賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

若者ほどフェアトレードを知っている~貧困への意識が高まっている~

こんにちは、とーまです。

 

日本人の約4割に認知されているフェアトレード

あなたは名前を知っていますか?

 

 

そしてフェアトレードを知っているあなたは、

その内容を説明できますか?

 

 

 

NTTコムが平成25年に調査した結果では、

日本人の17%が「フェアトレードの内容」を知っていました。

【図1】フェアトレードの認知度

 

 

また面白いデータとして、

若い世代ほどフェアトレードを認知していて、

50代60代に関しては3割ほどしか

認知していませんでした。

 

 

さらに、いちばん認知率が高かったのは

30代女性50代女性だったこともわかっています。

 

 

 

実はNTTコムはこれ以前にも

平成22年に同様の調査を行っています。

 

 

しかし認知の増加率は

3年間でたった1%の増加に留まってしまっています。

 

 

 

そんな伸び悩むフェアトレード市場にも朗報です!!!

 

 

 

現在日本では、4つの自治体が「フェアトレードタウン」

を名乗っています。

 ==============

熊本市(日本初)

名古屋市

・逗子市

浜松市

 ==============

 

 

ちなみに世界には2000を超える

フェアトレードタウンがありますが、

自治体が「フェアトレードタウン」を名乗るのは

簡単ではありません。

 

 

以下のすべての項目を達成している必要があります。

 ☆★☆★☆★☆★

①推進組織の設立と支持層の拡大

②運動の展開と市民の啓発

③地域社会への浸透

地域活性化への貢献

⑤地域の店によるフェアトレード産品の幅広い提供

自治体によるフェアトレードの支持と普及

 ☆★☆★☆★☆★

 

 

この中でも、特に難しいとされているのが

「⑥自治によるフェアトレードの支持」です。


 

 

熊本市は、2011年に日本初のフェアトレードタウン

になりましたが、

実は同様の活動は2003年から行っていました。

 

 

そして①~⑤の土台部分は

2010年にはほぼ達成していました。

 

しかし自治体の支持を得るまでに

もう一年必要となりました。

 

 

そんな苦労を経てようやく

フェアトレードタウン熊本」を

名乗れているのです。

 

 

フェアトレードタウンはNPO法人などと違い、

市全体で途上国の貧困を解決しようという

組織づくりが必要です。

 

 

これ以外にも、

札幌市

岐阜市

横浜市などが

フェアトレードタウン活動を始めています。

 

 

日本でもフェアトレードタウンが増えれば、

日本のフェアトレード市場規模も

自ずと拡大していくでしょう。

 

 

皆さんも、今後のフェアトレードのあり方には注目ですよ!

今さら聞けない「フェアトレードって何?」~今日その基礎の基礎を教えます!~

 

こんにちは、とーまです。

 

 

皆さんは、フェアトレードをご存知ですか?

 

 

聞いたことはあるけど、ちゃんと説明できないなぁ~

という人が多いと思います。

 

 

そんなあなたに朗報です!!

 

 

今日はフェアトレード

「これだけ抑えておけば大丈夫!」

という基礎の基礎をお教えいたします!

 

 

 

 

1.フェアトレードって何?

 

 

フェアトレードとは、

 

国際貿易の場においてより大きな公平さを追求し、

不利な立場に追いやられた生産者や労働者対して

より良い取引の機会を提供し、

とりわけ途上国の生産者・労働者の権利保護を目指し、

持続可能な発展にも貢献する取引関係のことです。

 

 

 日本人の多くの人が誤解していますが、

 

フェアトレードは単発・短期での取引ではなく、

長期的・継続的な取引関係を構築することで、

途上国生産者の経済的自立に寄与するものです。

 

 

 

 


2.フェアトレード

取り組んでいる企業

 

 

おそらくフェアトレードに良いイメージを持っていない方は、

フェアトレード事業を企業の「売名行為」だという風に

捉えているのではないでしょうか?

 

 

全くそんなことはありません!!

