賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

バブルが崩壊し経済力を失った結果、自信を失って少子化となってしまった日本。~「お金」と「自信」の相互作用を知っていますか?~

こんちは!とーまです。

 

今日は1週間ぶりに6時間以上寝られました~~~

今日は1日何もないので、この一週間の出来事をまとめることに専念したいと思います。

 

あ、今日は22:30からサッカー日本代表ウズベキスタン戦がありますので、みなさんも一緒に観ましょう!!

 

 

さて今日の記事についてですが、一昨日のディベートのときに使ったデータから発想を転換して作ろうと思います。

 

 

内閣府が平成25年度に作成した若者の意識を調査したデータによると、「自分自身に満足している」と答えた若者は、国際比較すると以下のグラフのようになっています。

 

図表1 自分自身に満足している

 

これは逆に言えば、つまり「自分に満足していない(自信がない・理想とのギャップがある)」と答えた人はその逆数になるので、その数値は、

 

日本:54.2%

韓国:28.5%

米 :14.0%

英 :16.9%

独 :19.1%

仏 :17.3%

瑞典:25.6%

 

となります。

 

 

僕はこの逆数と、日本の少子化には強い因果関係があるのではと心理学的な観点から分析しました。

 

 

 

そして主題の「少子化」に入っていくわけですが、僕は少子化にはこういった経緯があると思っています。

 

 

 

バブルの崩壊

地価・株価の暴落

経済力の暴落

経済面でのストレスから自信喪失

他の面でもネガティブになる(もちろん恋愛面でも)

異性へアタックにいけなくなる

周りがアタックにいかないので、同調効果で自分もいかなくなる

恋愛や結婚を望んでいても、行動に移せない。

少子化

 

 

ぼくは、「少子化」の経緯についてこのようなメカニズムがあると思います。

赤色で書いた文字は、心理作用が影響していると考えられる項目です。

 

このメカニズムを見る上で最も大切になるのが、「お金と自信の相互作用」と「同調効果」です。

 

 

前者については、二通り考えられます。

・もともとお金持ちで、それ故に自信がある人

・ビジネスで成功してお金ができて、自信がついた人

 

 

 

どちらにおいても、「お金」と「自信」は相互的な作用をもたらしています。

しかし一方で、「お金がある」ことが「自信」になっていると言えます。

みなさんも「年収の高さ」や「貯金額の多さ」が、自分の自信につながっていると思います。

 

つまり「お金と自信の相互作用」という面で見た時、

この「お金」という「自信の源」を損なえば、自信も喪失するということです。

 

そして、「バブルの崩壊」がそうさせたのです。

要するに、「バブルが弾けてお金がなくなって自信を喪失した」ということになります。

 

 

この頃は、家長(かちょう)だけが稼ぐことがほとんどだったので、働き手の収入の激減は家庭内にも影響を強く与えます。

父や母が自信を失えば、その自身のなさを見て子どもは育っていきます。

 

同調効果」は、「ネガティブな人」の近くにいれば「ネガティブ」に、「ポジティブな人」の近くにいれば「ポジティブ」になる、といったような効果です。

 

つまり、「親がネガティブ」なら「子ども」も「ネガティブ」になります。

次世代を創る子どもがネガティブになれば、異性へのアタックになどいけません。

告白拒否されることをまず最初に想像するから」です。

 

 

そうして赤色表記の後者である「同調効果」によって、自分の周りの人が誰もアタックにいかないから僕・私もアタックにいかない、となってしまうのです。

 

 

 

こうして、「少子化の負のスパイラル」は出来上がりました。

 

 

 

おそらくバブルなどなければ爆発的に人口が増える(ベビーブーム)など起きなかったと思いますし、それによって起こった少子超高齢社会への突入による増税もなかったのではと思います。

 

ただ、僕は増税に関しては良いと思っていて、しかし社会保障制度については改善が必要だなと思っています。

 

日本の「少子超高齢社会」という現状を「負債」とするか「資産」とするかで、日本の今後の行く末は大きく変わっていきます。

 

メディアアーティストの落合陽一さんも、日本の少子高齢化社会について「かつてないチャンスだ」と指摘しています。

 

 

 

過半数が「負債」と思えば、それに同調効果が生まれます。

過半数が「資産」と思えば、それに同調効果が生まれます。

 

 

あなたは日本をどうしていきたいですか?

未来は不安ですか?

あなたは未来をどうしていきたいですか?

 

 

おそらくそれらについてのあなたの回答は、多くがあなたの回答ではなくあなたの周りの価値観の平均された答えになっているともいます。

 

しかし、その同調効果を行使すれば、日本はよりどん底へと向かっていきます。

 

つまり、日本を良くしたいのなら、あなたがまずポジティブにならなければならないということです。

 

今の日本は「ポジティブ人口の割合」の割合が国際的にも低く、また国内ではマイノリティになっています。(最初のグラフ)

 

その彼らに同調すれば、あなたも日本も終わりです。

 

だから僕は、「逆張り」をして生きているんです。

 

もう一度聞きます。

 

 

あなたは未来をどうしていきたいですか?