賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

絶対に禁酒や禁煙を成功できる方法~「集団性」を活用せよ!~

こんにちは。とーまです。

 

今日は久しぶりにゆっくり寝られました。。。今日の夕方は、起業意識の高い学生の方とお茶をする予定です。どんな時間になるのか楽しみです。

 

みなさんはお酒が好きですか?お酒美味しいですよね。僕はワイン以外飲めませんがw

 

もしかすると、毎日飲むという方も多いのではないでしょうか。夏の暑い日や仕事終わりのビールは格別だといいますからね。それに「酒は百薬の長」とも言いますよね?これは、お酒を飲まない人より飲んでいる人のほうが、死亡率が低くなるということを意味する言葉です。下のグラフがそれを表しています。

 

出典:Circulation. 2007;116:1306-1317.

 

しかし、この認識が誤りであることがオックスフォード大学の研究により判明しています。また、この内容に関して、2017年12月7日の『林先生が驚く初耳学』という番組でも紹介されいたそうです。42:00ごろからが、その内容についての放送になってます。気になった方はこちらをご覧ください。

 

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では、最新のお酒と健康に関する研究結果はどうなっているのかをご説明します。結論から申しますと、お酒を飲めば飲むほど死亡リスクが高まります。上記のグラフからは、お酒を全く飲まない人よりも適量飲んでいる人の死亡率の方が低いということが読み取れます。しかし、最新の研究ではこれが間違っているということがわかったのです。何が間違いかと言うと、ここで言う「お酒を飲まない人」の中には「病気でお酒が飲めない人」が含まれた値になってしまっているという点です。よってそれを省いてグラフを再形成したところ、お酒は飲めば飲むほど死亡リスクを高めるということが明らかになったということです。

 

とは言ったものの、ビールのポップには認知機能を向上させる効果があることや赤ワインには健康に良いポリフェノールがたくさん含まれているということもわかっていて、一概にお酒のすべてが悪いというわけではありません。ただ、死亡リスクは高まりますよ~ということを言っているだけのようです。

 

 

しかし、アルコール依存症の方はお酒を控えたりやめたりすることは難しいでしょう。いくら医者にやめるよう勧められても、なかなかうまくいかないことと思います。ヘビースモーカーの大多数が禁煙できないというのと同じです。しかし、止めなければ体の限界を超え死に至る可能性が高まってしまう。。どうすればよいのか。前置きが長かったのですが、ここからが本題です。

 

 

これも結論から言うと、「仲間を作る」ことです。つまり、禁酒をしたい人は禁酒をしたい人と、禁煙をしたい人は禁煙をしたい人と関わりを強く持つということです。これは、アルコホーリクス・アノニマス創始者であるビル・Wが提唱した、人間の「同調効果」や「承認欲求」を活用した改善メソッドです。これまで禁酒や禁煙をしたいと思っていた患者は、医師のところへ定期的に通い、時間をかけて成功させるという考え方が主流でした。しかしこの方法では、医師の目の前では禁煙に成功していますと言いつつも、影で吸ってしまっているということもあり得るのです。そこで、禁煙であれば禁煙、禁酒であれば禁酒の「コミュニティ」を作るのです。「同調効果」のある人間は、同じ問題や志を持つ者と時間を共にすることで、互いに監視し合うことで「切磋琢磨」し合うことができ、目標を達成する可能性が飛躍的に上がるのです。

 

などを想像してみるとわかりやすいかもしれませんね。ぼくは通ったことがないのですが、彼らは成績如何でいくつかのクラス分けをされ、同じ位の学力レベルの生徒を人空間に集めることで、「同調効果」による「切磋琢磨」を促しています。受験期のときは、めちゃくちゃ勉強している人の隣で勉強し他方が、成績が上がるという研究もあるくらいです。最近では、堀江貴文が3人のタレントを集めて4人全員で東大に合格するという企画『ドラゴン堀江』をやっています。以下の動画を観ていただけるとよりわかりやすいのですが、合宿で堀江さんの勉強する姿を間近で見ていた受験者には、「同調効果」による「切磋琢磨ボタン」が押されたと思います。

 

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いかがでしたか。

 

最近は集団よりも個人の動きを大切にしたいという動きが多く見られるようになった気がしますが、集団というものも活用方法次第では自分のメリットになります。

 

会社だってそうです。辞表を出して社畜脱出を目論んで、転職やフリーランスや副業での新たな生活に転じようという人がこの数年でかなり増えてきていますが、会社は上手く利用すれば自分の成長をより引き上げてくれます。

 

僕なんかそうです。就活で悩みに悩んで今の内定先を選びましたが、もうそれはそれは自分に合っていて、僕の成長する機会を会社はたくさん与えてくれます。

 

もちろん社会人になれば「勉強」ではなく「学び」という主体性が問われますが、その「学び」の機会を与えてくれる環境に身を置くことで、自分の成長は飛躍します。そうやって個人と集団の強みを考えていれば、あなたも必然と日々を謳歌できるようになると思います。

 

共に良い日々を過ごしていきましょう。