 

企業がフェアトレード事業に参入することは

そんなに簡単なことではなく、

実際に多くの企業が参入を断念しています。

 

 

今回はそんな中でも

フェアトレード事業」を確立している

とても優良な企業の一例をご紹介したいと思います。

 

 

 

①イオン

イオンは、

自社ブランド「トップバリュ」のチョコレートに

フェアトレードチョコを使用し、

大量仕入れすることによって、

フェアトレード事業一番の悩みである

「高価格化」を抑え

低価格での販売を実現している。

(その他にも17種類を販売)

 

 

②カルディ

コーヒーショップカルディでは

「ウーマンズハンドフェアトレードブランド」

と呼ばれるコーヒー豆を販売しており、

途上国の女性の生活を支えている。

 

 

スターバックス

スターバックスは、店舗にもよりますが

フェアトレードのコーヒー豆を

使用している店舗があります。

去年は「プラスチックストローの廃止」を

宣言するなど、

環境や社会への取り組む姿勢が

頭一つ抜けて見えます。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

今回はフェアトレードの基礎の基礎ということで、

「これだけ抑えておけば問題ない!」

という趣旨でお話させていただきました。

 

 

実は日本では

フェアトレードについて

このような問題が挙げられています。


平成25年のNTTコムリサーチによる調査では、

 

フェアトレード商品を購入しない理由」として

 

①    フェアトレード」商品を扱う店が近くにないから(48.8%

②    自分の欲しい商品で「フェアトレード」商品がないから(33.1%

③    どこでフェアトレード」商品を購入できるかわからないから(25.0%

 

の3項目が上位にランクインしています。

 

 

 

そして、これらについての解決策を、

今回弊ブログでは提示しました。

 

 

フェアトレード商品は、

イオンやカルディ、スターバックス

購入ができます。

 

 

気づいたかもしれませんが、

フェアトレード商品として

「チョコ」や「コーヒー」が扱われることが多いです。

 

 

もしこれらを提示した上でも

購買率が上がらないのであれば、

フェアトレードの問題は他にあるということになります。

 

 

今回はフェアトレードの基礎の基礎

ということで、

この辺で話を切りたいと思います。

 

是非あなたも、

これらのお店に足を運んだ際には、

フェアトレード商品を探してみてくださいね!

 

それでは~

角野卓造じゃない、あのフィンランド前大統領も大注目の〇〇

こんにちは、とーまです。

 

突然ですが、この方をご存知ですか?

この方はフィンランド前大統領の

タルヤ・ハロネン氏です。

 

 

そして、ハロネン氏は大統領を務めていた時

このような発言をされています。

 

 

フェアトレードは、

一般消費者が貧しい国の人々の生活に、

直接プラスの影響を与えるための道を切り開いた。

 

フェアトレード製品を選ぶということは

小さな行為だが、より公正な世界を

築き上げるための重要な選択だ。」

 

 

 

フェアトレード(貿易)は、

いわゆる自由貿易(一般の貿易)とは違います。

 

 

こちらをご覧ください。

 

パット見でわかるのが

仲介の数」だと思います。

 

 

自由貿易においては

この「仲介の多さ」が原因で、

生産者への利益が搾取されやすいのです。

 

 

この図を見てください。

 

この図は「コーヒー1杯330円」とした時の

各流通フローの利益分を表した図です。

自由貿易

 

あなたが330円のコーヒーを買った時、

ほとんどの利益はカフェに落ちて

生産者にはたった1%しか落ちていないんです。

 

 

 

これが途上国のカカオ農家を

貧困に追いやっている

原因なのです。

 

 

そうした中で

解決策のひとつとして考えられたのが

フェアトレード貿易なのです。

 

 

フェアトレード貿易

適正な価格での取引を実現し、

途上国の生産者に利益が落ちるようにしたのです。

 

 

先程のコーヒーカップの図で比較すると、

生産者に落ちる利益は、

1~3%→3~10%

の約倍に増加します!

 

 

ちなみに「スターバックス」は

店舗にもよりますが

フェアトレードのコーヒー豆を導入し始めています。

 

 

 

これであなたも、コーヒーを手に取った時

買った値段の何%が生産者の利益になるのか

その現実を知ったと思います。

 

 

 

もう一度念を押して言いますが、

フェアトレード製品でないコーヒーを買うと、

生産者に落ちる利益はそのたった%です。

 

 

 

その現実を知っていても、

あなたは普通のコーヒーを買いますか?

そしてそのコーヒーを飲みますか?

