賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

IT未経験挑戦まで残り5日「コメンテーターはマジシャン」

こんばんは。

IT未経験挑戦まで残り5日です。

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世の中には

正しいとされる考え方がたくさんあります。

 

例えば

ニュートンが発見した万有引力慣性の法則などは

再現率100%となるものの信用性は最大です。

 

ただ我々が直面しているコロナ禍では、

どの情報が正しいのかわからない状況にあります。

 

例えばインドのERA歯科大学が発表した論文では、

カテキンの一種であるECGCがコロナウイルス

効くとされていましたが、

これは高熱を出してウイルスを死滅させる

という人体本能と同様で

温かい飲み物を飲むことがそもそも

一定の死滅効果を持つため信用性に欠けます。

 

このように各専門家や研究機関が、

人々の希望の光になろうと日々奮闘しています。

 

しかしながらSNS時代では

嘘やデマも同時に出回るため、

本当に正しい研究結果や見解が発表されたとしても

それが飲み込まれてしまう可能性は

非常に高いです。

 

そこでネットリテラシーを高めるために

今回この記事を執筆します。

 

 

インフルエンサーSNS進出

 

スポーツ選手や著名人をはじめ、

世間で名が知られている有名人が

一気にSNSのアカウントを作成し始め

その影響力を発揮しています。

 

しかしながら、彼らは影響力を持つ一方で

その拡散力の高さから大きなデマを広げてしまうと

それが大きな社会現象を起こしかねません。

 

これはいわゆる

ネットリテラシーの部分になるのですが、

いいねやRTで回ってきたものが正しい

というわけではそもそもありません。

 

これはSNSが発起した当時から

変わらない一面なのですが、

SNSには真実もあれば嘘もあります。

 

無知の知」のように、

常にSNSには間違いがある

という前提で情報を精査し

自らが検索し調査しなければ、

どこが発信源なのかを掴むことができません。

 

そしていわゆるデマというのは、

発信源を見つけるコストが高く

嘘の情報だけが独り歩きするので、

トレースできないその情報は

デマだとわかるわけです。

 

ちなみにこの状況を

インフルエンサーが引き起こしてしまう

というのがコロナ禍の特徴でもあります。

 

 

コミュニケーターの役割

 

有名人や専門家がSNSに進出することにより、

様々な見解や事実が行き違っています。

 

例えば「コロナウイルスに何が効くか」

という質問には「わからない」というのが

今の人間の科学の共通の回答ですが、

コロナウイルスに何が効く可能性があるのか」

という質問には様々な回答が見られます。

 

可能性の話をすれば、

信用性あるデータがあるがゆえに

高いと言えるかもしれないが、

それは重力のように

100%の再現性あるものではないので

結局そのコメンテーターの信用力を高めるため

だけのパフォーマンスに過ぎません。

 

そもそも

事実や信用性の高いデータを使用するのは、

自分の見解の正しさを立証するためであって

いわばマジックみたいなものです。

 

ネットリテラシーに問題を抱えている人は、

そのマジックを見て

その現象を信用しているのです。

 

 

さいごに

 

人は不安になると、誰かにすがりたくなります。

 

もちろんすがる以外に

方法が取れない状況もありますが、

悪い人はその不安を利用しあなたを騙します。

 

なのでまず考え方の大前提として、

あなたの不安は漠然としていて

考えを深めていくとそれは大きな問題ではない

ということにほとんどの人が行き着くはずです。

 

自己責任や社会責任という言葉が

コロナ禍ではたくさん飛び交っていますが、

人間の社会はそもそも完成されたものではないので

自分でより良くしようと考えるのが賢明です。

 

また責任について語る人は大概

その檻の外にいるか外に行こうとしているかの

どちらかに大別されるので、

関わらないことが吉です。