IT未経験挑戦まで残り18日「インフラ化した飲食業は潰れない」
こんばんは。
IT未経験挑戦まで残り18日です。
2020年2月のインターネット調査では、
前年同月比で売上が下がったと
回答したお店が約60%に上っています。
これはコロナショックの影響により、
営業自粛や顧客の足が遠のいたことが
原因となっている結果です。
飲食業は
良くも悪くも水商売(日銭商売)の企業が多く、
日々の売上が上がらないことは
死を意味しています。
営業するリスクなどの困難さから、
多くの飲食店では政府の十分な給付などの政策を
待つことしかできない状況に立たされていますが、
実は政府の目から遠ざげられてしまう
という理由があります。
①飲食業より農業
日本フードサービス協会が発表した
平成30年7月のデータによると、
飲食業の市場規模は約25.7兆円あるとされています。
これほどまでに大きな市場を持つ飲食業ですが、
市場をリードしている日本マクドナルドや
ゼンショーホールディングスでさえ年間売上金額が
約6000億円という市場なので、
市場から見る存在感はそれほど強くありません。
それよりも政府は
JAなどが介在する農業を守るために、
和牛商品券などを配る始末。
つまり政治家目線から考えるに、
守る優先順位が後回しになるのは
そういう理由なのだ。
②インフラ化したスシロー
飲食業ではそんな状況が続く一方で、
資金的な問題や衛生管理などの面において
優位を保っている企業もあります。
スシローです。
水留社長は、
自社のサバイバル力の強さに自信を表しており、
1年は持ちこたえられるキャッシュがある
といいます。
もちろん
内部留保の問題などの意見もあると思いますが、
現在日本型経営(内部留保)が
世界的に再注目されているので
長期的に見たら非常に素晴らしい戦略
だったのかもしれません。
また水留氏は
「嗜好品としての飲食は生き残りが難しい」とし、
外国人観光客などの足が途絶えた
予約の耐えない高級店の生き残りの難しさへの
見解も見せています。
③普段の営業「プラスα」
飲食業が現状で営業する上で特に大変なのが、
衛生管理や顧客への協力の呼びかけである。
寿司屋や肉屋では、普段から衛生管理力が高く
普段の営業にアルコール消毒や
マスクの着用を心がければ
さほど変化はありません。
しかしながらその他の業態では、
新たにスクリーンを用意したり
衛生具を調達したりなど
売上を維持するためにコストが掛かります。
売上を維持するためにコストを掛けると
計算上は利益の減少になりますが、
果たしてこの戦略は功を奏するのでしょうか。
・さいごに
飲食業の生き残りは、
周りの経営者やニュースを見ていても
非常に厳しい状況に立たされています。
そもそも短期的に生き残ることができなければ、
長期的に生き残ることを考える余裕はありません。
しかし例えば5年前からこうなることを想定し、
経営戦略に取り入れている企業は
売上の減少を最低限に留めることができます。
「日銭商売の難しさ」と「戦略の大切さ」を
とても感じました。