 

 

もしあなたがフェアトレードのコーヒーを

選んで購入すれば、

途上国の生産者を笑顔にできます。

 

 

 

これが「倫理消費」というものです。

 

 

途上国生産者を笑顔にするマークは

こちらです。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

 

僕があなたに伝えたいことは

たったひとつ

フェアトレードです。

 

 

あなたがこれを買うことで

僕には一銭の利益にもなりません。

売っているお店の利益も変わりません。

 

 

ただ、途上国の生産者を笑顔にできます。

 

 

 

いつもより100円高いコーヒーを買っても、

あなたの生活への大きな支障にはならないでしょう。

 

 

しかし、途上国の生産者にとっては

大きな違いになります。

 

 

 

是非あなたも、倫理消費者になってください!!

投資先を悩んでいるあなたに朗報!~優秀な投資家が大注目の〇〇市場~

どーも、とーまです!


あなたは投資先で悩んでいる

ことはありませんか?


この記事を読めばどのような

市場が伸びているのかわかります!

 

 あなたの投資に

有効なアドバイスになりますよ!

 

 

さて今日は、

フェアトレード市場について

お話したいと思います。

 

 

こちらをご覧ください。

画像に含まれている可能性があるもの:テキスト

 

これは「国民あたりその年に

どれだけのフェアトレード商品が

購入されているか」を表した

データです。

 

 

 

ご存知の方もいると思いますが、

僕はフェアトレードタウン逗子の運営をしています。

 

そして弊ブログでは

その情報発信の一環として、あなたに

フェアトレード」や「貧困」について、

興味・関心を持っていただこう!

という目的のもとで

運営させていただいております。

 

 

 

 

話を図の方に戻しますと、確かに

日本のフェアトレードの市場規模は

世界に比べてかなり小さいです。

 

 

しかし、気負いすることは全くありません。 

こちらをご覧ください。

これは、日本のフェアトレード市場の

推定規模を表したグラフです。

 

確かに世界と比べた市場規模は

小さいかもしれませんが、

この日本においての

フェアトレード市場の伸び率を考えた時、 全くネガティブになる必要はありません。

 

 

むしろ、日本のフェアトレード市場は

伸び続けています。

 

 

 

なぜ日本のフェアトレード市場が

伸び続けているかというと、

理由は2つあります。

 

=============

①投資家によるESG投資

フェアトレードタウンの

継続的な活動

=============

 

 

①投資家による

ESG投資

 

ESG投資とは、


簡単に言うとESG

(Environment・環境、Social・社会、Governance・企業統治)に

企業がどれだけ貢献しているかを考慮して、投資先を選定することです。

 

つまり

社会貢献度が高い企業ほど、

投資家の投資先として

選ばれやすいということです。

 

そしてこのESG投資も

注目度がかなり高く、

その投資金額は年々増加しています。



その動きを知っている企業の多くは、

社会貢献事業のひとつとして

フェアトレード事業」に参画しています。

 

ここからも

日本のフェアトレード市場規模が

拡大している理由もわかりますね!

 

 

フェアトレード

タウンの

継続的な活動

 

そもそも、フェアトレードタウンとは何ぞやと思われている人もいるかと思います。


端的に説明すると、

フェアトレードタウンとは


途上国の農村と先進国の街とが

長期的な関係を築き上げ、

経済的自立を支援しようという

街ぐるみでの取り組みです。


ただ、フェアトレードタウンを

簡単に名乗ることはできません。


早いところでも、

2年は認定されるまでにかかります。


つまりそれだけハードルが高く

継続的な活動が必要とされている

ということです。


日本では現在、

4つのフェアトレードタウンが

存在します。


熊本市

名古屋市

・逗子市

浜松市


もちろん認定された後も、

継続的な活動をしなければ、

3年ごとの査定で名乗ることが

できなくなる可能性も出てきます。


そんな中世界には、

現在2000を超える

フェアトレードタウンが存在しています。


その数は、

今後も増え続けると予想されていて

日本でも岐阜市や札幌市などが

その認定に向けて活動を始めています。



フェアトレードタウンの数から見ても、

フェアトレードの市場規模の拡大が

予想できますね。





いかがでしたか?



おそらく

あまり知らない事実だったり、

世界の情勢だったのではないでしょうか?


これほどまでに世界は、

世界全体で持続的な発展をしていこう

という動きを始めています。



もちろん日本は超資本主義なので、

誰かが儲かって

誰かがそんな思いをしている


という構図に

慣れてしまっているかもしれません。


しかし世界の動きを見ると、

ヒエラルキーが下の人たちを

取り残さないような動きが見られます。


あなたも「フェアトレード」に触れて、

世界の貧困を無くすという

世界の共通目標の達成に

是非寄与してくださいね!


