賢者への道ブログ

歴史から学ぶ賢者となり、未来を考える力を養う。

IT未経験挑戦まで残り34日②「5Gの恩恵を受けるのはたった1~2万人」

こんにちは。

IT未経験挑戦まで残り34日です。

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本日2回目の投稿です。

 

 

今月はスマホ通信制限が来てしまい、

日々大きなストレスを感じています。

 

 

そこで

次の二択で悩んでいました。

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Wi-Fiを新しく契約しようか

・iPhone11に契約移行しようか

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結論を言うと、

iPhone11に契約を変更しました。

 

 

変えた理由としては、

・11ギガから50ギガに通信量が増える

Wi-Fi契約時と値段があまり変わらない(月額8000円くらい)

Wi-Fiがなくてもペアリングでパソコンを場所選ばず使える

 

 

 

そんな中で、

僕の利用環境や状況を聞いた上で

コンサルティングして提案してくれたのが

Yさんでした。

 

 

契約の中で、

現在の携帯会社の裏事情や情報を

たくさん教えてもらったので

今回はそれらを共有したいと思います。

 

 

 

①電気代3ヶ月間無料は死ぬほど安い

 

これは僕自身、

新電力を販売していた経験があるので

その経験からの事実なのですが、

現在新電力会社は

全国に500社ほどあります。

 

 

これは新電力会社の裏事情ですが、

もちろんビジネスなので

キャッシュフローというものがあります。

 

 

 

例えば、

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地域電力(東京電力など)

↓ 100円/kwh

消費者

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で提供していたとします。

 

 

これが

新電力会社を挟むことで

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地域電力

↓ 90/kwh

新電力会社

↓ 95/kwh

消費者

=========

で提供できるシステムです。

 

 

これで誰が得するのか。

 

 

構造上は、

上記三者全員が得します。

 

・地域電力は新電力からロッドで大量購入してもらうことで安定した収入を得

・新電力会社は100のものを90で買取、95で販売するので、その差額の5を利益とし

・消費者も今まで100だったコストが95で済むようになる

 

 

 

しかし、

冒頭にも書いたとおり

新電力会社は500社もあり

割引率を高めれば利益が減るというのは

どの会社もシステム上は同じなので、

どんなに割り引ける会社でも

10%が限界に近いです。

 

 

厳密に言うと、

一概にもそうとは言えません。

 

例えば、

月々3万円も電気代を支払う

いわゆるハイエンドユーザーのほうが、

月5000円しか支払わない

ローエンドユーザーより

割引の恩恵を強く受けられる

ということは新電力会社の中でも

かなり多いです。

 

 

 

話がかなり脱線してしまっているので

そろそろ本題に戻るのですが、

この新電力市場の激しい競争において

ソフトバンクが打ち出している

「電気代3ヶ月間無料」というのは

それを生業にしていた僕からしても

そうとう変態的な安さです。

 

 

年間のうち3ヶ月分の料金が0になるので、

ほぼほぼ「年間25%オフ」

と書いているのと変わりません。

 

 

ただ

おそらくご理解いただいていると思いますが、

最初の3ヶ月以降は割引が0なので

例えばこのまま2年使ってしまえば、

24ヶ月のうちの3ヶ月間が無料になってしまい、

せいぜい12%割引くらいにとどまります。

 

まあこれでも

相当安いんですけどね笑

 

 

 

②新品iPhone大好き日本人

 

こちらを見ていただきたい。

https://www.globalmarketingchannel.com/press/survey20180927

 

これは一昨年のデータではあるが、

世界各国のスマホの利用状況を見ても

日本人のiPhone利用率はかなり高い。

 

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韓国:サムスン

中国:ファーウェイ

米国:アップル

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この三国においては、

自国の製品の利用数が高いというのは

政治的な理由・経済的な理由含めて理解ができるが、

それにしても日本人の

このアップル好きさというのは異常なものだ。

 

 

そして

日本人のスマホ選びも

世界的に見ると特徴的である。

 

 

 

日常的にスマホを利用している日本人には

あまりイメージがないと思うが、

スマーフォンというのは非常に高価なもので

新品で購入するのはほとんど富裕層だそうだ。

 

 

そして

その富裕層たちが使っていた

中古のスマホを利用するという状況が

世界ではベターである。

 

 

まあここには正直、

民族的な傾向があると思う。

 

 

 

日本人は、

誰かだ耳に当てた携帯を

自分が使うというのはあまり好まない。

 

農家の人みたいに、

誰が作った野菜かがはっきりわかるようになれば

少しは日本でもスマホ

中古市場が潤ってくるかもしれないが。

 

 

 

 

③国が携帯キャリア会社に公正競争を促進する理由

 

 

総務省は2018年の6月に

携帯キャリア各社に

公正的な競争をするようにと命じたことは

あなたもおそらく知っていると思います。

 

 

では、

総務省がそうした理由はご存知ですか?

