった新たな選択をされる方々が増えてきているな~と感じています。

 

そんな方々にも『ファクトフルネス』の謳う「正しいものの見方」というのは、今後の人生に非常に役立ちます。

 

 

 

弊ブログは、ご高覧くださっている皆さまだけに有益な情報を提供できるように、これからも精進してまいります。

 

 

 

それでは、内容に入っていきましょう。

 

 

 

 

第七の本能:宿命本能

~「全てはあらかじめ決まっている」という思い込み~

 

 

皆さんは世界の経済について、このように考えてはいませんか?

 

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・ヨーロッパ経済は成長し続ける

・アフリカの経済は西洋に追いつけない

========

 

 

 

もしこのような考え方があなたに根付いているのであれば、あなたは自分が「宿命本能」という厄介な「思い込み」に捕らわれている、と思ったほうが良いだろう。

 

 

 

弁解をしておくと、何もこのように考えているのはあなただけではない。

 

 

なぜなら有名な知識人や優秀な投資家も、世界の経済についてこのような思い込みをしているからだ。

 

 

 

実際はというと、西洋の経済鈍化しており、一方で貧困レベル2(一日あたりの所得が2~8$、日本は貧困レベル4)のアフリカの国々の成長は目覚ましい。

 

 

 

しかし、その事実を知らなかった投資家は、成長最中にある「アフリカ」ではなく、経済成長が鈍っている「ヨーロッパ」を投資先に選んでしまうのである。

 

 

彼らがそのような思考に及ぶのは、「ヨーロッパ経済は成長し続ける」や「アフリカ諸国は貧しいまま」といった「宿命本能(思い込み)」が原因である。

 

 

 

つまり「西洋思考」の投資家の多くは、アフリカ経済の成長に気づいておらず、途方もないビジネスチャンスを逃してしまっているのである。

 

 

 

もし皆さんの中で投資をされている方がいらっしゃるのであれば、是非アフリカ経済に投資することをおすすめする。

 

 

なぜなら、まだほとんどの人が気づいていないからである。

 

 

 

先にことわっておきたいのだが、僕は悪質な投資案件を皆様に押し付けているわけではない。

 

 

現に弊ブログには案件は載せていないし、何より弊ブログをご高覧くださっている皆さまだけに有益となるような事実を示したい、と思っているだけだ。

 

 

実際、国連はSDGsというものを掲げて、世界中の国々に「極度の貧困の撲滅」を呼びかけている。

 

 

それはつまり、アフリカの一部の国を除く国々をはじめとした世界の発展途上の国々が、大きな経済発展を遂げる伸び代があるということを示している。

 

 

そして国連は、彼らの伸び代だけではなく、その経済発展に寄与するように先進国を始めとした国々に、SDGsへの取り組みを呼びかけている。

 

 

詳しくは、国連のサイトにて。

2030アジェンダ | 国連広報センター

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

世界には様々な「宗教」がありますよね。

 

それぞれの教祖や開祖によって教えは違っていますが、彼らに共通している部分は、どこか「宿命論」的な部分が強いと思います。

 

 

「私は〇〇のために生まれた」とか

「私は△△する運命にある」とか

「私には絶対にできない」とか

 

そういった「思い込み」が「宿命本能」です。

 

 

 

 

「宿命本能」は「小さな進歩」を盲目にします。

 

 

 

そして、年齢を重ねた時に目の焦点が合わなくなってきた時にこう思うはずです。

 

「これが老化か~」と

 

 

そうです。 

「宿命本能」は「ネガティブ本能(第二の本能)」すら彷彿させてしまうのです。

 

そうして「ネガティブ本能」に入った人は「小さな進歩」を見ることができなくなり、やがて「失敗の少なさ」や「安定」を求め、自らの「小さな進歩」を辞めてしまうことになります。

 

 

そういう意味ではこの「宿命本能」が脅かすものは、皆さんが思っている以上に厄介なものかもしれません。

 

投資のチャンスがなくなるとか、そんなレベルの話では済まないかもしれないということです。

 

 

 

もう一度宣言していおきますが、僕は弊ブログを通して、皆さまに正しい世界やデータを見る力を養ってほしいのです。

 

多くの人がそれをできていない中、弊ブログをご高覧くださっている皆さまだけがその力を養うことができ、皆さま自身の人生が良い方向に変わっていくことを願っております。

 

 

 

それでは皆さま

 

弊ブログ「PoorerProject」を今後とも宜しくお願いします。

 

 

今日はこの辺で~

ファクトフルネス⑨~第六の本能:パターン化本能~

こんにちは、とーまです。

 

 

ここ数日、特に花粉の症状がひどくなってきました。。。

この時期の僕は、本当に死んでいます。毎日辛いです。

 

 

 

 

さて、今回で9回目となりました弊ブログでの著書『ファクトフルネス』の共有。

 

 

いよいよ折り返し地点を超えて、今日は「10の本能」のうちの6つ目の本能「パターン化本能」になります。

 

 

 

これまで弊ブログでは、

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・分断本能

・ネガティブ本能

・直線本能

・恐怖本能

・過大視本能

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の5つの本能を共有してきました。

 

 

 

これらの本能を含めた「10の本能」は、現代人のほとんどに染み付いている「思い込み」です。

 

これらの思い込みにより、現代人は「世界の貧困」や「データ」を正しく理解できていないと、『ファクトフルネス』の著者ハンス氏は綴っています。

 

 

またそれを証明する調査結果として、本書や弊ブログ「ファクトフルネス①」でも紹介している「貧困に関する13問の選択問題」というものがあります。

 

 

1万2000人に調査した結果、人間の平均正解率は約12%でした。

 