もちろん知らないことも

たくさんあると思います。



けれど安心してください!!


それを補うために、

弊ブログは運営されています!



皆さんで共に貧困を撲滅しましょう!!

あなたは知っていますか?~日本で「FT」を知っている人は10人に3人だけ~

鳩とワインとコーヒーが好き!

 

どーも!!とーまです。

 

 

 

いや~なにかキャッチフレーズが欲しいんですけど、なかなか見つからないものですね~~

 

芸人が漫才をするときって、「掴み」と「オチ」って決まっているじゃないですかー

 

 

 

例えばナイツだったら、

 

「インターネットのヤホーで、、」「いやYahoo!ね!」っていう掴みから入って

 

「皆さんも是非、〇〇を覚えてください(例えば、SMAPのことを調べてきたと言ったら、スピッツのことを覚えてくださいなど、言葉のズレでオチを付ける)」「いや△△ね!いい加減にしろ!」というオチで終わります。

 

 

ナイツの塙さんも言っていましたけど、こういった芸にパターンができると漫才は強いです。

 

ある意味パターンは「ハード」の役割を担っていて、後は題材ごとに「ソフト」を入れ替えていくという、まさにその人個人の「ブランド」になります。

 

 

今回例に挙げたナイツのブランドは、まさに「ズレ漫才」です。

 

 

 

さて、そろそろ本題に入りましょうか。

 

 

 

 

今回は、日本人の7割が知らない「FT」についてのご紹介です。

 

 

 

結論から言うと、FTとは「フェアトレード」のことです。

 

 

フェアトレードとは、とりわけ不利に追いやられた発展途上国の生産者・労働者に対してより良い取引の機会や対価を提供し、持続可能な発展に寄与することです。

 

 

つまり、フェアトレードの目的は「持続可能な発展に寄与すること」なのです。

 

 

ただ、そのためにはどうしても取引価格を上げる必要があります。

この図を見てください。

 

多くの途上国生産者は、右側のサイクルに位置づけられています。

 

彼らが貧困から抜け出すことのできない理由のほとんどは「安く買い取られているから」に結論付けられます。

 

 

そこでフェアトレードは、その取引において適正な価格で取引をして途上国に落ちるお金を増やし、継続的にそれを行うことで、彼らを経済的に自立させようと取り組んでいます。

 

 

しかし残念なことに、日本で「フェアトレードを知っている人」は29.3%しかいません。(2016年調査)

この図を見てください。

 

これは2010年の調査ですが、日本は世界で見ても圧倒的にフェアトレードへの取り組みが遅れています。

 

 

その原因として挙げられるのは、日本では「倫理消費(エシカル消費」と呼ばれる、世界の貧困者を意識した消費選択の認知率も低いことが影響しています。

 

 

日本でのフェアトレードの認知率は3割未満と伝えましたが、エシカル消費の認知率はそれを下回るたった1割です。

 

 

ここから、フェアトレードへの取り組みとエシカル消費の認知率には正の相関があり、強い因果関係があるということがわかります。

 

 

 

つまり、途上国の貧困を救うためにはフェアトレードが必要で、そのフェアトレードに取り組むためには倫理消費を浸透させていく必要があるということです。

 

 

そして、倫理消費を芽生えさせるためには、世界の貧困事情やその他情勢を正しく知っている必要があります。

 

 

もし今回あなたが「フェアトレード」や「倫理消費」を知らなかったとしても大丈夫です!

 

ここまで読んでいただけたということは、その一端を既にインプットしたことになりますから。

 

 

もちろんいまの僕には、あなたにまず「フェアトレード」や「倫理消費」などの言葉を知ってもらう必要がありますが、弊ブログの最終目的は「貧困をなくすこと」です。

 

 

これは僕ひとりの力では、貧困は解決できません。

 

 

ですから、弊ブログを読んでくれたあなたには、これからも弊ブログを継続的に読んで欲しい。

 

 

そうしてあなたが貧困について正しい知識を付けて、途上国の貧困者のために購買を起こす「倫理消費者」になってくれることを望んでいます。

 

またこれまでの弊ブログにも、貧困についてのメカニズムや日本人が貧困について無知になってしまっている原因についての記事があります。

 

 

そちらも御覧ください。こちらがその例です。

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126969228288

ファクトフルネス~最終章:「10の本能」を抑制するには?~

こんにちは、とーまです。

 

今日はカラオケに行って、4日後のライブに備えた調整ができました。

今年に入ってから空気の通り道が変化してきて、まだ上手く声をコントロールできていませんけどねw

ただ、変化の途中だからこそ頑張らなければなりません。

 

あなたが今、自分のここが変わっているな~と感じるものはなんですか?