 

 

「独占をしないように」

「消費者が不利にならないように」

 

それもあります。

 

 

これは裏話になるので

外界にその文書が載っている

というわけではありませんが、

スマホの中古市場を活性化させるため」

だという風に言われています。

 

 

MMD研究所の調査によると、

2016年から2019年にかけて

大手キャリア三社も格安スマホ

年々月額料金が増加傾向にあります。

 

 

そしてこれからも

利用料金というのは年々増えていきます。

 

というのも、

これからもITを筆頭に技術は発展していき

その技術を搭載したスマホ

毎年毎年発売されていくわけです。

 

技術を高めるためには

資金が必要なわけで、

それが高度になればなるほど

膨大な額になっていきます。

 

そのお金を誰からもらうのか。

 

「ユーザー」です。

 

 

つまり

技術が発展すれば発展するほど、

スマホの料金は上がるわけですね。

 

 

最近では

NTTやSoftBankが「5G」宣言を始めて

それにも当然基地局の設立費や

他にも諸々費用がかかるわけです。

 

 

この

年々上昇傾向に見られる

スマホの月額料金を

不当に上げさせないように

国が監査して実行するよう要請したわけです。

 

 

 

④大手キャリアの顧客のとり方の変化

 

これらに伴って、

キャリアは顧客の獲得方法も

変化させざるを得ません。

 

 

昔は

「学生永年無料」なのどキャンペーンがありましたが、

これも独占禁止にあたるとされ

早々と打ち切りになりました。

 

 

それ以外にも、

商品券を配ったり

スマホカバーやフィルムを渡したり

現金をキャッシュバックさせたりなども

現在は禁止させられている模様です。

 

 

裏の情報によると、

1契約あたりに800円以上のものを

配布することはできないそうです。

 

 

情報弱者

現金の配布に弱いです。

 

今もコロナウイルスの影響で

他国が現金給付しているのだから

我が国でも現金を全員に配れなど、

携帯キャリアが顧客を確保するときも

やはり現金をちらつかせたほうが

顧客の心理をつかみ取り

契約に結びつきやすいのです。

 

 

しかし

これからはそうは行きません。

 

 

独占が禁じられ、

各キャリアがどのような戦略を取るのか

5G世界が目の前に来ていますが

これは非常に見ものです。

 

 

 

⑤5Gの携帯を持っていてもほとんどの人には無意味

 

我々が現在利用している4G。

 

 5Gはその10倍もの通信速度を実現させるという。

 

 

現在NTTでも大々的に広告を打っているが、

この5Gとはそもそも何なのか。なんのためにあるのか。

 

 

結論から言うと、

5Gを使うことによるメリットは

日常生活では殆どありません。

 

 

つまり

新しい物好きで5Gのスマホを買っても、

自分のライフスタイルによっては

4Gの頃と何も変わらないわけです。

 

 

では

5Gの何がすごいのか。

 

 

YouTuberなどの

いわゆる「動画投稿者」たちが

自分の作成した動画をダウンロードするのには

これまでの4Gではかなり時間を要していました。

 

しかし

それが1/10の時間でできるようになるので

タイムラグが少なくなり

イムリーでお届けすることができるようになるわけです。

 

 

しかしながら、

ハイエンドの動画投稿者は

日本に1~2万人程度と言われているので、

法人を除く一般的な人々にとっては

5Gの恩恵を利用しながら受けることは

殆どありません。

 

 

「法人を除く」と書いたのには理由があって、

例えば自動運転やドローン配達などでは

5Gはすごい力を発揮します。

 

 

後は

スポーツなどの中継も

360°で観戦ができるようになり

その臨場感をテレビ画面で

体験できるなどのメリットはあります。

 

 

しかし

5Gも現状は利用できる環境が

ごく一部に限られており、

それもキャリアによって様々です。

 

 

5G世界が

日常的に体感できるようになるのは

おそらく5年先になると予想されています。

 

 

 

 

さいごに

 

 

自動車産業や情報産業を見ていると、

技術の革新というのは

ものすごいスピードで起きています。

 

そうして起こるものは何か。

 

 

情報格差です。

 

 

知っている人ほど得をし、

知らない人ほど損をする。

 

 

これはすでに

近年起こりつつあります。

 

 

情報格差が起こると、

所得格差も同時進行していきます。

 

 

地球上の資産は、

約1%の人たちが半分以上を占めています。

 

 

では我々と彼らとでは

どこに差があるのか。

 

 

言うまでもなく、情報収集量です。

 

 

 

自分の平均年収が、

自分の周りの人たちの年収の平均と同等

と言われるように、

情報の質も付き合う人たちによって

変わってきます。

 

 

 

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もうダメだと、未来を諦めてしまうのか

何とかしようと、未来を前向きに捉えていくのか

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あなたはどちらの世界を選びますか?