 

この結果は、チンパンジーの正解率(33.3%)を大きく下回る結果となりました。

(13の問題は全て3択問題となっている)

 

 

 

そして、このような結果となってしまった理由が、現代人には「10の本能(思い込み)」があるからだと、ハンス氏は言います。

 

 

 

一方でそれはつまり、これらを正すことによって正しい世界を見ることができるようになるということを意味しているとも思います。

 

 

 

弊ブログは、その「思い込み」を改善するために『ファクトフルネス』の共有をしています。

 

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皆さんに、正しい世界の見方をしていただきたいと

豊かな未来を過ごしてほしいと

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そう心から願っております。

 

 

 

 

それでは、そろそろ本題に入っていきましょう。

 

 

 

 

第六の本能:パターン化本能

~「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み~

 

 

 

皆さんは、このような思い込みをしたことがありませんか?

 

「種族が違えば習慣が違う」

 

 

これはある意味正しいことでもあり、間違ったことでもあります。

 

 

 

パターン化することで、人間の思考回路は仕組み化され、作業効率は圧倒的に上がります。

 

例えば、新聞がそうでしょう。

 

スポーツや経済、テクノロジーや政治など、

彼らが記事にするものは、ほぼ決まっています。

 

 

なぜなら、その方が情報伝達は早く、手段としては効率が良いからです。

 

 

しかし、これが誤解を生み出してしまうのです。

 

 

 

 

例えば「人種」と「習慣」の問題。

 

 

殆どの場合「種族が違えば習慣(価値観・考え方)は違う」というパターン化は正しい。

 

 

その中でもわかりやすいのは、日本と韓国が犬猿の仲という「イメージ」だろう。

 

 

日本メディアは頻繁に韓国のことを報じ、彼らの悪事や誤った発言だけ抜粋し、間違った情報を世間に伝えている。(ことわっておくが、僕は韓国を支持しているわけでもなく、また日本の正当性を訴えかけているわけでもない)

 

 

そう、事件はあくまで「一個人」や「一部少数」が犯したミスであることが多い。

(最近では、オリンピック大臣の池江選手に対する発言が炎上騒動になっている)

 

 

それにもかかわらず、メディアはそれ(一個人のミス)があたかも「韓国の出来事」であるかのように報じている

 

 

 

これに関して断言しよう。

 

 

「その思い込みは間違いだ!」

 

 

 

実際、韓国のIT化は日本より確実に進んでいるし、医療を含めたテクノロジーの進歩も目覚ましい。

 

 

それを我々日本国民が知らないということは、メディアが韓国の情勢を正しく報じていないということだ。

 

 

また、皆さんの中には「韓国人は日本人が嫌い」であったり、「日本人は韓国を毛嫌いしている」といった勝手なイメージを持っている人もいるのではないだろうか。

 

 

これに関しても「全くそんなことはない」と断言したい。

 

 

 

確かに、一定数そう考えている人はいるだろう。

 

 

竹島問題やスポーツの悪行など

 

ただ、このような「ひとつの例」だけで、右翼や左翼と分断(第一の本能―分断本能)され、勝手なイメージを浮かび上がらせてしまっている。

 

 

 

しかし、全くそんなことはない。

 

 

特に韓国の若者は、日本の文化を素晴らしいと言ってくれているし、韓国の観光客も頻繁に見かけるようになっている。

韓国人に人気な観光・旅行地の第一位に「日本・大阪」が選ばれているほどだ。

 

逆に日本も、海外旅行先として「韓国・ソウル」が一位に選ばれている。

 

 

これは旅行サイト「エクスペディア」が分析したれっきとしたデータであり、メディアが視聴率を上げるために報道している間違った捉え方をしたニュースとでは、その信用性は歴然だ。

 

 

 

このように「思い込み」ではなく「正しい事実」だけを抜粋してインプットする能力が、2000年以降の「情報社会」では必須になる。

 

 

なぜなら20年前と現在とでは、その情報量の差は530にも及ぶとされているからだ。

 

 

要するに、この社会には「正しい情報」が増えた分「間違った情報」も増えているということだ。

 

 

 

よく考えてみてほしい。

 

 

皆さんが「ディナーをしたい」と思ってネットで検索した際、どのくらいのお店がヒットするだろうか。

 

 

少なくとも1000万件はヒットするだろう。

 

 

その中からあなたは「たった一店舗」を選ばなければならない。

 

 

正直言って、無謀だ。

 

 

 

だからみな「上位検索」で「高評価」のお店と選択肢を減らしてから、選ぼうとする。

 

逆にお店側はそれを知っているから、ネットで上位検索になるよう「SEO対策」をしたり、「顧客満足度」を高めるような良いサービスを心がけようとしたりする。

 

 

しかし、そのデータだって必ずしも信用はできない。

 

なぜなら「上位検索」はコストをかければ叶えられるし、「高評価」もお店の従業員が友達にお願いをすれば偽ることだってできる。

 

 

 

本当に質のいいお店はほとんど「会員制」となっていて、質の悪い客をお断りしている。

 

その会員になるためには、誰かからの紹介が必要となる。

 

 

だからこそ、近年「信用経済(人とのつながり)」が大切だと言われているのだ。

 

 

私たちは、この情報が溢れる社会の中で「ホンモノを見る目」を養わなければならない。

 

 

そういう意味で、この『ファクトフルネス』という本はそのきっかけづくりとなっているし、弊ブログ「Pooror 0 Project」もその支えになっていると僕は信じている。

 

 

 

「正しい情報を得る能力」

 

 

その力を、弊ブログで養ってほしい。

 

 

僕はそう願っている。