もしその変化に気づくことができれば、きっと飛躍的な成長ができますよ!

自分を信じ続け、共にさらなる高みを目指しましょう!

 

 

 

 

 

さて、前回で著書『ファクトフルネス』の共有全13回が終了しました。

 

定期的な購読、お疲れ様でした~

 

 

ただ、もしかしたら全てを閲覧できていないという「あなた」のような人がいるかも知れません。

 

 

 

そんなあなたのために、ここに13回分の「まとめ」を書いていきたいと思います。

 

 

是非、気になった本能の内容を見てみてください!

あなたに、毎日の生活でその情報が正しいのかどうか「見分ける力」を養ってくれます。

 

 

ついでに、この「10の本能」を抑制する方法も紹介していきますので、楽しみにしてくださいね。

 

 

 

①分断本能

~「世界は分断されている」という思い込み~

 

 

多くの人は、世界には「お金持ち」と「貧しい人」しかいないと考えがち。

けれど、「高所得者」「中所得者」「低所得者」と分けた場合、「中所得者」の割合が一番多い。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126977851262

 

 

分断本能を抑えるためには?

 →大半の人(マジョリティ)がどこに属しているのか(いるのか)を探そう!

 

 

 

 

 

②ネガティブ本能

~「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み~

 

 

メディアは基本「ネガティブ」な放送しかしない。

しかし、それにとらわれてしまうと正しい認識ができなくなる。

事実、世界の貧困問題は少しずつ改善されてきている。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126978652605

 

 

ネガティブ本能を抑えるためには?

 →悪いニュースのほうが広まりやすいということを覚えておこう!

 

 

 

 

 

③直線本能

~「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み~

 

 

貧困が改善されれば、人口の増加は一定のラインで留まる。

そして、人口増の要因となる貧困は改善されてきている。

つまり、人口がこのまま増え続けることはない。

それは、企業の株価が上昇し続けないことと同様。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126981973893

 

 

直線本能を抑えるためには?

 →直線もいつかは曲がることを知ろう!

 

 

 

 

 

④恐怖本能

~危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み~

 

 

2016年、4000万機の旅客機が、死者をひとりも出さずに目的地に到着している。

死亡事故が起きたのは、たったの10機。

しかし、メディアが取り上げたのはこの10機のほうだった。

それを聞いて、あなたは飛行機に乗るのを辞めますか?辞めませんよね?

このような天文学的可能性を、メディアはさも当然かのように報じます。

そんな彼らの報道に左右されていては、あなたの人生が狂ってしまいます。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126983113614

 

 

恐怖本能を抑えるためには?

 →リスクを計算しよう!

 

 

 

 

 

⑤過大視本能

~「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み~

 

 

ビジネスで最も大切なことはなんですか?

売上ですか?利益ですか?

違いますよね。

「お客様」ですよね?

お客様を第一にせずに売上に目が行く企業はどうですか?

最近、ニュースでそのボロが出ていることが頻繁に報じられています。

このように「お金第一主義」を取ると、コンプライアンスを無視してでも稼ごうとしてしまいます。

 

 

詳しくはこちら→

https://blog.hatena.ne.jp/winterhorse25/winterhorse25.hatenadiary.jp/edit?entry=17680117126985889441

 

 

 

 

 

⑥パターン化本能

~「ひとつの例が全てに当てはまる」という思い込み~

 

 

「韓国人は日本人が嫌い」

「日本は韓国に良い印象を持っていない」

あなたはこのようなイメージを持っていませんか?

実際は、そんなことありません。

一部の韓国政府が日本を揶揄しているだけ。

そして日本メディアをバカ正直に信じている一部の日本人が韓国を敵視しているだけ。

両国人は、互いに人気海外観光地No.1に選んでいるし、交換留学も盛んだ。

メディアのパターン化されたネガティブ情報を信じてはいけない。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

パターン化本能を抑えるためには?

 →分類を疑おう!

