賢者への道ブログ

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IT未経験挑戦まで残り4日「フリーランスは自己責任?社会責任?」

こんばんは。

IT未経験挑戦まで残り4日です。

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政府や経団連はこれまで、

国民が自身のライフステージに合わせて

職業を選択できるよう

雇用に流動性をもたせる一環として

フリーランスを推進してきました。

 

ランサーズが調査した2018年のデータでは、

日本には約1100万人の方々が

フリーランスとして働いています。

 

また総務省の調査で

日本では約6700万人(2019年)が就業しているので

およそ6人に1人がフリーランスとして働いている

ということがわかります。

 

しかしながら休業補償の面を見ると、

会社員は8330円/日を支給される一方で

フリーランスは4100円/日しか支給されません。

 

この状況に賛否両論ありますが、

大まかに大別すると「自己責任か社会責任か」で

意見が二分しています。

 

どちらも等しく人のために働いているのに、

なぜこれほどの差が生まれてしまうのでしょうか。

 

 

フリーランスの種類

 

フリーランスは大きく4種類に分けられます。

 

①副業系

②自営業系

③複業系

④自由業系

 

職業としては、

エンジニアやデザイナー、ライターや芸術家など

業種や職種は多岐に渡ります。

 

また年収に関してランサーズの調査では、

フリーランスの平均年収は

186万円とされています。

 

彼らの多くは

「時間の使い方」に魅力を感じており、

日本でも2015年から2018年までの

3年間で約200万人も増え

これからもその働き方をする人が増えていくと

予想されています。

 

 

財源の違い

 

政府が

フリーランスに対して少額の保証にするのは、

被雇用者の場合は雇用保険が財源となる一方で

一般財源から工面しなければならず、

また日頃から節税などの恩恵を置けている面で

差が生まれてしまっています。

 

これに関しては、

同じ働く者の間で制度や仕組みが違っていることが原因となっているので、そもそもの

財源の確保の仕方を見直す必要が出ています。

 

またフリーランスの時給は

会社員の約2倍とされており、

そのため低賃金で働く労働者から保護される

というのも政府の意向の正しさとしては

受け取れます。

 

 

フリーランスは自己責任?

 

これらを踏まえた上で、

政府の給付の仕方や責任の所在について

考えていく必要があります。

 

例えば

フリーランスは自己責任」という考え方は、

フリーランスではない人の声である場合が多く

村八分的な考えによるものです。

 

しかしながら彼らの言う通り自己責任だと

フリーランスの人たちを排除してしまうと、

生活に困窮するフリーランスの人たちが

犯罪や殺人を起こすなど社会的な弊害が

生じるリスクがあるので、

やはり一定の社会責任というものはあります。

 

 

さいごに

 

自分の身に生命の危険を感じたとき、

人は他社を排除しようとします。

 

しかしながら現代社会はグローバル化してしまい、

自給自足の生活をする人や鎖国するなど

殆どないというのが現状です。

 

つまり現代社会では

排他的な考え方や対策をするのではなく、

自分が生き抜くためにも他者を敬う

包括的な価値観が必要です。

 

人は自分が知らないことを毛嫌いします。

 

つまりあなたが何かを嫌いだと排除するとき、

それはあなたがその対象に関して

無知であることを疑ってみてください。

 

そうすれば

「誰に責任がある」という点ではなく

仕組みや制度の穴など面で捉えられるようになり

そういった考え方が社会をより一層

良いものにしていきます。

 

社会を共により良くしていきましょう!