転職活動16日目「介護業界の最新情報」
こんにちは。
転職活動16日目です。
昨日は転職活動に
進捗がありました。
・IT企業の選考、4/6社通過
・外資系企業の選考、1/1社通過
それと今日は
介護業界のB社に面接行ってきました。
介護業界は
いわゆる「3K」と呼ばれていて、
「きたない、給料が安い、きつい」
というイメージがあります。
僕はその中でも
「きつい」というイメージが強かったです。
それは身体的にというよりも、
「精神的にキツだろうな」というイメージです。
ただ
そういうイメージが本当なのかどうか、
自分の目で耳で確かめたかったので
応募して選考を進めてきました。
そこで今回は、
介護業界の実際の状況を
共有していきたいと思います。
僕が受けたB社では、
給与の水準も23万~という感じで
「安い」というイメージはありません。
むしろ
これほどまでかというほどに
福利厚生が充実していたので、
従業員も働きやすいだろうなと感じました。
あとは
資格を取ればそれだけ給与も上がり
介護以外の部署や仕事場にも移れる公募制もあったので
キャリアチェンジも申し分ないと思います。
ただ
この国家資格を受験するにあたっての条件の一つが、
介護での現場経験が3年以上必要である
というもので、
僕的にはこれがネックだなと感じました。
前職のベンチャーでは
頑張ればがんばった分だけ
給与も役職も上がったので、
ここは経験による乖離が出ました。
そもそも
僕が介護業界に着目した点があります。
それは
日本は世界で最も高齢化が進んでいる国であり、
そのため技術も経験も先進であることを強いられる、
これをポジティブに考えると、
今後起こりうる中国やインドなどの高齢化を見据えたら、
日本の介護技術が
世界のニーズとしても大きなものになると考え
長期的に見れば非常にやる意義のある仕事だと感じました。
その介護業界の魅力について
僕は面接で語ったのですが、
そのやり取りの中で
思いもよらぬ事実を知りました。
それは、
「日本人以外の労働者が介護してはいけない」
という規制があることです。
一部可能だそうですが、
就労ビザを持つ学生たちが
アルバイトの立場として労働することが
ようやく可能になったレベルらしく、
国との制度や改革のやり取りに
悪戦苦闘しているようです。
そういった
国や自治体などの進行スピードと
業界の拡大スピードの乖離という点も
非常に悩まされる部分となりました。
最後に、
昨日の選考において
僕なりの介護業界の考察をしていきます。
①福利厚生がいい
→
これは僕が受けたB社が
たまたま良かったという可能性も否めませんが、
人材不足に警鐘が鳴らされている業界の一つともあって
一人でも多く介護業界で長く働いてもらいたいという
雇用側の目線があるのは確実で、
その中でこれほど充実させた福利がないと
離職してしまう人が出てしまうほど
現場での疲労感はあるのかと感じてしまいました。
福利厚生はないよりあったほうが良いですが、
ありすぎるというのも僕的には不安を感じます。
②性格上の向き不向きがある
→
これは実際に僕が面接官に話した内容です。
「僕はストイックな一面がありますが、
それが入居先のスタッフや入居者にとっては
プラスに働くかマイナスに働くか。
バッティングがあってはいけないので
本音を教えていただきたいです。」
そこから5分ほど性格診断みたいな会話があって、
結局わかったことが、
現場のスタッフと切磋琢磨するような
仕事環境ではないということ。
前職では切磋琢磨が日常あったので、
自分が切磋琢磨を日々求めている意識はなかったのですが、
昨日の面接で
「切磋琢磨による自己成長の叶う職場」を
自分は求めているのだとわかりました。
③資格勉強には主体性が必要
→
介護業界だけではありませんが、
会社で資格保有者を優遇している会社は
結構多いです。
しかしこの資格の勉強という面において、
少なくとも僕は
給料を上げるために勉強するということは
全くできません。
ぼくは給料欲しさに仕事をしているのではなく、
自己成長のために仕事をしているので
こういった制度下での資格勉強には
主体性が全くありません。
取りたくもない大学の講義の単位を
強制させられているかのようです。
そして僕は現在の転職活動で
IT企業もみているのですが、
ITの資格のための勉強ができるかと
自分に問うてみたところ、
難しさはあるだろうがやりたいと思えると
そう答えたので、
やはり介護業界に進みたいという
自分の主体性の無さに気づいたのも
内定を辞退するには十分な理由だと感じました。