 

 

 

 

 

⑦宿命本能

~「全てはあらかじめ決まっている」という思い込み~

 

 

「アフリカ諸国は、ヨーロッパ諸国に経済的に追いつくことはできない」

「ヨーロッパは安定的に成長し続ける」

そう思っている人が世界には一定数いる。

しかし、そんな思い込みを持つ多くの投資家は、大事な投資機会を失ってしまっている。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

宿命本能を抑えるためには?

 →ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めておこう!

 

 

 

 

 

⑧単純化本能

~「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み~

 

 

もしあなたが「トンカチ」を持っていたらどうしたい?

「クギ」を打ちたいとは思わないか?

これが単純化本能だ。

「〇〇なら△△である」という考え方は、非常にシンプルでわかりやすい。

しかし、それが盲目となり真実を見えなくしている。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

純化本能を抑えるためには?

 →ひとつの知識が全てに応用できないことを覚えておこう!

 

 

 

 

 

⑨犯人捜し本能

~「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み~

 

 

物事がうまくいかない時、あなたはどうしますか?

誰かのせいにしますか?

それともモノのせいにしますか?

一時的なメンタルを保つ上では、確かにその場しのぎになるかもしれません。

けれど、他責の人間は結局自分の撒いた種で自分を苦しめることになります。

では、どうしたら良いか。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

犯人捜し本能を抑えるためには?

 →誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じておこう!

 

 

 

 

 

⑩焦り本能

~「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み~

 

 

「何とかしないと

このままでは売上目標に届かない

どうしよう」

あなたはこのように焦ってしまうことがありませんか?

焦りは禁物です。

行動も思考さえも停止させかねません。

では、どういう思考を持てばよいのか。

 

 

詳しくはこちら→

 

 

焦り本能を抑えるためには?

 →小さな一歩を重ねよう!

 

 

 

 

 

~終わりに~

 

10の本能」を改善したあなたは、間違いなく世界を正しく見られるようになりました。

 

 

弊ブログでは『ファクトフルネス』と心理学を掛け合わせて紹介していますが、もしあなたが「10の本能」をもっと詳しく知りたいと思うのであれば、本屋に駆け込んで『ファクトフルネス』を手にとって読んでください。

 

 

 

世界が、より正しく見られるようになりますよ!

 

 

『ファクトフルネス』についての共有は、これで以上になります。

 

 

 

これからも、貧困についての投稿を続けていきます!

 

 

 

引き続き、弊ブログをよろしくおねがい致します。

ファクトフルネス⑬~第十の本能:焦り本能~

こんばんは、とーまです。

 

昨日一昨日と、静岡の焼津に旅行に行っていました。

次の日の今日は、花粉症がひどくてお昼まで寝込んでしまい、タスクを熟せられませんでした。

せめてブログはやろうと、何とか意識を保って書く所存でありますw

 

よろしくおねがいします。

 

 

 

さて、今回で著書『ファクトフルネス』の共有は最後になります。

 

本書に書かれている「10の本能」は、現代人が陥りやすい「思い込み」のことで、それによって多くの人が「データ」や「世界の貧困」について正しく理解できていないと、著者のハンス氏は言います。

 

 

それでは、早速内容に入っていきましょう!

 

 

 

第十の本能:焦り本能

~「今すぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み~

 

 

「この瞬間に決めろ!」

「今日から考え方を変えよう!」

「今すぐ行動しろ!」

 

こういった言葉を、目にしたり耳にしたりする人が多いだろう。

 

 

これらは「販売員」がクロージングのために使ったり、「活動家」が不安を煽って自身の市場価値を上げようとするために使われていることが多い。

 

 

 

「せっかくだから買っていきなさいよ!ここでしか買えないよ!」と、日本人消費者に響きやすい「限定」という言葉をちらつかせる観光地の販売員や、

 

「今こそ、我々は立ち上がらなければなりません!」と、選挙演説で公言する立候補者など、

 

「焦り本能」は我々が思っている以上に、日常にたくさん潜んでいる。

 

 

また人間の特徴として、目の前のリスクと何年後に起こりうるリスクとがある場合、前者を重んじ未来を軽んじる傾向がある。

 

 

逆に、これを逆手に取った商法もある。

 

 

「保険」がその最たる例だ。

 

人は短期的にしか考えないはずなのに、なぜか「保険」など長期の不安を煽られると、ほいほいと加入してしまうのだ。

 

 

 

気づいた方もいるかも知れないが、その不安を煽っているのは誰だろうか?

 

 

そう、「販売員」だ。

 

 

結局、未来だろうが近未来だろうが、その不安を煽られて意思決定し、行動を起こすのは「今」である。

 

 

僕も何度かそう謳った「ネットビジネス」に騙され、合計50万円ほど騙し取られてきた。

 

「ITの知識は必須だよ」

「権利収入を得て将来は有意義に暮らそう」

「簡単にお金が手に入る」

 

今見たら本当に臭い文言ばかりだが、就活を終え日本に危機感を覚えていた僕は、「今すぐ変わらなければならない」と考え続けて行動を起こしていた。

 

 

 

確かに、行動することから全ては始まる。

 

 

しかし、行動を起こす前に決断する(考える)自分は必ずいる。

 

 

 

この「考える自分」が正しい物事を見えていないと、その行動はただの見切り発車になってしまう。

 

 

それを弊ブログが共有している『ファクトフルネス』では、「思い込み」と「事実」には乖離がある、として書かれている。

 

 

 

例えば、貧困に関しても「途上国に必要なのはお金」と、単純な思い込みをしている人が多いだろう。

 

でなければ、本書で出題されている「世界の貧困13問」の正解率が12%前後に終わったりはしない。

 

 

 

実際に彼らが必要としているものと言えば、

「基本的な医療」「電気」「きれいな水」「トイレ」「避妊具」「マイクロクレジット」などの、いわゆる社会インフラだ。

 

 

それが当たり前になってしまっている我々は、彼らはお金だけに困っていると「純化(単純化本能:第八の本能)」して考えてしまい、その思い込みのせいでこのような事実が見えなくなってしまっているのである。

 

 

 

先進国では「イノベーション」が必要とされているが、途上国の貧困撲滅には「イノベーション」は全く必要ない。

 

 

必要なのは、貧困を消し去ることができた前例を、他の地でも提供するという「行動」だけなのだ。

 

 

 

 

 

けれど、多くの人はなかなか途上国現地に赴くことはできないだろう。

 

 

そんな我々にもできることはないだろうか。

 

 

 

 

あります!

 

 

 

フェアトレードです。

 

 

 

簡単に言うと、我々は「購買する」という行動で、彼らの労働環境健康状態を良くしていく事ができるということです。

 

 

これを「倫理消費(エシカル消費)」と呼ぶのですが、これを知っている日本人は残念ながら1割程度しかいません。

 

 

僕は「フェアトレードタウン逗子」を運営しているのですが、この「消費者が倫理消費を知らない」という課題は非常に難しいです。

 

 

そもそもこれを広めるために、我々フェアトレードタウンは継続的な活動やイベント活動を行っているという部分があるくらいです。

 

 

 

 

 

 

今回の内容をまとめるとこんな感じです。

 

 

われわれは今すぐ変わる必要はありません。

そもそも、進化はいきなり起こったりしないでしょ?

だから「行動」を煽るものには、何か裏があるとまず考えてください。

 

ただし、貧困撲滅のためには「今すぐ」行動する必要があります。

早く動いた分だけ、問題は小さいうちに抑えられます。

そのためにも「フェアトレード」を知ってください。

 

自分の購買が、途上国の彼らを助けることに寄与できます。

そういった僅かな社会貢献にも積極的に参加してください。

 

ビニール袋はもらわない

ストローは使わない

 

日々の基本的なところを見直すだけで、思考も行動も大きく変わります。

 

バタフライ効果」というものがあります。

蝶の羽ばたきがハリケーンをも巻き起こしてしまう、というあれです。

 

つまり、自分にとっては小さなことでも、誰かにとっては大きな事になりうることの例えです。

 

そういった些細な「心がけ」ができる人間になってください。

 

 

そして、弊ブログはこれからも「PoorerProject」を掲げ続け、貧困撲滅のために皆様に情報を共有してまいります。

 

 

僕ができることはこんな小さなことですが、皆さんが購読してくださり、フェアトレードを知ってもらえて、倫理消費をしてくれるよう育むことができれば、途上国の生活は少しずつ改善されていくでしょう。

 

 

そう、バタフライ効果ですよ!

 

 

そういった願いを込めて、これからもブログを書き続けていきます。

 

 

 

『ファクトフルネス』の共有は、今回で終了です!

13回もの間、ご高覧いただきありがとうございました。

 

 

これからも、弊ブログをよろしくおねがいします。